「2セット先に取られたのに、そこから勝ったの?」――男子バレーボール日本代表が、ホームの大阪で大きな逆転勝利をつかみました。
カナダ戦は、最初から日本のペースだった試合ではありません。むしろ序盤は相手に押し切られ、第2セット終了時点であと1セット落とせば敗戦という状況。それでも第3セットの接戦をものにし、第4、第5セットまで一気に取り返しました。ここでは試合の数字を追いながら、何が起きたのか、次のベルギー戦はいつなのかを分かりやすく見ていきます。
日時:2026年7月16日 19時20分(現地時間)
会場:大阪
結果:日本 3-2 カナダ
セット:18-25、24-26、29-27、25-19、15-11
2セットダウンから3セット連取。数字で見る大逆転

第1セットは18-25。日本は7点差で先行を許しました。続く第2セットは24-26と競り合ったものの、最後の2点を取り切れず、セットカウントは0-2になります。
勝負の境目は第3セットでした。通常の25点を超えるデュースの攻防を29-27で制し、ようやく1セットを奪取。ここで終わらず、第4セットは25-19、第5セットは15-11で取り切りました。公式のセットスコアだけを並べても、苦しい立ち上がりから少しずつ主導権を取り戻した様子が伝わります。
ラッシー
開幕10連勝。ただし「無傷」と「楽勝」は別もの
日本バレーボール協会の結果ページでは、カナダ戦終了時点の日本は10勝0敗と記載されています。前日の7月15日には、世界王者イタリアとのフルセット戦を3-2で制して9連勝。そこから連日の5セット戦を勝ち切り、開幕10連勝に到達しました。
ただし、数字だけを見て「ずっと一方的に勝っている」と受け取るのは違います。イタリア戦もカナダ戦も最終第5セットまでもつれています。特にカナダ戦は2セットを先取され、1セットも落とせない場面からの逆転でした。連勝の価値は、危ない場面がなかったことではなく、危ない場面でも勝ち方を見つけたことにあります。
次ページでは、連戦となるベルギー戦の開始時刻、予選ラウンド残りの日程、観戦前に押さえておきたいポイントをまとめます。