洗濯物が多い日、洗濯槽へぎゅっと押し込んでいませんか。
ラッシー
洗濯槽にまだ隙間があるなら、もう少し入れても大丈夫だと思ってた!
先に結論
詰め込みすぎると衣類が動きにくくなり、汚れ落ちが悪くなることがあります。
最初に確認するのは『槽の何割か』ではなく、使用中の洗濯機の取扱説明書にある選んだコースの上限kgです。洗濯だけの容量と乾燥まで行う容量も別々に確認します。
※最大容量の7割前後を実用目安として案内する例はありますが、全機種・全コース共通の故障限界ではありません。
最初に確認するのは『槽の何割か』ではなく、使用中の洗濯機の取扱説明書にある選んだコースの上限kgです。洗濯だけの容量と乾燥まで行う容量も別々に確認します。
※最大容量の7割前後を実用目安として案内する例はありますが、全機種・全コース共通の故障限界ではありません。
パナソニックは、定格容量以下なら一度に洗う量が多いほど水や電気の節約になる一方、入れすぎると衣類の回りが悪くなり、消費電力が増えると案内しています。つまり、効率がよいのはコース上限内のまとめ洗いであり、限界まで押し込むことではありません。
なぜ詰め込みすぎると汚れが落ちにくいの?
洗濯機は、衣類を動かしながら洗います。洗濯物が多すぎると動く余地が小さくなり、洗い方の働きを生かしにくくなります。

STEP
1
衣類を入れすぎる
槽の中で衣類が動ける余地が小さくなります。見た目に入ったとしても、選んだコースの容量を超えている場合があります。
STEP
2
衣類の動きが妨げられる
衣類が十分に動きにくくなり、洗い方の働きを生かしにくくなります。
STEP
3
汚れ落ちが悪くなることがある
日立はドラム式・タテ型の両方で、洗濯物を入れすぎると汚れが落ちにくくなると案内しています。
縦型でもドラム式でも『入れすぎ』には注意
洗い方は異なりますが、日立の公式サポートは両方式について、入れすぎると汚れが落ちにくくなると説明しています。方式名だけで『縦型は7割、ドラム式は半分』などと一律の割合を決めず、機種とコースの上限を優先しましょう。
シャープは、量が多いと衣類同士の摩擦・布絡みが増え、傷みやすくなると案内しています。ただし、詰め込みすぎで『必ず洗濯機が壊れる』とは一律に断定できません。異常な振動・音・運転停止がある場合は使用を止め、取扱説明書を確認してください。
最優先は「選んだコースの上限kg」
洗濯機の本体や商品ページに「10kg」「12kg」と書かれていても、すべてのコースでその量を洗えるとは限りません。標準、おいそぎ、おしゃれ着、毛布、洗濯~乾燥など、コースごとに上限が分かれています。
現行機種の公式説明書を見ると、上限はこれだけ違う
日立 BD-SX130Kの例では、標準コースの洗濯は13kg、おいそぎは7kg、柔らかコースは4.5kg、デリケート・おしゃれ着は3kg、標準の洗濯~乾燥は7kgです。同じ1台でも、選ぶコースによって上限が大きく変わります。これは一機種の例なので、実際には使用中の機種の取扱説明書を確認してください。
容量のkgは「乾いた衣類の重さ」が基準
洗濯機の容量は、濡れたあとの重さではなく、乾いた衣類の質量を基準に考えます。パナソニックは、定格容量をJISで規定された布地で測った値と説明し、衣類の種類・大きさ・厚さによって実際に洗える量が異なると案内しています。
同じ1kgでも、薄手のシャツ、厚手のスウェット、バスタオルでは、かさや槽内での動きやすさが違います。毛布や掛け布団のような大物は、重さだけでなくサイズ、素材、折り方、使用できるコースまで取扱説明書で確認してください。
では「7割」は間違いなの?
- シャープは「洗濯のみ」について、決められた最大容量までは洗えるとしたうえで、汚れ落ちや衣類の傷みが気になる場合は最大容量の7割以下を目安として案内
- パナソニックの一般向け記事では、ライオンの調査紹介として約6~7割を推奨
- 日立 BD-SX130Kの取扱説明書では、最大洗濯容量の7~8割を目安として案内
つまり、メーカーや機種、目的によって表現が異なります。「槽の高さ7割までなら必ず正解」「7割を超えたら故障する」という意味ではありません。
覚える順番はこちら
1.使用中の機種の取扱説明書を開く
2.選んだコースの上限kgを確認する
3.洗濯だけか、乾燥まで行うかを確認する
4.その範囲内で、汚れ落ちや衣類の傷みが気になる場合にメーカーの実用目安も参考にする
『7割』は4番目の補助目安で、1番目の共通ルールではありません。
2.選んだコースの上限kgを確認する
3.洗濯だけか、乾燥まで行うかを確認する
4.その範囲内で、汚れ落ちや衣類の傷みが気になる場合にメーカーの実用目安も参考にする
『7割』は4番目の補助目安で、1番目の共通ルールではありません。
次のページでは、自宅の洗濯機で適量を確かめる手順と、見落としやすい「洗濯容量」と「乾燥容量」の違いを整理します。
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