柔軟剤の入れすぎによるタオルの吸水性低下と適量を示す図解

柔軟剤を多く入れるとタオルの吸水性はどうなる? メーカー公式の答え

吸水性が低下したタオルの回復方法

柔軟剤の入れすぎで吸水性が低下したタオルは、諦める必要はありません。化学製品PL相談センター(日本化学工業協会)によると、回復方法があります。

庭の物干しロープに木製ピンで干された2枚の白いタオル
画像はイメージです
STEP 1
柔軟剤を使わずに洗濯する
吸水性の低下が気になったら、柔軟剤を使わず、洗剤を入れて通常どおり洗濯します。しばらく柔軟剤を使わずに洗濯すると回復すると案内されています。
STEP 2
回復までの回数はタオルによる
回復までの回数は、タオルや柔軟成分の付着量によって異なります。化学製品PL相談センターは回数を明示していません。
STEP 3
回復したら表示量を守る
回復後に柔軟剤を使う場合は、商品に表示された使用量を守ってください。
i ホットマン公式のアドバイス
ホットマンは自社タオルについて、使い始めからの柔軟剤使用を控え、手触りが硬いと感じてから数回の洗濯に1回程度、使用量の目安を守って使うよう案内しています。ほかのタオルは、メーカーの取扱表示を確認してください。

製品差:香りの強いタイプと無香性タイプ

国民生活センターの試験では、製品タイプによって結果が異なりました。

  • 香りの強いタイプ:今回の試験では、表示の2倍量でTVOCが顕著に上昇。表示量を守る
  • 無香性・微香タイプ:今回の試験では、2倍量にしても表示量使用時からのTVOC上昇はみられなかった。ただし、入れすぎを推奨する結果ではない
  • いずれのタイプも、吸水性や仕上がりについては商品の表示量とタオルの取扱表示を守る

パナソニックの公式FAQでも「柔軟剤も多く入れすぎると衣類の黒ずみの原因になる」と案内されています。柔軟剤の適量は、タオルの吸水性だけでなく、衣類の色を守るためにも重要です。

よくある疑問

Q 柔軟剤を多く入れるとタオルが柔らかくなる?
A
表示量を超えて使う必要はありません。入れすぎはタオルの吸水性や汚れ落ちが悪くなる原因になるため、製品の表示量を守ってください。
Q 吸水性が低下したタオルは捨てるしかない?
A
いいえ。化学製品PL相談センター(日本化学工業協会)によると、しばらく柔軟剤を使わずに洗濯すると回復すると案内されています。回復までの回数はタオルや付着量によります。
Q タオルに柔軟剤は使わないほうがいい?
A
ホットマンは自社タオルについて、使い始めからの使用を控え、硬さを感じてから数回の洗濯に1回程度、使用量の目安を守るよう案内しています。ほかのタオルはメーカーの取扱表示を確認してください。
Q 香りを強くしたい場合は?
A
使用量を増やさないでください。パッケージの「香りの強さの目安」を参考に商品を選び、表示量を守りましょう。自分には快適な香りでも、他人には不快に感じられ、体調を崩すという申し出もあるため、周囲への配慮が必要です。

まとめ:柔軟剤は表示量を守って

* この記事の要点
・柔軟剤の入れすぎはタオルの吸水性を低下させることがある
・原因は柔軟成分の疎水性による過剰吸着と考えられている
・ホットマンは自社タオルで使用を控えるよう案内
・香りの強いタイプを表示量の2倍使った試験では、表示量時よりTVOCが顕著に上昇した一方、臭気判定士が感じたにおいの強さに明らかな差はなかった
・吸水性の低下は柔軟剤を使わない洗濯で回復する場合がある
・すべての製品に当てはまるわけではない。製品とタオルの表示を優先

柔軟剤は入れすぎず、商品とタオルの表示に従いましょう。吸水性を保ちながらふんわり仕上げたいときは、脱水後にタオルを振ってパイルを立て、乾燥しすぎを避ける方法もあります。

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参照した公式情報

※本記事は2026年7月時点の各社・各機関の公開情報をもとに作成しています。製品や洗濯機によって使用条件が異なるため、実際に使う際は商品の表示と取扱説明書を優先してください。