海外旅行英語“One coffee, please”だけじゃ恥ずかしい!?大人のカフェ英語入門

カフェ英語

カフェ英語で「One coffee, please」が通じるけど、通じない話

あなたがもし、海外のスターバックスで「ワンコーヒープリーズ」と言っていたなら、それ…
通じるけど、通じてないかもしれません。

いや、誤解しないでください。意味は伝わります。

でも、その一言には「サイズも種類も指定しない、英語も不慣れな日本人です」というメッセージがこっそり隠れているんです。

これは僕が、ニューヨークのスタバで本当に味わった“気まずい沈黙”から気づいたこと。
「ワンコーヒープリーズ」と言った直後、バリスタがこう聞いてきたんです。

“What size? What kind of coffee?”

あ、そうか…って、注文って、英語力だけじゃなく“準備力”も必要だったんだなって心から思いました。
英語が話せる人って、実は「よく使うパターンをあらかじめ持ってる」んです。とっさに出てくる自然な一言。それがカフェ英語の本質。

そしてこの記事では、そんな「とっさに出せる」「通じてかっこいい」カフェ注文フレーズを40個、シーン別にご紹介します。

こんな方に向けています

  • 海外旅行や出張でちょっとかっこよく注文したい
  • 英会話を始めたいけど、まず実用的なところからやりたい
  • 「英語=勉強」という呪縛を捨てたい大人の方

どうせなら、恥ずかしいより、スマートに。
その第一歩、カフェ注文から始めませんか?

普段から英語を楽しみながら学ぶ方法 ⇒ https://life-supports.co.jp/english/?p=627

これマジ最強↓

目次

知っておきたいカフェ英語の基礎単語

カフェ英語の基礎単語

カフェで通じる英語を話すためには、まず“共通言語”としての単語を押さえておくことが大切です。
とくにスターバックスなどの海外カフェチェーンでは、サイズや種類の呼び方が日本とまったく違うんです。

☕ サイズの呼び方(スタバ特有)

日本の感覚英語表現意味合い
小サイズTall“背が高い”じゃない、これが一番小さい
中サイズGrandeイタリア語で“大きい”、でも中間サイズ
大サイズVenti“20オンス”=約590ml。かなり大きめ

「Small, Medium, Large」と言いたくなりますが、スタバでは通じにくいことも。
地元の言い方に合わせるのも、カフェ英語のマナーです。

☕ よく出るドリンク種類

英語表現意味・特徴
Latteミルクたっぷりのエスプレッソ系
Americanoお湯で割ったエスプレッソ
Cappuccino泡多め、ふわっとした口当たり
Mochaチョコ入りの甘めラテ
Macchiato「染み」=少量のミルク付き
Cold Brew水出しでじっくり抽出したコーヒー

スタバに行くと「Frappuccino」など日本にない種類もありますが、まずはこの辺が使えれば会話が成立します。

☕ その他覚えておきたい英単語

  • decaf(ディカフ)=カフェイン抜き
  • skim milk(スキムミルク)=無脂肪乳
  • shot(ショット)=エスプレッソ1杯分
  • extra(エクストラ)=追加
  • whip(ホイップ)=ホイップクリームのこと

このあたりを把握しておくだけで、次の「40選フレーズ」への理解度と使える度がグッと上がります。

通じる・伝わる・かっこいい!カフェ注文フレーズ40選

カフェ注文フレーズ

カフェでの注文は、「ただ言葉を並べる」だけではなく、「どの順で、どう伝えるか」が重要。
ここでは4つのカテゴリに分けて、今すぐ使える実践的フレーズを紹介します!

【基本カスタム編】— まずはこれを覚えて!

  1. Can I get a tall latte, please?(キャン・アイ・ゲット・ア・トール・ラテ・プリーズ)=トールサイズのラテをお願いします
  2. I’ll have a grande cappuccino.(アイル・ハブ・ア・グランデ・カプチーノ)=グランデサイズのカプチーノをください
  3. One venti Americano to go.(ワン・ヴェンティ・アメリカーノ・トゥ・ゴー)=ヴェンティサイズのアメリカーノをテイクアウトで
  4. I’d like a mocha with soy milk.(アイド・ライク・ア・モカ・ウィズ・ソイ・ミルク)=モカをソイミルクでお願いします
  5. Could you make it decaf?(クッド・ユー・メイク・イット・ディカフ)=カフェイン抜きにしてもらえますか?
  6. No whipped cream, please.(ノー・ホイップト・クリーム・プリーズ)=ホイップクリーム抜きでお願いします
  7. Extra hot, please.(エクストラ・ホット・プリーズ)=熱めでお願いします
  8. I’ll take it iced.(アイル・テイク・イット・アイスド)=アイスでお願いします
  9. Can I get it with skim milk?(キャン・アイ・ゲット・イット・ウィズ・スキム・ミルク)=スキムミルクでお願いします
  10. Make it with oat milk, please.(メイク・イット・ウィズ・オート・ミルク・プリーズ)=オートミルクでお願いします

【応用カスタム編】— ちょっと通ぶれる言い方

  1. Can I get a caramel macchiato, upside down?
    (キャン・アイ・ゲット・ア・キャラメル・マキアート・アップサイド・ダウン)=キャラメルマキアートを上下逆でお願いします
  2. I’d like two shots of espresso in that.
    (アイド・ライク・トゥー・ショッツ・オブ・エスプレッソ・イン・ザット)=エスプレッソを2ショット入れてください
  3. Make it half-caf, please.
    (メイク・イット・ハーフ・カフ・プリーズ)=カフェイン半分でお願いします
  4. Light ice, please.
    (ライト・アイス・プリーズ)=氷は少なめでお願いします
  5. Add one pump of vanilla syrup.
    (アド・ワン・パンプ・オブ・バニラ・シロップ)=バニラシロップを1プッシュ加えてください
  6. Can I get no foam on that?
    (キャン・アイ・ゲット・ノー・フォーム・オン・ザット)=泡なしでお願いします
  7. Can I get it with almond milk instead of regular?
    (キャン・アイ・ゲット・イット・ウィズ・アーモンド・ミルク・インステッド・オブ・レギュラー)=アーモンドミルクでお願いします
  8. Add a splash of cold foam.
    (アド・ア・スプラッシュ・オブ・コールド・フォーム)=少しコールドフォームを追加してください
  9. Could you use honey instead of sugar?
    (クッド・ユー・ユーズ・ハニー・インステッド・オブ・シュガー)=砂糖の代わりにハチミツを使ってください
  10. Can you drizzle caramel on top?
    (キャン・ユー・ドリズル・キャラメル・オン・トップ)=キャラメルを上にかけてもらえますか?

【スタバ玄人編】— バリスタが「おっ」と思うレベル

  1. I’ll have a ristretto shot in my latte.
    (アイル・ハヴ・ア・リストレット・ショット・イン・マイ・ラテ)=ラテにリストレットショットを入れてください
  2. Grande flat white, please.
    (グランデ・フラット・ホワイト・プリーズ)=グランデサイズのフラットホワイトをください
  3. I’d like a nitro cold brew with sweet cream.
    (アイド・ライク・ア・ナイトロ・コールド・ブリュー・ウィズ・スウィート・クリーム)=ナイトロコールドブリューにスウィートクリームをお願いします
  4. Can I get a blonde roast instead of regular?
    (キャン・アイ・ゲット・ア・ブロンド・ロースト・インステッド・オブ・レギュラー)=ブロンドローストに変更してください
  5. Add a pump of hazelnut and one of mocha.
    (アド・ア・パンプ・オブ・ヘーゼルナッツ・アンド・ワン・オブ・モカ)=ヘーゼルナッツとモカを1プッシュずつ加えてください
  6. Triple shot over ice, in a venti cup.
    (トリプル・ショット・オーバー・アイス・イン・ア・ヴェンティ・カップ)=3ショットをアイスで、ヴェンティカップで
  7. Can I get it stirred, not layered?
    (キャン・アイ・ゲット・イット・スターード・ノット・レイヤード)=層にせず、かき混ぜてください
  8. Light whip, extra foam, please.
    (ライト・ホイップ・エクストラ・フォーム・プリーズ)=ホイップ少なめ、泡多めでお願いします
  9. I’d like a quad espresso.
    (アイド・ライク・ア・クワッド・エスプレッソ)=エスプレッソ4ショットください
  10. Can you use breve instead of milk?
    (キャン・ユー・ユーズ・ブレベ・インステッド・オブ・ミルク)=ブレベでお願いします(※生クリーム入りの濃厚ミルク)

【便利テンプレ&状況別】

  1. Can I get the same thing as her/him?
    (キャン・アイ・ゲット・ザ・セイム・シング・アズ・ハー/ヒム)=あの人と同じものをください
  2. What do you recommend that’s not too sweet?
    (ワット・ドゥ・ユー・レコメンド・ザッツ・ノット・トゥー・スウィート)=甘すぎないおすすめはありますか?
  3. Do you have anything non-dairy?
    (ドゥ・ユー・ハヴ・エニシング・ノン・デイリー)=乳製品なしの飲み物はありますか?
  4. I’m allergic to dairy. Can I get something with almond milk?
    (アイム・アレルジック・トゥ・デイリー。キャン・アイ・ゲット・サムシング・ウィズ・アーモンド・ミルク)=乳製品アレルギーです。アーモンドミルクにできますか?
  5. Do you have anything low-caffeine?
    (ドゥ・ユー・ハヴ・エニシング・ロウ・カフェイン)=カフェイン控えめなものはありますか?
  6. I’ll just have a plain black coffee.
    (アイル・ジャスト・ハヴ・ア・プレイン・ブラック・コーヒー)=ブラックコーヒーだけください
  7. Can I pay by card?
    (キャン・アイ・ペイ・バイ・カード)=カードで払えますか?
  8. Is there a restroom here?
    (イズ・ゼア・ア・レストルーム・ヒア)=トイレはありますか?
  9. Can I get a straw, please?
    (キャン・アイ・ゲット・ア・ストロー・プリーズ)=ストローをください
  10. That’s all. Thank you!
    (ザッツ・オール。サンキュー)=以上です。ありがとう!

🔥コツ

この中から「自分の定番」を3つだけ覚えておくだけで、海外での注文が一気にスムーズになります。

例えば

  • “Can I get a tall soy latte, extra hot?” ←ミルク変更+温度指定のシンプル応用
  • “No whip, one pump vanilla” ←甘さ控えめで大人っぽく
  • “Grande flat white” ←通ぶりたい時の王道

僕が海外スタバでフルカスタム注文してみた体験談

海外スタバでフルカスタム注文

正直に言うと、最初はビビってました。

というのも、僕が初めて“ガチ注文”に挑んだのは、シアトルのど真ん中にあるスターバックス1号店
あの観光客も多い有名店舗。並んでる人たちはみんなネイティブっぽいし、なんなら周りはMacBook開いてるビジネスマンばっかり。
そんな中、僕は汗だくでスマホのメモを確認してました。

そのとき、言ったセリフがこれ

“Can I get a grande soy latte, no whip, extra hot, with one pump of hazelnut?”

これ、当時の僕にとっては英語のフルコースみたいな感覚でした。
言い終わった後、バリスタの兄ちゃんがちょっとニヤッとして、

“Sure, coming right up.”
って言ってくれた瞬間のあの解放感、忘れられません。

ただ、実は…その時、「hazelnut」を「ハゼルナット」って日本語っぽく発音しちゃったんです(笑)
でも通じました。完璧じゃなくていい。でも“伝わる”って、めちゃくちゃ嬉しい。

ここから僕は、「フレーズ暗記よりも、実際に使って恥をかく」ことの大切さを知りました。
英語って、知識だけじゃなく“勇気と経験”がセットになって初めて使えるようになるんですよね。

英語が不安な人でも使える!“フレーズテンプレ”の魔法

フレーズテンプレ

英語に自信がない人ほど、“丸暗記する文章”ではなく“型”で覚えたほうがラクです。
実際、僕がTOEIC900超えを達成したときにも、「文法じゃなくてパターン」で会話力がグンと上がった経験があります。

カフェで役立つフレーズにも、魔法のようなテンプレがあるんです。
以下の“型”さえ覚えておけば、語彙力が少なくても、自分好みにカスタマイズして注文できます。

◆ 基本テンプレ①

Can I get a ___ , please?
(キャン・アイ・ゲット・ア(商品名)プリーズ)=○○をください

例:Can I get a tall latte, please?
 → トールラテをください

◆ 基本テンプレ②

I’d like a ___ with ___ instead of ___ .
(アイド・ライク・ア(商品名)ウィズ(変更素材)インステッド・オブ(元の素材))=○○の代わりに△△でお願いします

例:I’d like a mocha with almond milk instead of regular milk.
 → 通常のミルクの代わりにアーモンドミルクでモカをお願いします

◆ 基本テンプレ③

Add ___ , please. / No ___ , please.
(アド ○○ プリーズ/ノー ○○ プリーズ)=○○を追加してください/○○は抜いてください

例:Add one pump of vanilla, please.
 → バニラシロップを1プッシュ追加してください
例:No whipped cream, please.
 → ホイップクリームはなしで

◆ 基本テンプレ④

Could you make it ___ ?
(クッド・ユー・メイク・イット ○○?)=○○にしてもらえますか?

例:Could you make it decaf?
 → カフェイン抜きにできますか?

◆ 基本テンプレ⑤

Do you have anything ___ ?
(ドゥ・ユー・ハヴ・エニシング ○○?)=○○なものはありますか?

例:Do you have anything non-dairy?
 → 乳製品不使用のものはありますか?

この5つのテンプレートが頭に入っていれば、カフェ注文に限らずあらゆる英会話の“型”として応用できます。

あとは「その場で口に出す勇気」だけです!

まとめ:「注文できた」があなたの英語学習のブレイクスルーになる理由

英語 ブレイクスルー

「英語を話せるようになりたい」と思って、単語帳を開いては三日坊主。
僕もそうでした。正直、文法書に飽きたのは5回どころじゃありません(笑)

でもあるとき、ふと立ち寄った海外のカフェで
“Can I get a tall latte, please?” と言って、ちゃんと通じた瞬間。

──体感として、「あ、英語って“使ってナンボ”なんだ」って気づいたんです。

英語は知識じゃない。スキルなんです。
「話せるかどうか」じゃなくて、「伝える経験を積んでるかどうか」。

その意味で、カフェは最高の実戦フィールドです。

  • 注文内容は毎回似ていて練習しやすい
  • 相手がプロ(=バリスタ)なので反応が丁寧
  • 成功すれば即、コーヒーという“ご褒美”がもらえる(笑)

そして何より、“恥をかかずに、通じた”という小さな成功体験が、次の一歩につながるんです。

英語は机の上じゃなく、「注文カウンターの前」で伸びる。
そう信じて、まずはカフェ英語から始めてみませんか?

コスパ最強でマジで学べるのが以下の1冊。お薦めです。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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