
その単語、本当に“世界共通”だと思っていませんか?
「queue? line?」「autumn? fall?」――知らずにズレた瞬間、あなたの英語は一気に“通じない語”へ。
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ボキャブラリー比較表
イギリス英語 (UK) | 意味(UK) | アメリカ英語 (US) | 意味(US) | 使い方例(英文 → 和訳) |
---|---|---|---|---|
autumn | 秋 | fall | 秋 | I love the colours of autumn / fall. → 「秋の色彩が大好きです。」 |
car park | 駐車場 | parking lot | 駐車場 | The hotel has a free car park / parking lot. → 「そのホテルには無料駐車場があります。」 |
queue | 列に並ぶ | line | 列に並ぶ | Please queue / line on the right. → 「右側に並んでください。」 |
trolley | 買い物カート | shopping cart | 買い物カート | Grab a trolley / shopping cart before you enter. → 「入店前にカートを取ってください。」 |
take-away | テイクアウト料理 | take-out | テイクアウト料理 | Shall we order take-away / take-out tonight? → 「今夜はテイクアウトを頼まない?」 |
chemist | 薬局 | drugstore / pharmacy | 薬局 | You can buy it at any chemist / drugstore. → 「どの薬局でも買えます。」 |
motorway | 高速道路 | highway / freeway | 高速道路 | Speed limits are higher on the motorway / highway. → 「高速道路では制限速度が高い。」 |
postbox | 郵便ポスト | mailbox | 郵便ポスト | Drop the letter in the red postbox / mailbox. → 「その赤いポストに投函して。」 |
wellies | 長靴 | rain boots | 長靴 | Kids need wellies / rain boots for the trip. → 「子どもたちは遠足用に長靴が必要です。」 |
petrol station | ガソリンスタンド | gas station | ガソリンスタンド | The nearest petrol station / gas station is 5 km away. → 「最寄りのスタンドは5 km先です。」 |
holidaymaker | 休暇客 | vacationer | 休暇客 | The beach was full of holidaymakers / vacationers. → 「ビーチは休暇客でいっぱいだった。」 |
tick | ✔︎ マークを付ける | check mark | ✔︎ マークを付ける | Put a tick / check mark in the box. → 「枠にチェックを入れてください。」 |
英語を学んでいると、ふとこんな疑問が浮かぶことはありませんか?
「color と colour、どっちが正しいの?」
「映画の中で聞いた“chips”ってポテトチップス?それともフライドポテト?」
「そもそも、アメリカ英語とイギリス英語って何がどう違うの?」
実はこの違い、単なる言葉の違いにとどまりません。
発音、スペル、単語の意味、そして文化的な背景や教育のアプローチまで、
根本的に“考え方”が違うんです。
僕自身、中卒で英語を独学した中でこの違いに何度も戸惑いました。
けれど、違いを「敵」じゃなく「武器」として使えるようになってから、英語力が一気に跳ね上がったんですよ。
この記事では、そんなアメリカ英語とイギリス英語の違いを、初心者にもわかりやすく、時にマニアックに、でも楽しく解説していきます。
どちらの英語が“正しい”のかではなく、
「どう使い分けると伝わるのか」を一緒に見ていきましょう。
アメリカ英語とイギリス英語の違いとは?
英語と一口に言っても、実はアメリカ英語とイギリス英語では違いがたくさんあります。発音やスペル、単語の意味まで異なることがあるため、英語学習者にとっては混乱の元にもなります。ここでは、それぞれの違いを丁寧に解説していきます。
アメリカ英語とイギリス英語の違いとは?

英語と一口に言っても、実はアメリカ英語とイギリス英語では違いがたくさんあります。発音やスペル、単語の意味まで異なることがあるため、英語学習者にとっては混乱の元にもなります。ここでは、それぞれの違いを丁寧に解説していきます。
同じ単語で異なる意味を持つ英単語一覧
- “pants”:米→ズボン/英→下着
- “chips”:米→ポテトチップス/英→フライドポテト
- “biscuit”:米→ビスケット(甘い)/英→スコーンのような食べ物
- “football”:米→アメフト/英→サッカー
- “boot”:米→長靴/英→車のトランク
- “rubber”:米→コンドーム/英→消しゴム
- “jumper”:米→ジャンプする人/英→セーター
- “fanny”:米→お尻/英→女性器の俗語
- “trainer”:米→トレーナー(人)/英→運動靴
- “public school”:米→公立学校/英→私立の名門校
- “napkin”:米→紙ナプキン/英→布ナプキン、時に生理用ナプキン
- “suspenders”:米→ズボン吊り/英→ガーターベルト
- “mad”:米→怒っている/英→気が狂っている
- “bill”:米→請求書/英→紙幣
- “braces”:米→歯列矯正器具/英→ズボン吊り
- “bathroom”:米→トイレ/英→風呂がある部屋
- “subway”:米→地下鉄/英→地下道
- “coach”:米→バス(長距離)/英→バスまたは指導者
- “dummy”:米→人形/英→おしゃぶり
- “nappy”:米→(使わない)/英→おむつ
- “sick”:米→病気/英→吐く
- “banger”:米→爆竹/英→ソーセージ
- “flat”:米→平らな/英→アパート
- “cot”:米→子供用ベッド/英→簡易ベッド
- “holiday”:米→祝日/英→休暇
- “petrol”:米→(使わない)/英→ガソリン
- “gas”:米→ガソリン/英→気体
- “dustbin”:米→ごみ箱(使わない)/英→ごみ箱
- “lorry”:米→(使わない)/英→トラック
- “cell phone”:米→携帯電話/英→mobile phone
- “movie”:米→映画/英→film
- “elevator”:米→エレベーター/英→lift
- “flashlight”:米→懐中電灯/英→torch
- “cookie”:米→クッキー/英→biscuit(甘い)
- “truck”:米→トラック/英→lorry
- “sidewalk”:米→歩道/英→pavement
- “diaper”:米→おむつ/英→nappy
- “stroller”:米→ベビーカー/英→pushchair
- “zip code”:米→郵便番号/英→postcode
- “sweater”:米→セーター/英→jumper
- “closet”:米→クローゼット/英→wardrobe
- “garbage”:米→生ごみ/英→rubbish
- “eraser”:米→消しゴム/英→rubber
- “faucet”:米→蛇口/英→tap
- “apartment”:米→アパート/英→flat
- “mail”:米→郵便/英→post
- “pantsuit”:米→女性用スーツ/英→trouser suit
- “trunk”:米→車のトランク/英→boot
- “restroom”:米→トイレ/英→toilet
同じ英単語でも国によって意味が全く異なる場合があるため、文脈に注意が必要です。
単語の意味の違いが生じる背景とは?
意味の違いが生まれる背景には、歴史的な発展の過程や文化的な影響が関係しています。アメリカ独自の文化やライフスタイルに合わせて単語の意味が変化したり、新たに作られたりすることが多いのです。
アメリカ英語とイギリス英語の表現・語彙の違い

日常のちょっとした言い回しにも両者の違いが表れます。
日常会話での表現の違い
- アメリカ英語:”I’m gonna go to the store.”
- イギリス英語:”I’m going to the shop.”
“store” と “shop” のように、よく使う単語が異なってきます。また、アメリカでは短縮形やカジュアルな表現が多く使われます。
スラングや俗語の違い
アメリカ英語では “cool” や “awesome” が多用されますが、イギリス英語では “brilliant” や “cheers” といった表現が一般的です。スラングの違いは、文化背景が色濃く反映される部分でもあります。
アメリカ英語とイギリス英語のスペル・発音・文法の違い

これらは見た目や音に直結するため、学習者には特に注意が必要なポイントです。
スペルの違いとその理由
- アメリカ:color / center / organize
- イギリス:colour / centre / organise
アメリカ英語はスペルを簡略化する傾向があります。これは、19世紀の辞書編纂者ノア・ウェブスターの影響によるものです。
発音の違いとその影響
アメリカ英語は R を強く発音する(rhotic)傾向にあり、イギリス英語は語尾の R を発音しない(non-rhotic)ことが多いです。また、イントネーションやアクセントも大きく異なります。
文法の違いとその使い分け
- アメリカ:”I have gotten used to it.”
- イギリス:”I have got used to it.”
助動詞や過去形の使い方に違いがあるため、場面ごとに適切な使い分けが求められます。
アメリカ英語とイギリス英語の文化的・歴史的背景

言語は文化を映す鏡とも言われています。英語もその例に漏れません。
歴史的背景が言語に与えた影響
アメリカとイギリスは同じルーツを持ちながらも、独立戦争以降、独自の進化を遂げてきました。アメリカでは新大陸の影響や他言語との接触により語彙が豊富になり、表現も独特になっていきました。
教育システムの違いと英語教育
イギリスでは伝統的な文法重視の教育が根強く、アメリカでは実用的な会話重視の教育スタイルが主流です。この違いが、言語の運用にも現れています。
ビジネス英語やメディアでの使い分け

グローバル化が進む中で、どちらの英語を使うかは重要な選択肢となります。
映画やテレビ番組での言語の違い
ハリウッド映画の影響でアメリカ英語が世界的に広がっていますが、イギリス英語もBBCドラマやドキュメンタリーを通じて一定の人気があります。字幕や吹替に注目すると、言語の違いが際立ちます。
まとめ

アメリカ英語とイギリス英語は、単語の意味、表現、スペル、発音、文法、さらには文化や歴史まで、多くの違いを持っています。しかし、どちらも「正しい英語」であり、目的や状況に応じて使い分けることが大切です。
英語学習者としては、両方の違いを理解することで、より柔軟で実用的な英語力を身につけることができます。映画やニュース、SNSなど、実際の場面でそれぞれの英語に触れることで、自然と感覚も磨かれていくでしょう。
最終的には「通じる英語」が一番大事です。形式に縛られず、自分が使いやすいスタイルを見つけて、楽しく英語を学んでいきましょう!
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