MMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)を始めたばかりの頃、僕が最も混乱したのは「チャット欄で飛び交う謎の略語」でした。VC?LFG?LF1M?……え、これ英語の授業で習ってないぞ!?って、本気で思いました(笑)。
でも、この略語たちは、プレイヤー同士が効率よくパーティーを組むための大事なツール。特に「LFG(Looking For Group)」と「LFM(Looking For More)」は、知らないと絶対に損する基本中の基本なんです。
この記事では、LFGとLFMの意味や使い分け、さらにはテンプレートの活用法や略語の意味まで、初心者でも即戦力になれるように徹底解説します。英語に不安があっても大丈夫。僕自身、中卒・英語力ゼロからスタートして、こういう略語を駆使できるようになりましたから!
さあ、「なんとなく雰囲気で読んでた」チャットログの世界が、あなたにもきっと明瞭に見えてくるはず。
LFG と LFM の基本と使い分け

MMORPGの世界に足を踏み入れたばかりの人が、まず戸惑うのがチャットに流れる謎の略語たち。その中でも頻出なのが「LFG」と「LFM」です。これ、慣れてしまえば何てことないんですが、最初は意味が分からず混乱しますよね。僕もかつては「何これ、暗号か?」って思ってました(笑)。
この2つの略語は、パーティー募集や参加の意思表示に欠かせない基本単語。使いこなせると、ゲームの楽しみ方が大きく広がります。
LFG の意味と基本構造
「LFG」は “Looking For Group” の略。
直訳すると「グループを探している」つまり、「誰か一緒に遊びませんか?」というアピールです。自分がパーティーに参加したいときに使います。
例文
- LFG Mythic+10 – DPS ready
- LFG VC – Healer here, GTG(準備OK)
ポイントは、
- どんなコンテンツに行きたいのか(Mythic、VCなど)
- 自分の役割(DPS、Healerなど)
- 状態(GTG=今すぐ行ける、casual OK=気軽な募集も歓迎)
この3点を明示すること。
特に初心者や復帰勢なら、「new」や「learning」などと付け加えると、温かく迎えてくれる人が見つかりやすいです。
LFM の意味と基本構造
対して「LFM」は “Looking For More”、つまり「あと何人か欲しい」状態。
あなたが主催者になり、パーティーに人を集めたいときに使います。
例文
- LFM LF2M Deadmines – Need Tank & Healer
- LFM Mythic – Need 1 DPS, PST
この書き方のコツは、
- LF◯M(あと◯人)
- コンテンツ名(Deadminesなど)
- 必要な役職(Tank、Healer、DPS)
- 補足(PST=個チャください)
「Need ◯◯」や「LF1M」など、コンパクトで明確な表現が好まれます。
効率的なテンプレート活用方法

慣れてきたら、LFG/LFMはテンプレートで使い回すのがベスト。
何度も同じような募集をするなら、テンプレ化すれば打ち直す手間が省けるし、レスポンスも早くなります。
役職別テンプレ(Healer/Tank/DPS)
役職によってテンプレは微妙に変わります。
例
- Healer:LFG Strat – Resto Druid ready
- Tank:LFM VC – Need 1 Tank for casual run
- DPS:LFG Mythic – Mage DPS, GTG
ジョブ名とロールを両方書くと親切。「Resto Druid(回復ドレイド)」みたいな表現が好まれます。
「あと○人募集」の数字表記(LF1M など)
この略語、特にWoWや英語MMOでよく使われる文化です。
例
- LF3M for Kara – Need Healer, 2 DPS
- LF1M VC – Need Tank
数字で「あと何人必要か」がすぐ分かるので、時間のないプレイヤーに好まれます。だいたい5人前後までのPT編成で使われます。
条件指定付きテンプレ活用テク

中~上級者向けの募集になると、装備や経験値の条件を明記するのが主流です。これ、最初は「なんか厳しいな」と感じるかもですが、目的が明確な分、プレイがスムーズになる利点もあるんですよ。
装備・戦力要件の書き方例
例
- LFM Mythic+15 – 980+ iLvL only, PST
- LFM Raid – Need 2 DPS, 5000+ GS
iLvL(Item Level)やGS(Gear Score)は自分の装備の強さを示す指標。数値が高い=戦力になる、という目安になります。
また、「Exp run only(経験者限定)」や「casual OK(気楽な感じで)」など、プレイスタイルも合わせて書くとトラブルが減ります。
チャット略語の補足表現(PST 等)
MMOでは略語が文化として根付いています。全部覚える必要はありませんが、よく使うものは押さえておくと便利。
主要略語
- PST(Please Send Tell):個チャください
- GTG(Good to go):準備OK
- H-Res(Hard Reserve):装備予約あり
例
- LFM VC – Need Healer, PST
- LFM Deadmines – LF2M, Tank & DPS, GTG
略語の使い方ひとつで、相手の印象も変わります。
対応コンテンツ別テンプレ例

コンテンツごとに募集のスタイルも変わってきます。
PvE・PvP・ゲームタイトルの文化差を知っておくと、より正確に伝えられます。
PvE ダンジョン募集用テンプレ
PvEではダンジョン名、難易度、プレイ方針を明示。
例
- LFG VC – DPS ready, chill run
- LFM Strat Heroic – Need 1 Healer
「daily run(毎日周回)」「speed run(高速周回)」などの補足語も人気。
募集が集まりにくい場合は、/join lookingforgroup チャンネルなども活用しましょう。
PvP / レイド / 多人数コンテンツ向け例
構成が大事なコンテンツでは、細かい指定が必要になります。
例
- LFM 40M Raid – Need 2 Tanks, 4 Healers, PST
- LF3M for BG – Premade, PST
PvPでは「Premade(事前構成PT)」「BG(Battleground=戦場)」などの用語も使われます。
ゲーム別実例:WoW、FFXIV、Destiny
各タイトルによって文化が違うので、テンプレも少しずつ変化します。
例
- WoW:LFG VC – DPS ready, H-Res
- FFXIV:PF for EX Trial – Need Tank + DPS
- Destiny:LF2M for Raid – Power 1800+, Chill run
それぞれのゲームでの募集チャットを観察することが、一番の近道です。
コメント