ASAP ビジネス失礼!ASAPはスラングなので代替えフレーズを使うべき!代替えフレーズまとめ。

ビジネスで上司やクライアントに失礼にならない表現術

ビジネスメールで「ASAP」を避ける代替フレーズ一覧

英語表現日本語訳ニュアンス/丁寧度推奨シーン・注意点
at your earliest convenienceご都合のつく一番早いタイミングで★★★★☆(柔らかく丁寧)上司・社外クライアントへの一般的な依頼。期限が暗黙的で可。※急ぎ度が高い場合は日付を添えて “by May 15”
when you have a momentお時間のある際に★★★☆☆(カジュアル寄り)社内の同僚へ軽めのタスク依頼。相手の負担を下げたいときに◎
at your earliest possible convenience可能な限り早くご対応いただけると幸いです★★★★☆(やや強調)クライアントへの重要案件。ただし「無理強い」感を避けるため、お礼フレーズとセットで使うと良い
at your earliest convenience, but no later than [date]ご都合のつく最短日時(ただし〇月〇日まで)★★★★★(最も明確)明確なデッドラインが必要なとき。催促メールでも失礼にならない
your prompt attention to this matter would be greatly appreciated本件につき迅速にご対応いただけますと幸いです★★★★☆(フォーマル)報告書・トラブル対応など、速さを強調したい社外文書で便利
I would appreciate it if you could — by [date]〇月〇日までに〜していただけますと幸いです★★★★☆(丁寧+期限明示)相手に行動を依頼する最も安全な定番。日付を明示することで誤解ゼロ
Could you please prioritize this task?本タスクを優先していただけますか?★★★☆☆(社内向け)プロジェクト管理やチーム内で優先順位を依頼するとき
This is time-sensitive, so I’d appreciate your quick review.期日が迫っておりますので、早急にご確認いただけますと幸いです。★★★★☆(やや急ぎ)レビュー・承認フローを急ぎたいとき。理由を添えると角が立たない
Could we aim to have this completed by [date]?〇月〇日までの完了を目指せますでしょうか?★★★★☆(協調的)調整段階で期限を共有し、相手の同意を得たいとき
Please let me know if this timeline is feasible.このスケジュールで問題ないかご教示ください。★★★★☆(配慮あり)先に相手の都合を確認して、押し付け感をなくすテクニック

ビギナー向け早見表 ASAP” を使わずに急ぎを伝える10フレーズ追加

英語表現発音(IPA)日本語訳ニュアンス*典型シーン & ワンポイント
At your earliest convenience/æt jər ˈɜːrliɪst kənˈviːniəns/ご都合がつき次第で構いません★★★★☆ 丁寧上司・社外。暗黙の“なるはや”。急ぎ度が高いときは “by May 15” を添える
When you have a moment/wen ju hæv ə ˈmoʊmənt/お時間のある際に★★★☆☆ カジュアル同僚への軽い依頼。「急かし感」ゼロ
At your earliest possible convenience/æt jər ˈɜːrliɪst ˈpɑːsəbl kənˈviːniəns/可能な限り早くご対応いただけると幸いです★★★★☆ やや強調重要クライアント。文末に感謝フレーズを足すと角が立たない
At your earliest convenience, but no later than [date]/…noʊ ˈleɪtər ðæn…/ご都合のつく最短日時(ただし〇月〇日まで)★★★★★ 明確デッドライン必須。催促メールでも失礼になりにくい
Your prompt attention to this matter would be greatly appreciated/jər prɑmpt əˈtɛnʃən tə ðɪs ˈmætər…/本件につき迅速にご対応いただけますと幸いです★★★★☆ フォーマル報告書・トラブル対応など「速さ」を強調したい文書
I’d appreciate it if you could — by [date]/aɪd əˈpriːʃieɪt ɪt ɪf…/〇月〇日までに〜していただけますと幸いです★★★★☆ 期限明示もっとも万能。日付を入れる=誤解ゼロ
Could you please prioritize this task?/kʊd ju pliːz praɪˈɔːrətaɪz ðɪs tæsk/本タスクを優先していただけますか?★★★☆☆ 社内向けプロジェクトで順序を変えてもらう時
This is time-sensitive, so I’d appreciate your quick review./ðɪs ɪz taɪm ˈsɛnsətɪv…/期日が迫っていますので、早急にご確認いただけると幸いです★★★★☆ やや急ぎレビュー・承認を急かす。理由を添えると◎
Could we aim to have this completed by [date]?/kʊd wi eɪm tə hæv ðɪs kəmˈpliːtɪd…/〇月〇日までの完了を目指せますでしょうか?★★★★☆ 協調的調整段階で同意を取りつつ期限共有
Please let me know if this timeline is feasible./pliːz lɛt mi noʊ ɪf ðɪs ˈtaɪmlaɪn ɪz ˈfiːzəbl/このスケジュールで問題ないかご教示ください★★★★☆ 配慮あり相手の都合を先に確認して押し付け感を回避

「ASAPって、便利ですよね。As Soon As Possible=できるだけ早く。英語の教科書にも出てくるし、メールで『Please reply ASAP』なんて使っても問題なさそうに見える――少なくとも、僕はそう思ってました。
でもね、ある日、アメリカ人の上司から言われたんです。“ちょっとそのASAP、多すぎない?”って。その瞬間、ゾッとしました。『え?もしかして失礼だったのか…?』って。」

英語を勉強してると、「通じる英語」と「好かれる英語」の差に気づくタイミングがあります。“ASAP”はまさにその典型。意味は簡単だけど、使い方を間違えると、相手の感情を逆撫でしてしまう恐れがある。
本記事では、そんな「ASAP」にまつわる地雷ポイントを徹底解説しながら、上司やクライアントに“急ぎ”を丁寧に伝えるための英語表現を紹介していきます。英語ができる人ほど見落としがちな「心理的ニュアンス」にフォーカスしてるので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

そもそも「ASAP」ってどういう意味?

ASAP

“ASAP”は「As Soon As Possible」の略。直訳すると「できるだけ早く」「可能な限り早く」という意味になります。
アメリカのビジネスメールでは非常によく見かける言葉で、「Please send the report ASAP(できるだけ早くレポートを送ってください)」のように使います。

ただ、この“ASAP”、便利ではあるんですが――実はめちゃくちゃ「無機質」で、時に「命令調」にも聞こえることがあるんです。特に、メールやチャットなどの“文字だけ”のやり取りでは、言葉のニュアンスが伝わりづらいので、余計に誤解を招きやすいんですよね。

僕自身も、英語を本格的に仕事で使うようになる前は、“ASAP”=便利でスマートな表現だと思ってました。でも実際は、「気遣いがない」「プレッシャーを感じる」と思われることもある。つまり、“ASAP”はある意味、英語における「圧の強いスタンプ」みたいな存在なんです。

なぜ「ASAP」は失礼だと思われるのか?ネイティブの心理を解説

ネイティブの心理

「ASAPって、失礼なんですか?」という質問、実は英語初心者に限らず、TOEIC高得点者やビジネス経験者からもよく聞かれます。
答えは――状況と相手によるけど、“やり方を間違えると、かなり失礼に響くことがある”。これがネイティブの本音です。

というのも、“ASAP”にはある種の「圧」があるんです。特にアメリカやイギリスのビジネス文化では、相手に敬意を払う表現が何より大事にされるので、急ぎを伝えるときでも「配慮」がないと一気に印象が悪くなる。

例えば、こんな風に言われたらどう感じますか?

“Can you send it ASAP?”

直訳すれば「今すぐ送ってくれる?」なんですが、これ、声のトーンがない文字ベースだと「命令」に聞こえることがあるんです。
僕が以前、外資系のマーケターとやり取りしていたときも、ある時“ASAP”を使ったメールを送ったら、返信が来なくなってしまって……。後日「なんか急かされた感じがして嫌だった」と言われて猛反省しました。

ネイティブの心理を一言で言えば、「ASAP = あなたの都合より、私の都合を優先して」という無言の圧力を感じるということ。

つまり――
ASAPは「正しいけど、丁寧じゃない」表現
これが、英語圏のビジネス文化における微妙な“失礼ライン”なんです。

ビジネス英語では要注意!避けるべき“急ぎ表現”リスト

ビジネス英語では要注意

英語初心者がやりがちなのが、「急いでる感」をストレートに伝えようとして、逆に不快感を与えてしまう表現を使ってしまうこと。以下は、特にビジネスシーンで避けた方がいい“急ぎ系のフレーズ”たちです。

【❌注意したい表現】

  • ASAP
    • 前述の通り、命令調や圧を感じさせる場合あり。
  • Immediately(直ちに)
    • 法律文書とかクレーム対応みたいな印象が強い。めちゃくちゃ堅くて圧が強い。
  • Right away / Right now(今すぐ)
    • カジュアルすぎて上司や顧客に失礼な印象を与える恐れあり。
  • Urgent(緊急)
    • 件名に付けるときは要注意。濫用すると「自己中な人」に見えることも。
  • Without delay(遅れなく)
    • これも強すぎる。軍隊かってくらい。

これらの表現は、ニュアンスを理解して“使い分け”ができる中・上級者ならともかく、慣れないうちは避けたほうが無難です。
というか僕自身、TOEIC900点取った後でも、こういう言い方でクライアントの顔を曇らせた経験ありますからね…。点数と実用は別物です、マジで。

次の見出しでは、逆に「相手にプレッシャーを与えずに急ぎを伝える丁寧フレーズ」を紹介していきます!

じゃあどう言えばいい?丁寧に急ぎを伝えるフレーズ40選

丁寧に急ぎを伝えるフレーズ40選

「ASAPがちょっと失礼に聞こえるなら、どうすれば“急ぎ”を伝えられるの?」
これ、僕自身もずっと悩んでました。そこで、いろんなネイティブと話して、実際のビジネス現場で耳にした“柔らかくて丁寧な急ぎ表現”をまとめました。

【丁寧系】相手の都合を尊重しながら急ぎを伝える

  1. At your earliest convenience
     → ご都合がつき次第で構いませんので
  2. When you have a moment
     → お時間があるときにでも
  3. At your soonest convenience
     → できるだけ早くご都合のつくときに
  4. Whenever it’s convenient for you
     → あなたにとって都合の良いタイミングで
  5. When time permits
     → お時間のあるときに
  6. As soon as it’s practical
     → 現実的に可能な範囲でお早めに
  7. As your schedule allows
     → スケジュールに余裕があるタイミングで
  8. At your availability
     → あなたが対応可能なときに
  9. If you could find a moment
     → 少しお時間を見つけていただけたら
  10. At a time that works for you
     → あなたにとって都合の良い時間に

【お願い系】自分の立場から協力を仰ぐ表現

  1. I’d appreciate a prompt reply
     → 迅速なご返信をいただけるとありがたいです
  2. I’d be grateful for a quick response
     → 早めのご対応をいただけると助かります
  3. Your timely response would be appreciated
     → 早めにご対応いただけますと幸いです
  4. I’d really appreciate it if you could handle this quickly
     → できるだけ早くご対応いただけると大変助かります
  5. It would help me a lot if we could have this soon
     → 早めに対応いただけると非常に助かります
  6. Your quick action on this would mean a lot
     → 迅速なご対応をいただけると大変ありがたいです
  7. I would be very thankful if you could get to this soon
     → お早めに取りかかっていただけると感謝いたします
  8. I hope you can prioritize this if possible
     → 可能であれば優先的にご対応いただければと思います
  9. It would be great if you could take a look soon
     → 早めに目を通していただけるとありがたいです
  10. I’d really appreciate your attention to this matter
     → 本件にご注目・ご対応いただければ幸いです

【締切・期限提示系】具体的なタイムラインを添えて柔らかく伝える

  1. Could you get this done by [date/time]?
     → [日付/時間]までに仕上げていただけますか?
  2. If possible, please complete this by [date/time]
     → 可能であれば[日付/時間]までに完了いただけますと助かります
  3. I’d appreciate it if this could be handled by [date/time]
     → [日付/時間]までにご対応いただけるとありがたいです
  4. We’re hoping to move forward with this by [date/time]
     → [日付]までにこちらを進められると考えております
  5. A response by [date/time] would be ideal
     → [日付/時間]までにご返信いただけると理想的です
  6. It’d be great to have this settled before [event/deadline]
     → [イベント/締切]の前に解決できるとありがたいです
  7. I’m working toward a deadline of [date], so your input before then would help
     → [日付]が締切なので、それまでにご意見いただけると助かります
  8. I’d love to wrap this up by [date]
     → [日付]までにこの件を終わらせたいと考えています
  9. Please let me know by [date], if feasible
     → 差し支えなければ[日付]までにご連絡いただけますか
  10. It would be very helpful to have this finalized by [time]
     → [時間]までに最終決定いただけると非常に助かります

【共感・配慮系】相手を気遣う一言を加えることで柔らかく

  1. I understand you’re busy, but…
     → お忙しいところ恐縮ですが…
  2. I know you have a full plate, still…
     → ご多忙のところ恐縮ですが…
  3. No rush if you’re tied up, but when possible…
     → お忙しいとは思いますが、お時間あるときで構いませんので…
  4. I realize this is short notice, but I’d appreciate your help
     → 急なお願いで申し訳ありませんが、ご協力いただけると幸いです
  5. I totally get that things are hectic, yet this is time-sensitive
     → お忙しいのは承知していますが、急ぎの件です
  6. Sorry to trouble you, but your prompt support would be appreciated
     → ご面倒をおかけしますが、迅速なご対応をお願いできますと幸いです
  7. I know your time is valuable, so I’ll be brief
     → お時間を取らせないよう、簡潔にお伝えします
  8. I don’t mean to rush you, but this is quite urgent
     → 急かすつもりはないのですが、かなり緊急の内容です
  9. Thanks in advance for your understanding and quick action
     → ご理解と迅速なご対応に、あらかじめ感謝申し上げます
  10. Your support during this busy time is truly appreciated
     → ご多忙の中、ご対応いただけることに心より感謝いたします

このリストは僕自身が英語の仕事で使ってきた中でも、「怒られなかった(笑)」表現ばかりです。
急ぎを伝えるときって、内容以上に「どう伝えるか」が大事なんですよね。

シチュエーション別・実際のメール文例で使い方をマスター

実際のメール文例

英語の“急ぎ表現”って、結局どう使えばいいの?
これ、知識だけでは身につかないんですよ。実際のメール文にどう落とし込むかで、相手に与える印象が180度変わります。

ここでは、ビジネスでよくあるシーン別に、「失礼にならない急ぎ表現」を取り入れた実用的なメール文例を紹介します。

◆【1】社内の上司への報告依頼

件名:Quick update request on the marketing report

Hi James,

Hope your week is going well.

Just checking if you might have had a moment to review the marketing report I sent last Friday.

If possible, I’d really appreciate any feedback by Thursday, as I’ll be presenting the findings Friday morning.

Thanks so much in advance for your help!

Best regards,
Kenji

ポイント解説
「If possible」「I’d really appreciate」など、相手の立場を尊重しながらも明確に期限を伝えている点が好印象。

◆【2】クライアントへの資料提出リマインド

件名:Gentle reminder: Q2 sales data request

Dear Ms. Carter,

I hope this message finds you well.

I just wanted to follow up on the Q2 sales data we discussed last week.

If you could send it over by Wednesday, that would be a great help, as we’re finalizing the forecast report.

I understand you’re very busy, so please let me know if a different timing works better.

Thank you again for your continued support.

Best regards,
Kenji Sato

ポイント解説
「Gentle reminder(軽いリマインド)」+「理解を示す表現」で、急かしすぎないトーンを演出。

◆【3】社外パートナーに納期調整のお願い

件名:Request to adjust delivery timeline

Hello Mike,

I hope you had a good weekend.

We’re currently reviewing the project timeline, and if possible, we’d like to move the delivery up by two days.

Would it be feasible to submit the updated files by May 15th?

I understand this is a tight schedule, so I completely understand if it’s not manageable.

Let me know what works best for you.

All the best,
Kenji

ポイント解説
「Would it be feasible…?」でやわらかく依頼しつつ、「I completely understand if it’s not manageable」で逃げ道も用意。

◆【4】チームメンバーにタスクの進捗確認

件名:Status check on website updates

Hey Aki,

Just wondering if there’s been any progress on the homepage updates.

No rush if you’re still tied up, but if possible, could we aim to have a draft by Friday?

Let me know if you need support or time adjustments.

Thanks!
Kenji

ポイント解説
フランクなやり取りでも「No rush if you’re still tied up」が入るだけで、相手の気持ちは全然違う。

僕が「ASAP」で大失敗した話:実体験から学んだ教訓

「ASAP」で大失敗した話

今だから笑えるけど、当時はマジで顔面蒼白でした。
あれは僕が英語を使って営業メールを書き始めたばかりの頃。クライアントは外資系の大手IT企業で、担当者はアメリカ人の女性マネージャー。すごくフレンドリーな人だったんです。

で、プロジェクトの途中で急に資料の提出が必要になったんですよ。こっちは焦ってるから、テンパりながらこんな感じでメールを書きました。

“Hi Laura,
Could you send over the updated files ASAP? We’re on a tight schedule. Thanks.”

…送った直後に「あ、ちょっとぶっきらぼうだったかな?」って不安になって。でも、まぁ意味は通じるし大丈夫だろうと思ってたんです。

ところが、翌日。返信がない。で、その翌日ようやく返事が来て、開口一番がこれでした。

“Hi Kenji, I understand it’s urgent, but ‘ASAP’ felt a bit pushy.”

…やってもうたー!!
結局、「言い方をもう少し配慮してくれたら嬉しかった」と正直に言われました。
もちろん怒られたわけじゃないんだけど、“言葉ひとつで信頼って揺らぐんだな…”って本当に身にしみた。

それ以来、僕は“ASAP”を使うときには「状況」と「相手との関係性」を必ず考えるようにしてます。そしてできる限り、今回紹介したような「丁寧な急ぎ表現」を使うように心がけています。

「急ぎ」は心理戦!相手の行動を促す言い換えテクニックとは?

「急ぎ」は心理戦!相手の行動を促す言い換えテクニック

英語で「急いで!」って伝えるのって、実は単なる翻訳作業じゃないんです。むしろ、相手の“行動”を引き出す心理設計が鍵になります。

正直言って、「ASAP」ってただの指示なんですよね。
でも、ビジネスで本当に欲しいのは“自発的に動いてくれること”。そのために必要なのが、「やってあげたくなる言葉の設計」なんです。

◆ 心理的に効く「言い換えのコツ」3選

①「お願い」ではなく「感謝」を先に出す

❌ Please reply ASAP.
✅ I’d really appreciate your prompt response.

お願いよりも感謝を先に言うと、相手は「頼まれた」というより「期待されている」と感じる。不思議と対応スピードも上がります。

②「共感」から入って「提案」につなげ

❌ This is urgent.
✅ I understand you’re busy, but if possible…

“理解してますよ”という姿勢は、相手に「無理強いされていない」と思わせるんですよね。僕もこれ、社内の偉い人ほど効きます(笑)

③ “行動の理由”を明確にする

❌ Please finish this today.
✅ We’re presenting the report tomorrow, so it’d help to have it by today.

人って「なぜ必要か」が明確だと、納得して動けるんです。逆に理由がないと、「なんで今やらなきゃいけないの?」って反発を感じる。

この辺、ちょっと心理学の「説得の技法」に近いものがあります。実際、僕が使ってるフレームは“納得”→“共感”→“感謝”の順に組み立てること。TOEICの点より、こっちのほうが仕事で効くって断言できます。

今日から実践できる!相手に好印象を与える英語マナーまとめ

英語マナーまとめ

さて、ここまで読んでくれたあなたはもう、「ASAP」が単なる略語じゃなく、人間関係を左右する“空気読み英語”だってことに気づいたと思います。
急ぎを伝える英語って、単語や文法よりも相手の心にどう響くか
がカギなんです。

✅ 急ぎを伝えるときの5つの鉄則(まとめ)

  1. 「ASAP」は便利だが、圧が強い。使う相手・場面を選べ!
  2. 丁寧な言い換えフレーズを覚えて、言葉の温度を下げよう
  3. 具体的な期限を示すと、相手も動きやすい(曖昧NG)
  4. 共感と感謝の言葉で、相手にプレッシャーを与えず動かす
  5. “行動してもらうには心理が9割”という視点を忘れない

僕自身、中卒で学歴も英語の基礎もないところから、TOEIC900点を超えられたのは、こうした「心理に刺さる英語」を意識して磨いてきたからです。
文法は忘れても、気配りは忘れない。これが、僕が40代になっても英語で信頼を勝ち取ってきたやり方です。

最後に一言。

急かすのではなく、動いてもらう英語――
それが、あなたの英語を“伝わる”から“選ばれる”英語に変えてくれます。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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