「今、いいですか?」が言えないあなたへ!WEB会議英語フレーズ40選

海外オンライン会議で発言を切り出す英語フレーズ

Web会議で即使える英語フレーズ一覧

シーン英語表現カナ読み(目安)日本語訳使用場面・意図
開始あいさつGood morning, everyone.グッド モーニング エヴリワン皆さん、おはようございます。会議開始の定番あいさつ
開始あいさつGood afternoon. Shall we begin?グッド アフタヌーン シャル ウィ ビギンこんにちは。始めましょうか?午後の会議開始
音声確認Can you all hear me OK?キャニュ オール ヒア ミー オーケー皆さん、聞こえますか?音声テスト
音声確認You’re on mute.ユーア オン ミュートミュートになっています。相手のマイクが切れているとき
画面共有Could you share your screen?クジュ シェア ヨア スクリーン画面を共有していただけますか?相手に資料提示を促す
画面共有Let me share my screen.レッ ミー シェア マイ スクリーン画面を共有します。自分が資料を表示するとき
進行Let’s move on to the next topic.レッツ ムーヴ オン トゥ ザ ネクスト トピック次の議題に移りましょう。アジェンダを進める
進行Please type your questions in the chat.プリーズ タイプ ヨア クエスチョンズ イン ザ チャット質問はチャットに入力してください。Q&Aを整理したいとき
確認・復唱Could you repeat that, please?クジュ リピート ザット プリーズもう一度お願いできますか?音声が途切れたとき
確認・復唱Sorry, you cut out for a second.ソーリー ユー カット アウト フォー ア セカンドすみません、少し音が途切れました。接続不良の報告
時間管理We have about five minutes left.ウィ ハヴ アバウト ファイブ ミニッツ レフト残り5分ほどです。会議の終盤
時間管理Could we wrap up this point?クド ウィ ラップ アップ ディス ポイントこのポイントをまとめてもいいですか?長引く議論の収束
参加促進Do you have any comments, [Name]?ドゥ ユー ハヴ エニ コメント [ネーム]何かご意見はありますか、〇〇さん?指名して発言を促す
参加促進Let’s hear from the marketing team.レッツ ヒア フロム ザ マーケティング チームマーケティングチームの意見を聞きましょう。部門ごとに順番を振る
技術トラブルThere’s an echo—could everyone mute, please?ゼアズ アン エコー クジュ エヴリワン ミュート プリーズエコーがあるので全員ミュートをお願いします。ハウリング対策
技術トラブルI’ll leave and rejoin to fix the audio.アイル リーヴ アンド リジョイン トゥ フィックス ジ オーディオ音声を直すため一度退出して再参加します。自分側の障害対応
議事録・フォローI’ll send the minutes after this meeting.アイル センド ザ ミニッツ アフター ディス ミーティング会議後に議事録を送ります。タスク整理と通知
議事録・フォローCould you confirm action items by tomorrow?クジュ コンファーム アクション アイテムズ バイ トゥモロウ明日までにアクション項目を確認いただけますか?期限付き依頼
終了あいさつAny final questions?エニ ファイナル クエスチョンズ最後に質問はありますか?クロージング前
終了あいさつThanks everyone for your time.サンクス エヴリワン フォー ヨア タイム皆さん、お時間ありがとうございました。会議終了の定番

「話したいことはある。でも、最初の一言が出てこない…」海外オンライン会議 に参加していて、WEB会議英語フレーズが出て来ずにこんなモヤモヤを感じたことはありませんか?この記事では、WEB会議英語フレーズを紹介します。

英語が聞き取れるようになってきた。内容もわかる。だけど“発言の切り出し方”が分からなくて、つい黙ってしまう。

僕もかつてはそうでした。TOEIC900点を取ったあとでも、初めての海外Zoom会議では一言も口を開けなかったんです。

「今、いいですか?」「ちょっと意見があります」――
この“最初のひとこと”の英語が言えるかどうかで、WEB会議での存在感も、信頼感も大きく変わります。

この記事では、僕自身が実践して効果があった、オンライン会議で“発言を切り出す”ための英語フレーズ40選を一挙紹介します。

さらに、それらを「実際に使える自分の言葉」に変える心理テクや、口から自然に出すトレーニング法も紹介。

英語が苦手でも、会議で“声を出す勇気”が湧くような一歩を、一緒に踏み出しましょう。

目次

WEB会議英語フレーズ なぜ「発言の切り出し」が最初の壁になるのか?

発言の切り出し

英語の会議になると、急に黙ってしまう日本人、意外と多いんです。
実はこれ、英語力の問題というより、心理的なブレーキが原因であることが多い。

たとえば、こんな心の声がよく聞こえてきます。

  • 「文法、間違ってたらどうしよう…」
  • 「相手の話を遮って怒られたら…」
  • 「自分の発音、通じるかな…」

僕自身も、最初は何度もこのブレーキに足を取られました。
何か言いたい。でも言えない。タイミングを逃す。そしてまた黙る…。
まさに負のループ。

こうした現象、実は“セルフモニタリング”の過剰反応と呼ばれる心理的傾向に深く関係しています。

WEB会議 セルフモニタリングとは?

人間は話すとき、無意識に「自分がどう見られているか」をチェックします。

この働きが強すぎると、話す前に“頭の中で検閲”してしまうんです。

「これ、変な英語じゃない?」「この場で言うのは空気読めてない?」って。

日本人は特にこの傾向が強いといわれています。学校教育で「間違わない英語」が重視されてきたせいもありますね。

英語が話せるようになる人の違い

英語を話せるようになる人は、このセルフモニタリングを“意図的に切る”訓練をしています。

  • 完璧じゃなくてもいいから、とにかく話す
  • 言いながら修正する
  • 発言の「型」を持っておく

この「発言の型」こそ、今回紹介するテンプレート英語の本質なんです。

僕もそうだった。TOEIC900点でも最初は一言が出てこなかった話

TOEIC900点でも最初は一言が出てこなかった

正直に言います。僕はTOEICで900点を超えたとき、「もう英語怖くない」と思ってました。
でも、初めて海外とのオンライン会議に出たとき…一言も話せなかったんです

画面の向こうには、アメリカのパートナー企業のマネージャーたち。
会議が始まって5分、10分、話はどんどん進んでいく。
僕の発言のタイミングは…来ない。

「今、話しかけていいのか?」
「何て言って入れば自然なんだろう?」
「いや、あとでいいか…」


そうやって自分にブレーキをかけてるうちに、会議が終わってしまった。

あの時の虚無感と自己嫌悪。TOEIC900点なんてただの数字じゃんって、心の底から思いました。

でも、その後“準備”を始めた!役立ったWEB会議英語フレーズ

失敗した日、僕はすぐに行動を始めました。
次に同じことを繰り返さないために、“発言スタートの定型文”を30個くらい書き出したんです。

最初は紙に手書きで。声に出して練習して、録音して、タイミングを測って…。

すると不思議なことに、「このフレーズを使えば話せる」という感覚が少しずつ自信に変わっていった。

これは“英語力”じゃなく、再現性ある「発言パターン」を脳に覚え込ませた結果だったんだと思います。

すぐ使える!発言を切り出すWEB会議定番英語テンプレ40選

WEB会議定番英語テンプレ40選

ここでは、目的別に「発言スタートの英語テンプレ」を紹介します。
いざという時にすぐ口から出せるように、目的とシチュエーションごとに整理しました。

【1】発言の許可を求める

「今、話してもいいですか?」と切り出す時に

  1. May I say something?
     ひとこと言ってもいいですか?
  2. Can I jump in here?
     ここで少し話してもいいですか?
  3. Is this a good time to speak?
     今、話しても大丈夫でしょうか?
  4. If I may, I’d like to add something.
     よろしければ、ひとつ補足してもいいですか?
  5. Would it be okay if I share my thoughts?
     私の考えを少しお話ししてもいいですか?

【2】意見を述べ始める

自分の意見を述べたいときに

  1. I’d like to share my thoughts on this.
     この件について私の考えを述べたいです。
  2. From my perspective, …
     私の視点から言うと…
  3. Here’s how I see it.
     私の見解はこうです。
  4. I believe that…
     私は…だと思います。
  5. My take on this is…
     この件に関する私の意見は…

【3】質問をする時の入り口

疑問や確認をしたいときに

  1. Can I ask a quick question?
     ちょっと質問してもいいですか?
  2. I’m not sure I understand. Could you clarify?
     少し分かりづらかったのですが、説明していただけますか?
  3. Just to confirm, are you saying that…?
     確認ですが、つまり…ということでしょうか?
  4. Could you expand on that a bit?
     その点について、もう少し詳しく話していただけますか?
  5. Sorry, I might’ve missed that part — can you repeat?
     すみません、その部分を聞き逃したかもしれません。もう一度お願いできますか?

【4】相手に同意しながら付け加える

同調しつつ意見を足す時に

  1. I agree with what you said, and I’d like to add…
     おっしゃる通りです。その上で付け加えると…
  2. That’s a good point. Just to add to that…
     良いポイントですね。補足させていただくと…
  3. I completely agree. One more thing to consider is…
     完全に同意します。さらにもう一点考慮すべきなのは…
  4. Building on that idea, I’d also say…
     その考えを踏まえると、私としては…
  5. Yes, and here’s something else I’d mention…
     そうですね、さらにこういったこともあります。

【5】意見が異なる場合の丁寧な言い出し方

反論や別の視点を述べるときに

  1. I see your point, but I have a slightly different take.
     ご意見は理解できますが、私の見解は少し異なります。
  2. I’d like to offer another perspective.
     別の視点をご提案したいです。
  3. That’s interesting, though I tend to see it differently.
     興味深いですね。ただ、私は少し違う捉え方をしています。
  4. If I may, I’d suggest a different approach.
     よろしければ、別のアプローチをご提案させてください。
  5. I respect your view, but I’d like to challenge that idea.
     あなたの意見を尊重しますが、そこに異議を唱えたいです。

【6】話を切り上げる・戻す時

会話が逸れたときや焦点を戻すときに

  1. To get back on track…
     本題に戻りますと…
  2. Just to circle back to the main point…
     話を本題に戻しますと…
  3. Let me summarize what we’ve discussed so far.
     ここまでの議論をまとめさせてください。
  4. Shall we move on to the next item?
     次の議題に移りましょうか?
  5. I think we’re drifting a bit — can we refocus?
     少し話が逸れているように感じます。元に戻してもいいですか?

【7】相づちや「聞いてますよ」のサインとしての切り出し

共感や関心を示したいときに

  1. That makes sense.
     なるほど、それは納得できます。
  2. I see what you mean.
     おっしゃることは分かります。
  3. Interesting point.
     面白い視点ですね。
  4. I hadn’t thought about it that way.
     そういう考え方はしていませんでした。
  5. Good observation.
     鋭いご指摘です。

【8】ちょっとした補足・具体例を追加する時

話を広げたり具体化したいときに

  1. Let me give an example.
     例を挙げさせてください。
  2. Just to illustrate the point…
     その点を例で説明しますと…
  3. For instance, …
     たとえば…
  4. Here’s a case we encountered recently.
     最近我々が直面したケースとしては…
  5. One thing to add here is…
     ここで一つ補足させていただくと…

このテンプレ40個を全部覚える必要はありません。
まずは、自分が使いそうなシーンに絞って5〜10個を音読&暗記しておくのがおすすめです。

フレーズを“自分の言葉”にするための暗記術と心理テクニック

英語フレーズを“自分の言葉”にするための暗記術と心理テクニック

覚えたフレーズが「覚えてるだけ」で終わってしまうのは、あるあるです。
重要なのは、“自分の言葉”として反射的に出せる状態にすること。

ここでは、僕が実践して効果のあった「脳に染み込ませる方法」をいくつか紹介します。

1. 音読 × 録音 × 再生の3ステップ

これ、英語学習ではド定番なんですが、録音して自分の声を“他人のように聞く”のがカギ

  • 音読(口を動かす)
  • 録音(プレッシャーがかかる)
  • 再生(客観視する)

この流れを毎日5分だけでもやると、驚くほど「発話の瞬発力」が上がります。
声に出すことで、単なる記憶が「運動記憶」として定着します。

2. フレーズ+ジェスチャーの連動

少し怪しいかもですが(笑)、フレーズに合わせてジェスチャーを加えると記憶定着に効果抜群。

例えば

  • “Can I jump in?” → 手を少し前に出す
  • “If I may…” → 軽く手を挙げる動作

脳は「動きと記憶」をセットで覚えるんです。
実際、僕はこのやり方で“May I add something?”が身体に染み込みました。

3. ネイティブっぽく話す必要はない

ここ、声を大にして言いたい。

「発音が完璧じゃないと話せない」は、ただの幻想です。

たとえ日本語っぽいアクセントでも、明確な意図と自信があればちゃんと伝わります
逆に、ボソボソ言うとネイティブでも聞き取れないですから。

むしろ、“言いたい内容があること”の方が圧倒的に大事。
だから、「使いたい状況」をイメージして練習することが最優先です。

WEB会議中に英語で「言えなかった」自分を責めない方法

WEB会議中に英語

発言できなかった日の夜、自己嫌悪で眠れなかったこと、僕には何度もあります。
「なんで言えなかったんだろう…」
「また聞くだけで終わった…」
この繰り返しは、英語を学ぶ大人たちにとって一番つらい時間かもしれません。

でもね、ここで一番大事なのは、自分を責めることではなく“意味のある振り返り”をすることなんです。

“反省”ではなく“内省”をする

「反省」は自分を責めることに近くて、行動を止めます。
でも「内省」は、自分を観察して次につなげる視点です。

僕は発言できなかった会議のあと、いつもこの3つの質問を自分にしています。

  • どのタイミングなら話せたか?
  • 何を言いたかったのか?(母語でOK)
  • それを英語でどう言うか?(後から調べればOK)

すると、次の会議では「ここで言えばよかった」が「ここで言おう」に変わっていくんです。
これは“失敗”を“準備”に変える思考トレーニングです。

誰もあなたの沈黙を責めていない

実はこれも、すごく重要。
海外の会議で黙っていても、誰も「お前、なんで話さないんだ」なんて思っていません。
それより、話した時の内容や姿勢をちゃんと見ています。

だからこそ、焦らず「次はこれを言おう」と一歩ずつ進めばOKなんです。

1秒の勇気が英語力を変える:今すぐ試せる実践トレーニング

実践トレーニング

僕が思うに、「英語を話す力」ってスキルというより“瞬発力”なんです。
その瞬間に、口が動くかどうか。
この“1秒の勇気”を引き出すために、僕がやってきたトレーニングを紹介します。

1. 「3秒シャドーイング」法

これは会議に近い状況を想定したトレーニングです。

  • ネイティブ音声を1文だけ聞く
  • 3秒以内にまねして口に出す
  • 間違っててもOK、止まらないことが大事

これ、タイミングと反応力を鍛える最強の方法です。
特にオンライン会議では、「ちょっと遅れて言う」のが致命的になる場面もありますからね。

2. “自分のフレーズ帳”を作る

テンプレを覚えたら、それを自分の使いそうな状況に落とし込むのがポイント。

  • Can I jump in here? → 会議で新しい提案をする時に
  • I’d like to add something. → 自分の担当パートの補足で

ノートやスマホのメモアプリでいいので、シチュエーション別に整理しておくと瞬発力が爆上がりします。

3. “口パク”でもOK!朝の5分音読

僕がやってたのは、出勤前に鏡の前で1人会議すること。

「Can I ask a quick question?」
「Let me give an example.」
「I see what you mean.」…

これを自分の目を見ながら口に出すだけでも、脳と体が「会議モード」に切り替わります。

英語を話せるようになった人たちは、たいていこういう地味な練習を“こっそり”やってます。
華やかな英会話スクールよりも、この1日5分の積み重ねの方が、実は確実なんです

怖がらずに“WEB会議で発言スタート”できる自分になるには?

WEB会議で発言スタート

英語の会議で「最初のひと言」が出てこないのは、能力の問題ではなく、準備と心の習慣の問題です。
僕自身がそうでした。TOEICのスコアが高くても、現場で言葉が出ない。その悔しさを何度も味わいました。

でも、フレーズを準備し、繰り返し練習し、「言えなかった自分」も受け入れるようになってから、
少しずつ変わっていったんです。

最初の「Can I jump in here?」が、怖かった。
でも、それを言えた日、たった一言でも会議の景色が変わったんです。
「自分もちゃんとこの場にいる」って、はっきり感じられたんですよね。

最後に、あなたへ

もし今、画面越しの会議で言葉が詰まっているなら、まずはこの記事の中の1フレーズだけでいい。覚えて、声に出して、次の会議で使ってみてください。

あなたが発言するその一瞬が、英語の自信を育てる“スタートライン”になります。

最初は全部覚えようとせず、必要そうな場面の英語のみ覚えていく。これが効果的です。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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