
Web会議で即使える英語フレーズ一覧
シーン | 英語表現 | カナ読み(目安) | 日本語訳 | 使用場面・意図 |
---|---|---|---|---|
開始あいさつ | Good morning, everyone. | グッド モーニング エヴリワン | 皆さん、おはようございます。 | 会議開始の定番あいさつ |
開始あいさつ | Good afternoon. Shall we begin? | グッド アフタヌーン シャル ウィ ビギン | こんにちは。始めましょうか? | 午後の会議開始 |
音声確認 | Can you all hear me OK? | キャニュ オール ヒア ミー オーケー | 皆さん、聞こえますか? | 音声テスト |
音声確認 | You’re on mute. | ユーア オン ミュート | ミュートになっています。 | 相手のマイクが切れているとき |
画面共有 | Could you share your screen? | クジュ シェア ヨア スクリーン | 画面を共有していただけますか? | 相手に資料提示を促す |
画面共有 | Let me share my screen. | レッ ミー シェア マイ スクリーン | 画面を共有します。 | 自分が資料を表示するとき |
進行 | Let’s move on to the next topic. | レッツ ムーヴ オン トゥ ザ ネクスト トピック | 次の議題に移りましょう。 | アジェンダを進める |
進行 | Please type your questions in the chat. | プリーズ タイプ ヨア クエスチョンズ イン ザ チャット | 質問はチャットに入力してください。 | Q&Aを整理したいとき |
確認・復唱 | Could you repeat that, please? | クジュ リピート ザット プリーズ | もう一度お願いできますか? | 音声が途切れたとき |
確認・復唱 | Sorry, you cut out for a second. | ソーリー ユー カット アウト フォー ア セカンド | すみません、少し音が途切れました。 | 接続不良の報告 |
時間管理 | We have about five minutes left. | ウィ ハヴ アバウト ファイブ ミニッツ レフト | 残り5分ほどです。 | 会議の終盤 |
時間管理 | Could we wrap up this point? | クド ウィ ラップ アップ ディス ポイント | このポイントをまとめてもいいですか? | 長引く議論の収束 |
参加促進 | Do you have any comments, [Name]? | ドゥ ユー ハヴ エニ コメント [ネーム] | 何かご意見はありますか、〇〇さん? | 指名して発言を促す |
参加促進 | Let’s hear from the marketing team. | レッツ ヒア フロム ザ マーケティング チーム | マーケティングチームの意見を聞きましょう。 | 部門ごとに順番を振る |
技術トラブル | There’s an echo—could everyone mute, please? | ゼアズ アン エコー クジュ エヴリワン ミュート プリーズ | エコーがあるので全員ミュートをお願いします。 | ハウリング対策 |
技術トラブル | I’ll leave and rejoin to fix the audio. | アイル リーヴ アンド リジョイン トゥ フィックス ジ オーディオ | 音声を直すため一度退出して再参加します。 | 自分側の障害対応 |
議事録・フォロー | I’ll send the minutes after this meeting. | アイル センド ザ ミニッツ アフター ディス ミーティング | 会議後に議事録を送ります。 | タスク整理と通知 |
議事録・フォロー | Could you confirm action items by tomorrow? | クジュ コンファーム アクション アイテムズ バイ トゥモロウ | 明日までにアクション項目を確認いただけますか? | 期限付き依頼 |
終了あいさつ | Any final questions? | エニ ファイナル クエスチョンズ | 最後に質問はありますか? | クロージング前 |
終了あいさつ | Thanks everyone for your time. | サンクス エヴリワン フォー ヨア タイム | 皆さん、お時間ありがとうございました。 | 会議終了の定番 |
「話したいことはある。でも、最初の一言が出てこない…」海外オンライン会議 に参加していて、WEB会議英語フレーズが出て来ずにこんなモヤモヤを感じたことはありませんか?この記事では、WEB会議英語フレーズを紹介します。
英語が聞き取れるようになってきた。内容もわかる。だけど“発言の切り出し方”が分からなくて、つい黙ってしまう。
僕もかつてはそうでした。TOEIC900点を取ったあとでも、初めての海外Zoom会議では一言も口を開けなかったんです。
「今、いいですか?」「ちょっと意見があります」――
この“最初のひとこと”の英語が言えるかどうかで、WEB会議での存在感も、信頼感も大きく変わります。
この記事では、僕自身が実践して効果があった、オンライン会議で“発言を切り出す”ための英語フレーズ40選を一挙紹介します。
さらに、それらを「実際に使える自分の言葉」に変える心理テクや、口から自然に出すトレーニング法も紹介。
英語が苦手でも、会議で“声を出す勇気”が湧くような一歩を、一緒に踏み出しましょう。
WEB会議英語フレーズ なぜ「発言の切り出し」が最初の壁になるのか?

英語の会議になると、急に黙ってしまう日本人、意外と多いんです。
実はこれ、英語力の問題というより、心理的なブレーキが原因であることが多い。
たとえば、こんな心の声がよく聞こえてきます。
- 「文法、間違ってたらどうしよう…」
- 「相手の話を遮って怒られたら…」
- 「自分の発音、通じるかな…」
僕自身も、最初は何度もこのブレーキに足を取られました。
何か言いたい。でも言えない。タイミングを逃す。そしてまた黙る…。
まさに負のループ。
こうした現象、実は“セルフモニタリング”の過剰反応と呼ばれる心理的傾向に深く関係しています。
WEB会議 セルフモニタリングとは?
人間は話すとき、無意識に「自分がどう見られているか」をチェックします。
この働きが強すぎると、話す前に“頭の中で検閲”してしまうんです。
「これ、変な英語じゃない?」「この場で言うのは空気読めてない?」って。
日本人は特にこの傾向が強いといわれています。学校教育で「間違わない英語」が重視されてきたせいもありますね。
英語が話せるようになる人の違い
英語を話せるようになる人は、このセルフモニタリングを“意図的に切る”訓練をしています。
- 完璧じゃなくてもいいから、とにかく話す
- 言いながら修正する
- 発言の「型」を持っておく
この「発言の型」こそ、今回紹介するテンプレート英語の本質なんです。
僕もそうだった。TOEIC900点でも最初は一言が出てこなかった話

正直に言います。僕はTOEICで900点を超えたとき、「もう英語怖くない」と思ってました。
でも、初めて海外とのオンライン会議に出たとき…一言も話せなかったんです。
画面の向こうには、アメリカのパートナー企業のマネージャーたち。
会議が始まって5分、10分、話はどんどん進んでいく。
僕の発言のタイミングは…来ない。
「今、話しかけていいのか?」
「何て言って入れば自然なんだろう?」
「いや、あとでいいか…」
そうやって自分にブレーキをかけてるうちに、会議が終わってしまった。
あの時の虚無感と自己嫌悪。TOEIC900点なんてただの数字じゃんって、心の底から思いました。
でも、その後“準備”を始めた!役立ったWEB会議英語フレーズ
失敗した日、僕はすぐに行動を始めました。
次に同じことを繰り返さないために、“発言スタートの定型文”を30個くらい書き出したんです。
最初は紙に手書きで。声に出して練習して、録音して、タイミングを測って…。
すると不思議なことに、「このフレーズを使えば話せる」という感覚が少しずつ自信に変わっていった。
これは“英語力”じゃなく、再現性ある「発言パターン」を脳に覚え込ませた結果だったんだと思います。
すぐ使える!発言を切り出すWEB会議定番英語テンプレ40選

ここでは、目的別に「発言スタートの英語テンプレ」を紹介します。
いざという時にすぐ口から出せるように、目的とシチュエーションごとに整理しました。
【1】発言の許可を求める
「今、話してもいいですか?」と切り出す時に
- May I say something?
ひとこと言ってもいいですか? - Can I jump in here?
ここで少し話してもいいですか? - Is this a good time to speak?
今、話しても大丈夫でしょうか? - If I may, I’d like to add something.
よろしければ、ひとつ補足してもいいですか? - Would it be okay if I share my thoughts?
私の考えを少しお話ししてもいいですか?
【2】意見を述べ始める
自分の意見を述べたいときに
- I’d like to share my thoughts on this.
この件について私の考えを述べたいです。 - From my perspective, …
私の視点から言うと… - Here’s how I see it.
私の見解はこうです。 - I believe that…
私は…だと思います。 - My take on this is…
この件に関する私の意見は…
【3】質問をする時の入り口
疑問や確認をしたいときに
- Can I ask a quick question?
ちょっと質問してもいいですか? - I’m not sure I understand. Could you clarify?
少し分かりづらかったのですが、説明していただけますか? - Just to confirm, are you saying that…?
確認ですが、つまり…ということでしょうか? - Could you expand on that a bit?
その点について、もう少し詳しく話していただけますか? - Sorry, I might’ve missed that part — can you repeat?
すみません、その部分を聞き逃したかもしれません。もう一度お願いできますか?
【4】相手に同意しながら付け加える
同調しつつ意見を足す時に
- I agree with what you said, and I’d like to add…
おっしゃる通りです。その上で付け加えると… - That’s a good point. Just to add to that…
良いポイントですね。補足させていただくと… - I completely agree. One more thing to consider is…
完全に同意します。さらにもう一点考慮すべきなのは… - Building on that idea, I’d also say…
その考えを踏まえると、私としては… - Yes, and here’s something else I’d mention…
そうですね、さらにこういったこともあります。
【5】意見が異なる場合の丁寧な言い出し方
反論や別の視点を述べるときに
- I see your point, but I have a slightly different take.
ご意見は理解できますが、私の見解は少し異なります。 - I’d like to offer another perspective.
別の視点をご提案したいです。 - That’s interesting, though I tend to see it differently.
興味深いですね。ただ、私は少し違う捉え方をしています。 - If I may, I’d suggest a different approach.
よろしければ、別のアプローチをご提案させてください。 - I respect your view, but I’d like to challenge that idea.
あなたの意見を尊重しますが、そこに異議を唱えたいです。
【6】話を切り上げる・戻す時
会話が逸れたときや焦点を戻すときに
- To get back on track…
本題に戻りますと… - Just to circle back to the main point…
話を本題に戻しますと… - Let me summarize what we’ve discussed so far.
ここまでの議論をまとめさせてください。 - Shall we move on to the next item?
次の議題に移りましょうか? - I think we’re drifting a bit — can we refocus?
少し話が逸れているように感じます。元に戻してもいいですか?
【7】相づちや「聞いてますよ」のサインとしての切り出し
共感や関心を示したいときに
- That makes sense.
なるほど、それは納得できます。 - I see what you mean.
おっしゃることは分かります。 - Interesting point.
面白い視点ですね。 - I hadn’t thought about it that way.
そういう考え方はしていませんでした。 - Good observation.
鋭いご指摘です。
【8】ちょっとした補足・具体例を追加する時
話を広げたり具体化したいときに
- Let me give an example.
例を挙げさせてください。 - Just to illustrate the point…
その点を例で説明しますと… - For instance, …
たとえば… - Here’s a case we encountered recently.
最近我々が直面したケースとしては… - One thing to add here is…
ここで一つ補足させていただくと…
このテンプレ40個を全部覚える必要はありません。
まずは、自分が使いそうなシーンに絞って5〜10個を音読&暗記しておくのがおすすめです。
フレーズを“自分の言葉”にするための暗記術と心理テクニック

覚えたフレーズが「覚えてるだけ」で終わってしまうのは、あるあるです。
重要なのは、“自分の言葉”として反射的に出せる状態にすること。
ここでは、僕が実践して効果のあった「脳に染み込ませる方法」をいくつか紹介します。
1. 音読 × 録音 × 再生の3ステップ
これ、英語学習ではド定番なんですが、録音して自分の声を“他人のように聞く”のがカギ。
- 音読(口を動かす)
- 録音(プレッシャーがかかる)
- 再生(客観視する)
この流れを毎日5分だけでもやると、驚くほど「発話の瞬発力」が上がります。
声に出すことで、単なる記憶が「運動記憶」として定着します。
2. フレーズ+ジェスチャーの連動
少し怪しいかもですが(笑)、フレーズに合わせてジェスチャーを加えると記憶定着に効果抜群。
例えば
- “Can I jump in?” → 手を少し前に出す
- “If I may…” → 軽く手を挙げる動作
脳は「動きと記憶」をセットで覚えるんです。
実際、僕はこのやり方で“May I add something?”が身体に染み込みました。
3. ネイティブっぽく話す必要はない
ここ、声を大にして言いたい。
「発音が完璧じゃないと話せない」は、ただの幻想です。
たとえ日本語っぽいアクセントでも、明確な意図と自信があればちゃんと伝わります。
逆に、ボソボソ言うとネイティブでも聞き取れないですから。
むしろ、“言いたい内容があること”の方が圧倒的に大事。
だから、「使いたい状況」をイメージして練習することが最優先です。
WEB会議中に英語で「言えなかった」自分を責めない方法

発言できなかった日の夜、自己嫌悪で眠れなかったこと、僕には何度もあります。
「なんで言えなかったんだろう…」
「また聞くだけで終わった…」
この繰り返しは、英語を学ぶ大人たちにとって一番つらい時間かもしれません。
でもね、ここで一番大事なのは、自分を責めることではなく“意味のある振り返り”をすることなんです。
“反省”ではなく“内省”をする
「反省」は自分を責めることに近くて、行動を止めます。
でも「内省」は、自分を観察して次につなげる視点です。
僕は発言できなかった会議のあと、いつもこの3つの質問を自分にしています。
- どのタイミングなら話せたか?
- 何を言いたかったのか?(母語でOK)
- それを英語でどう言うか?(後から調べればOK)
すると、次の会議では「ここで言えばよかった」が「ここで言おう」に変わっていくんです。
これは“失敗”を“準備”に変える思考トレーニングです。
誰もあなたの沈黙を責めていない
実はこれも、すごく重要。
海外の会議で黙っていても、誰も「お前、なんで話さないんだ」なんて思っていません。
それより、話した時の内容や姿勢をちゃんと見ています。
だからこそ、焦らず「次はこれを言おう」と一歩ずつ進めばOKなんです。
1秒の勇気が英語力を変える:今すぐ試せる実践トレーニング

僕が思うに、「英語を話す力」ってスキルというより“瞬発力”なんです。
その瞬間に、口が動くかどうか。
この“1秒の勇気”を引き出すために、僕がやってきたトレーニングを紹介します。
1. 「3秒シャドーイング」法
これは会議に近い状況を想定したトレーニングです。
- ネイティブ音声を1文だけ聞く
- 3秒以内にまねして口に出す
- 間違っててもOK、止まらないことが大事
これ、タイミングと反応力を鍛える最強の方法です。
特にオンライン会議では、「ちょっと遅れて言う」のが致命的になる場面もありますからね。
2. “自分のフレーズ帳”を作る
テンプレを覚えたら、それを自分の使いそうな状況に落とし込むのがポイント。
例
- Can I jump in here? → 会議で新しい提案をする時に
- I’d like to add something. → 自分の担当パートの補足で
ノートやスマホのメモアプリでいいので、シチュエーション別に整理しておくと瞬発力が爆上がりします。
3. “口パク”でもOK!朝の5分音読
僕がやってたのは、出勤前に鏡の前で1人会議すること。
「Can I ask a quick question?」
「Let me give an example.」
「I see what you mean.」…
これを自分の目を見ながら口に出すだけでも、脳と体が「会議モード」に切り替わります。
英語を話せるようになった人たちは、たいていこういう地味な練習を“こっそり”やってます。
華やかな英会話スクールよりも、この1日5分の積み重ねの方が、実は確実なんです。
怖がらずに“WEB会議で発言スタート”できる自分になるには?

英語の会議で「最初のひと言」が出てこないのは、能力の問題ではなく、準備と心の習慣の問題です。
僕自身がそうでした。TOEICのスコアが高くても、現場で言葉が出ない。その悔しさを何度も味わいました。
でも、フレーズを準備し、繰り返し練習し、「言えなかった自分」も受け入れるようになってから、
少しずつ変わっていったんです。
最初の「Can I jump in here?」が、怖かった。
でも、それを言えた日、たった一言でも会議の景色が変わったんです。
「自分もちゃんとこの場にいる」って、はっきり感じられたんですよね。
最後に、あなたへ
もし今、画面越しの会議で言葉が詰まっているなら、まずはこの記事の中の1フレーズだけでいい。覚えて、声に出して、次の会議で使ってみてください。
あなたが発言するその一瞬が、英語の自信を育てる“スタートライン”になります。
最初は全部覚えようとせず、必要そうな場面の英語のみ覚えていく。これが効果的です。
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