ビジネス英語メール結び40選「Best regards」しか使えないあなた!絶対覚えて!

英語メール結び

ビジネス英語メール ― 印象がガラッと変わる結び40選

#英語の結びフレーズ日本語訳ニュアンス/丁寧度使いどころ
1Sincerely,敬具★★★★★ 最もフォーマル初対面の取引先・契約書類
2Yours sincerely,敬具★★★★★ 英国式フォーマル相手の名前を知っている場合
3Yours faithfully,敬具★★★★★ 英国式・名前不明“Dear Sir/Madam,” で始めた場合
4Respectfully,謹んで★★★★★ 格式高い役員・公的機関への陳情
5Best regards,よろしくお願いいたします★★★★☆ 万能フォーマルほぼ全ビジネスシーン
6Kind regards,よろしくお願いいたします★★★★☆ 柔らかめ準フォーマル、欧州で定番
7Warm regards,心よりよろしく★★★☆☆ 温かい距離を縮めたい顧客
8With appreciation,感謝を込めて★★★★☆ 感謝強調サポート対応後のお礼
9Many thanks,ありがとうございます★★★☆☆ カジュアル感謝気軽な追加依頼の後
10Thanks in advance,事前に感謝します★★★☆☆ 依頼+感謝期限付きタスクを頼む時
11Thank you for your time,お時間ありがとうございます★★★★☆ 礼儀正しいミーティング後のフォロー
12Thank you for your consideration,ご検討ありがとうございます★★★★☆ 提案時提案書・見積書の末尾
13Looking forward to your reply,ご返信お待ちしております★★★★☆ 適度な催促返答が必要な問い合わせ
14Looking forward to hearing from you soon,早めのご返信をお待ちしております★★★★☆ やや急ぎ締切が近い確認事項
15I look forward to working with you,ご一緒に働けることを楽しみにしています★★★★☆ 協働前プロジェクト開始通知
16I look forward to our meeting,お会いできるのを楽しみにしております★★★★☆来週の面談確定時
17Have a productive week,実り多い一週間をお過ごしください★★★☆☆ 前向き月曜朝の連絡
18Have a great weekend,すてきな週末を★★☆☆☆ カジュアル金曜夕方のメール
19Enjoy the holidays,休暇をお楽しみください★★☆☆☆休暇前の挨拶
20Stay safe,ご安全に★★☆☆☆ 気遣いコロナ禍・出張時
21Take care,ご自愛ください★★☆☆☆ 親しみ内部チーム・長期案件
22Best,よろしく★★☆☆☆ 口語的社内チャット感覚
23All the best,ご成功をお祈りします★★★☆☆別部署異動・退職連絡
24Cheers,ではまた★☆☆☆☆ フランク英語圏の仲良し同僚
25With gratitude,感謝を込めて★★★★☆ボランティア・寄付依頼
26With best wishes,ご多幸をお祈りします★★★☆☆年末年始の挨拶
27With warmest regards,心よりよろしく★★★☆☆ 親密長年の取引先
28Cordially,心より★★★★☆ 昔ながらフォーマル招待状
29Respectfully yours,敬具★★★★★ 超フォーマル上長・学術論文
30Faithfully yours,敬具★★★★★法務関連通知
31With respect,敬意を込めて★★★★☆反対意見を述べたあと
32Awaiting your feedback,ご意見をお待ちしています★★★★☆ 行動促しデザイン・資料レビュー
33Let me know your thoughts,ご意見をお聞かせください★★★☆☆ブレスト依頼
34Please keep me posted,進捗をご連絡ください★★★☆☆プロジェクト管理
35Feel free to reach out,いつでもご連絡ください★★☆☆☆サポート窓口案内
36If you have any questions, just let me know.質問があればお知らせください★★☆☆☆FAQリンク後
37Talk soon,ではまたすぐに★☆☆☆☆チャット系や短文返信
38Until then,それでは当日まで★★☆☆☆次の会議日時確定時
39With kindest regards,心より敬意を込めて★★★★☆丁寧だが温かい印象
40With optimism,前向きな気持ちで★★☆☆☆ モチベ↑ポジティブな締めで鼓舞

ビジネス英語メール結び40選をまとめました!

ビジネス英語メールの締めに、いつも「Best regards」しか使ってないあなた。
…正直に言います。それ、もったいないです。

僕も最初はそうでした。TOEIC900点を超えたあとでも、メールの締めだけは毎回「Best regards」一択。
「ビジネスっぽいし、失礼じゃないし、無難でいいだろう」と思ってたんですよね。

でも、ある時、外資系企業の担当者からこんなことを言われました。
「あなたのメール、いつもロボットみたいですね」って。

その一言で目が覚めました。
たった一言の“結び”が、相手に与える印象をここまで左右するなんて…。

この記事では、そんな僕が地道に集め、実践の中で使い倒してきた
「Best regards」以外のメールの結びフレーズ40選を、シーン別・印象別に徹底紹介します。

読めば、明日からあなたの英語メールが劇的に変わります。
それだけじゃない。あなた自身の「信用」や「センス」までも変わって見えるようになるんです。

メールとチャットの英語なら、この一冊が絶対推薦!

目次

ビジネス英語メール結び「Best regards」しか知らない?

ビジネス英語メール

正直に言うと、僕が最初に「Best regards」を使い始めた理由はただひとつ。
みんなが使ってるからでした。

TOEICで900点を取っても、英語メールの“結び”ってなんだか怖かったんですよね。
失礼にならないように、堅すぎず、でも軽すぎず…結局無難な「Best regards」に落ち着く。
わかります、その気持ち。

でも、ある日ふと気づいたんです。
メールって「誰かに向けた手紙」だって。
相手がいる以上、伝えるトーンや気持ちを意識しなきゃ、逆に失礼かもしれない。

たとえば、日本語なら「よろしくお願いします」だけじゃなくて、
「ご確認のほど、よろしくお願いいたします」とか
「お忙しいところ恐縮ですが~」みたいなバリエーションを使いますよね?

英語だって、同じなんです。

「Best regards」ばかり使ってる人って、結局どこか“マニュアル英語”に見える。
伝えたいのは言葉じゃなくて、気持ちと距離感。

だからこそ、フレーズの引き出しを持つだけで、メールの印象がガラッと変わるんです。

そもそも英語メールで“結びの言葉”が大事な理由とは?

英語の手 結びの言葉

ビジネスメールって、要件さえ伝わればOKだと思ってませんか?
でもね、実は読まれているのは「文の最後」なんです。

たとえば、映画や小説。
終わり方がよければ、その作品の印象ってグッと良くなりますよね?
逆に、最後が雑だと「え、なんだったのこの話…」ってモヤモヤしたまま終わる。

メールも、同じです。
結びの言葉は“メール全体の印象を左右するフィナーレ”なんです。

しかも、英語圏では「メール=人柄が出るもの」として見られる傾向が強い。
つまり、メールの締めが素っ気ないと、
「冷たい人」「適当な人」と思われる可能性すらある。

実際、僕も過去にシンガポールのクライアントから
「文面は丁寧だけど、いつも結びが事務的すぎて心がない」と指摘されたことがありました。

逆に、ちょっと温かい言葉を添えただけで、返信のテンションが明らかに変わったことも。
「Great to hear from you again!」「Thanks for your kind note!」なんて返ってきた日には、ちょっと嬉しくなるんですよね(笑)

だからこそ、結びの言葉=“あなたの印象を仕上げる最後の一筆”なんです。

シーン別!ビジネス英語メールの結び40選 シーン別ビジネス英語例文と意味を解説!

英語メール結び40選

ここでは、「Best regards」以外に使える英語の結びフレーズを40個、以下の5つのカテゴリに分けて紹介します。
それぞれ「使うべきシーン」「どんな印象を与えるか」も合わせて解説します。

フォーマル&丁寧系(上司・初対面・公式な相手)

  1. Kind regards:丁寧だけどやや柔らか。ヨーロッパ圏でよく使われる。
  2. Warm regards:少し親しみを込めたい時に◎。
  3. Yours sincerely:相手の名前が分かっているときの王道フォーマル。
  4. Yours faithfully:相手の名前が不明な時に使うべし(Dear Sir/Madam等)。
  5. Sincerely:アメリカで多く使われるフォーマルな定番。
  6. With best wishes:ややフォーマル、少し温かみがある。
  7. With appreciation:感謝の気持ちを強く伝える丁寧な一文。
  8. Cordially:非常に丁寧。公式な通知メールなどに。
  9. Respectfully yours:上下関係がある相手に。役員や政府関係など。
  10. With respect:相手への敬意を伝えるときに。

ビジネスカジュアル系(同僚・日常的なやりとり)

  1. Best:超シンプルで、フレンドリー寄り。
  2. Regards:無難な定番。ビジネスカジュアルの中核。
  3. Warmest regards:少しフレンドリーで温かい印象。
  4. All the best:別れのあいさつにも。カジュアルで明るい。
  5. Thanks again:お礼のメールや再確認時に。
  6. With gratitude:感謝+敬意を伝えたいときに最適。
  7. Take care:ややカジュアル。親しい相手に。
  8. Cheers:イギリス圏で日常的に使われるカジュアル挨拶。
  9. Thanks & regards:インドや東南アジア圏でよく見る実用派。
  10. Many thanks:感謝の定番表現、万能。

感謝特化型(何かをしてもらった時)

  1. Thank you:基本中の基本。
  2. Thanks a lot:少しカジュアルな感謝。
  3. Thanks so much:やや感情のこもった印象。
  4. I appreciate it:何かしてもらった後のお礼に。
  5. Much appreciated:社内メールや軽い感謝表現に。
  6. With heartfelt thanks:本当にお世話になった時に使う深い感謝。
  7. Gratefully:感謝+丁寧。礼状にも使える。
  8. Appreciatively:格式が高い感謝の締め。
  9. Thank you again:2度目のお礼のタイミングで。
  10. Thanks in advance:依頼系のメールで便利な一言。

フレンドリー・親しみやすさ重視(関係が近い場合)

  1. Have a great day:明るい印象、親しみあり。
  2. Talk soon:チャットやメッセンジャー的に使える。
  3. Looking forward:次の連絡や予定がある時に。
  4. Speak soon:会話ベースのメールで。
  5. Stay well:やさしさ+健康を気遣う。
  6. Be well:同じく健康を気遣うが、少し堅め。
  7. Keep in touch:今後のやりとりを期待して。
  8. Until next time:また今度、というやわらかい別れ。
  9. Take it easy:かなりカジュアル。親しい相手限定。
  10. Have a good one:「よい一日を」よりカジュアルな口調。

英語メールの印象が激変!使い分けのコツと心理テクニック

英語メール

ビジネスメールの結びって、たった一行。
でも、相手が「あなたをどう感じるか」を左右する“心理的フック”でもあります。

だから僕は、メールの結びを選ぶときに「3つの心理スイッチ」を意識しています。

スイッチ①:「距離感」を調整する

たとえば、初対面の人にいきなり「Cheers」なんて送ったら、違和感ありますよね?
逆に、社内の同僚に「Yours faithfully」なんて書いたら、壁を感じさせてしまう。

✔ フォーマル=距離を保ちたいとき
✔ カジュアル=親しみを見せたいとき
✔ 感謝系=何かを頼んだり、助けてもらった後

このように、「相手との関係性」でフレーズを選ぶと失敗しません。

スイッチ②:「感情の温度」を添える

心理学的に、人は「言葉の温度」に無意識で反応します。
冷たい文面には距離を置き、あたたかい言葉には心を開きます。

例えば、同じ「ありがとう」でも

  • 「Thanks」:ややクール
  • 「Thanks so much」:感情を感じる
  • 「With heartfelt thanks」:心を打つ

相手の感情を動かしたいなら、温度の高い言葉を選びましょう。

スイッチ③:「次につなげる意図」を示す

締めの一文には、“次にどうしたいか”を潜ませることで、返信率も変わります。

  • 「Looking forward」→“またやり取りしたい”という意思表示
  • 「Thanks in advance」→“あなたの対応を前提にしている”プレッシャー(笑)
  • 「Keep in touch」→今後の関係継続を希望しているサイン

単なる「終わり」じゃなく、「次の始まり」としての締め。
この考え方ができると、メールのクオリティは一段上がります。

僕が本当に意識しているのは、「相手の心にどんな余韻を残したいか?」
その答えによって、使う結びの一言が変わってくるんです。

僕が英語メールで「Best regards」を卒業した理由

英語を使って仕事をするようになった初期、僕は「Best regards」以外、使いませんでした。
正直、怖かったんですよ。間違えたらどうしようって。

でも、あるプロジェクトでイギリスのクライアントと頻繁にやり取りすることになって、
彼らのメールの締めを見て衝撃を受けたんです。

「Cheers」
「All the best」
「Kindest regards」
「Speak soon」…

フレーズに“人間味”がある。
仕事だけど、どこか温かい。距離感が近い。
それが、めちゃくちゃ印象に残った。

そのとき思ったんですよね。
「自分のメールって、めちゃくちゃ無機質じゃないか?」って。

メールは“信頼”をつくる道具だった

たった一言の違いで、相手の返事のトーンが変わる。
これは心理学でも「返報性の原理」って言われるやつで、
自分がフレンドリーにすると、相手も自然と心を開くっていう理屈なんですよ。

それからは、僕の中で「結びの一言」が“戦略”になった。
相手に応じて、心を添える。距離を測る。信頼を深める。

たかが一行、されど一行。
これが僕が「Best regards」を卒業した理由です。

今日から使える!シチュエーション別の英語メール例文集

ここでは、先ほどの40フレーズの中から、実際のメールでよくある5つのシチュエーションに絞って例文を紹介します。
どれも僕がリアルに使って効果を感じたものです。

①初めての相手・取引先への丁寧なメール

件名: Inquiry regarding product specifications
結び:

I look forward to your response.
Kind regards,
Taro Yamada

🔹ポイント: “Kind regards”はフォーマルだけど少し柔らかく、初対面でも使いやすい。

②社内の上司・役員への報告メール

件名: Weekly report submission
結び:

Please let me know if there’s anything else you’d like me to include.
With appreciation,
Taro Yamada

🔹ポイント: 丁寧+感謝のニュアンスを含めると印象アップ。

③お願い・依頼を含むメール

件名: Request for schedule confirmation
結び:

I would greatly appreciate your confirmation by Friday.
Thanks in advance,
Taro Yamada

🔹ポイント: “Thanks in advance”は依頼の定番。やや圧もあるので相手を選んで。

④仲良くなったクライアントへの返信

件名: Re: Project timeline adjustment
結び:

Let’s catch up soon on the progress!
All the best,
Taro Yamada

🔹ポイント: “All the best”は明るく親しみがあって柔らかい印象。

⑤感謝を伝えるお礼メール

件名: Thank you for your support
結び:

Your advice helped us a lot during the negotiations.
With heartfelt thanks,
Taro Yamada

🔹ポイント: 感謝の気持ちが強く込められるので、深いお礼のときに最適。

このように、シーンに合わせて結びを使い分けることで、
相手の記憶に残るメールが書けるようになります。

【まとめ】英語メール結び一つで、信頼も印象も変わる時代へ

結び一つで、信頼も印象も変わる時代

「たかが一言、されど一言」

メールの結びなんて、あまり意識してこなかった――
そんな人ほど、“一行の魔法”を使いこなせるようになれば大きな差になります。

言い換えれば、
「Best regards」だけでは、あなたの価値は半分も伝わっていないかもしれないということ。

フレーズを使い分けるだけで、

  • 相手との心理的な距離を縮めることができる
  • あなたの印象が“仕事ができる人”に変わる
  • 信頼と共感を自然と築ける

メールは単なる“伝達手段”ではなく、
“印象設計ツール”であり、ビジネススキルの一部です。

最後に、これだけ覚えておいてください。

✔ 結びの一言は、「あなたの人柄がにじむ場所」
✔ 無難な言葉は、無難な印象しか残さない
✔ ほんの少し工夫するだけで、英語メールは武器になる

僕自身、中卒で学歴もないけど、英語を武器に人生が変わりました。
だからこそ思うんです。細部を大事にする人が、本当の意味で伝わる英語を使える。

メールの締めから、あなたのビジネスが変わるかもしれません。
ぜひ、明日から1行だけでも変えてみてください。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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