
シーン | 英語表現 | カナ読み(目安) | 日本語訳 |
---|---|---|---|
医療 | Call an ambulance! | コール アン アンビュランス | 救急車を呼んで! |
I’m having chest pain. | アイム ハヴィング チェスト ペイン | 胸が痛いです。 | |
I feel dizzy. | アイ フィール ディズィ | めまいがします。 | |
I need to see a doctor. | アイ ニード トゥ シー ア ドクター | 医者に診てもらいたいです。 | |
I’m allergic to penicillin. | アイム アラージック トゥ ペニシリン | ペニシリンにアレルギーがあります。 | |
盗難・紛失 | My phone was stolen. | マイ フォウン ワズ ストゥォウルン | 携帯を盗まれました。 |
My wallet is missing. | マイ ウォレット イズ ミッシング | 財布がありません。 | |
I’d like to file a police report. | アイ’ド ライク トゥ ファイル ア ポリース リポート | 被害届を出したいです。 | |
Can you block my card? | キャン ユー ブロック マイ カード | カードを停止してください。 | |
空港・荷物 | My suitcase didn’t come out. | マイ スーツケース ディドゥント カム アウト | スーツケースが出てきません。 |
It’s a black Samsonite suitcase. | イッツ ア ブラック サムソナイト スーツケース | 黒いサムソナイトのスーツケースです。 | |
Where is Lost & Found? | ウェア イズ ロスト アンド ファウンド | 遺失物取扱所はどこですか? | |
道に迷う | I’m lost. Can you help me? | アイム ロスト. キャン ユー ヘルプ ミー | 道に迷いました。助けてもらえますか? |
Which way to the station? | ウィッチ ウェイ トゥ ザ ステイション | 駅へはどちらですか? | |
火災・避難 | There’s a fire! | ゼアズ ア ファイア | 火事です! |
Please evacuate! | プリーズ エヴァキュエイト | 退避してください! | |
自然災害 | Is this area safe from earthquakes? | イズ ディス エリア セイフ フロム アースクウェイクス | ここは地震の安全地域ですか? |
Is the tsunami warning still in effect? | イズ ザ ツナミ ウォーニング スティル イン イフェクト | 津波警報はまだ出ていますか? | |
交通事故 | I’ve been in an accident. | アイヴ ビーン イン アン アクシデント | 事故に遭いました。 |
Call the police, please. | コール ザ ポリース プリーズ | 警察を呼んでください。 | |
Are you hurt? | アー ユー ハート | けがはありませんか? | |
危険人物 | Leave me alone! | リーヴ ミー アローン | 放っておいて! |
Don’t touch me! | ドント タッチ ミー | 触らないで! | |
子ども迷子 | I can’t find my child. | アイ キャント ファインド マイ チャイルド | 子どもがいません。 |
He’s wearing a blue jacket. | ヒーズ ウェアリング ア ブルー ジャケット | 青い上着を着ています。 | |
緊急連絡 | What’s the local emergency number? | ワッツ ザ ローカル エマージェンシー ナンバー | 現地の緊急電話番号は? |
Can you call my embassy? | キャン ユー コール マイ エンバシー | 大使館に電話してもらえますか? |
海外旅行、楽しいはずが…突然スーツケースが消えた。
熱が出て、ホテルのベッドから動けない。
そんな時、緊急時に役立つ英語表現…あなたは英語で助けを求められますか?
正直に言うと、僕は昔「Help me」しか言えなかった。
でも、実は非常時こそ“中学レベルの英語”で十分なんです。
この記事では、スーツケースの紛失、体調不良、盗難といったリアルに起こりうるトラブル時に「これだけは覚えておけ!」という神フレーズをまとめました。
そしてポイントはただの暗記じゃない。
心理学的に「緊急時でも口から出てくる仕組み」に基づいて紹介します。
旅先で慌てないために。
スマホに保存しておくだけで、あなたの安心感がまるで違ってくるはずです。
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なぜ“非常時の英語”こそ、最優先で覚えるべきなのか?

多くの人が英語を勉強する目的として、「海外旅行をもっと楽しみたい」「外国人と話してみたい」と言います。でも――実はそれ以上に大事なのが、“非常時”のための英語なんです。
例えば僕はかつて、タイのバンコクでスーツケースが行方不明になり、夜の空港で3時間以上迷子状態。英語がうまく出てこないパニックの中で、「言いたいのに伝わらない」あの無力感は今でも忘れられません。
ここで重要なのは、
- 英語がペラペラじゃなくてもいい
- 文法ミスなんてどうでもいい
- 「単語+ジェスチャー」でも、命を守ることはできる
という事実です。
つまり、「とっさに使える英語」は、旅行のアクセサリーじゃなく、命綱なんですよね。
しかも、日常会話よりもシンプルな表現で十分伝わります。
難しい英語じゃなくて、ピンチの時に脳が自動的に引き出せる“短いフレーズ”のストックこそが本当の意味での英語力なんです。
では、次から実際のトラブル別に、具体的な英語表現を紹介していきましょう。
【ケース①】スーツケースが見つからない!空港での伝え方とやるべきこと

まず言わせてください。スーツケースのロスト(紛失)って、本当に多いです。
僕も過去に2回やられてます(成田→ロンドン、関空→バンコク)。
そして共通していたのが、「着いたら荷物が出てこない」「係員は冷静なのに自分は半泣き」という地獄のような状況。
でも、必要な英語は実はめちゃくちゃシンプルなんです。
まず空港で使うべき英語フレーズ
- My suitcase didn’t come out.
スーツケースが出てきませんでした。 - It’s missing.
(荷物が)行方不明です。 - Can you check if it’s still in [Narita]?
まだ[成田]にあるか確認してくれますか? - Here’s my baggage claim tag.
これが手荷物引換証です。 - I think my bag was lost. Where should I go?
荷物がなくなったと思います。どこに行けばいいですか?
最低限これだけやるべし!
- バゲージクレームの場所を確認(Look for “Lost & Found”)
- 航空券と手荷物引換証(タグ)を提示
- 特徴を伝える(色・サイズ・ブランドなど)
→ “It’s a black Samsonite suitcase, about 70cm.” - 滞在先の住所やホテル名を伝える
→ “I’m staying at ABC Hotel in Bangkok.” - 連絡先(電話番号 or メール)を確実に伝える
経験からのアドバイス
係員は基本的に冷静で淡々としてます。
でも焦ってるとこちらの伝え方がメチャクチャになるので、紙に書いたフレーズを見せるだけでもOK!
あと、僕は一度「荷物の色を“dark green”と言ったつもりが“dark screen”って言ってて、全然通じなかった」ことがある(笑)
やっぱり短く・簡単に・ゆっくり言うのがコツですね。
【ケース②】体調不良・発熱・ケガ…英語で症状を伝える基本フレーズ

旅先での体調不良――これ、本当にキツい。
言葉が通じない国で高熱が出たとき、僕は「これはマジで終わったかも」と思いました。
でも、冷静に症状を伝えるだけで、ちゃんと助けてもらえたんです。
必要なのは、専門的な医学英語じゃない。
相手に「何が起きてるのか」を短くはっきり伝えるシンプルな英語です。
使える基本フレーズ集(丸暗記でOK)
- I’m not feeling well.
体調が良くないです。 - I have a fever.
熱があります。 - I have a headache / stomachache / sore throat.
頭痛/腹痛/喉の痛みがあります。 - I feel dizzy.
めまいがします。 - I have diarrhea.
下痢をしています(←意外と大事!) - I need to see a doctor.
医者に診てもらいたいです。 - It’s an emergency.
緊急事態です。 - Call an ambulance, please.
救急車を呼んでください。
病院で使えるフレーズ&ポイント
- This is my passport and travel insurance.
これがパスポートと保険証です。 - I’m allergic to penicillin.
ペニシリンにアレルギーがあります(←アレルギーは超重要) - How much will it cost?
費用はいくらかかりますか?
ちなみに、僕は保険証をスマホで見せたら「OKOK」って感じでスムーズに処理されました。
スマホに英語の症状リストを保存しておくとマジで安心です。
【ケース③】財布やスマホを紛失!警察やホテルでの英語の伝え方

海外旅行で一番ヒヤッとするのが、財布やスマホの紛失。
僕は実際、バルセロナのカフェでスマホを置き忘れてパニックになったことがあります。
運良く見つかったけど、あのときの焦りと絶望感は今でも思い出せるレベルです。
でも、冷静に行動すれば、意外と見つかる確率も高いんです。
紛失時にまず使う英語フレーズ
- I lost my wallet. / I lost my phone.
財布をなくしました/スマホをなくしました。 - I left it at the café. / I think I dropped it.
カフェに置き忘れたと思います/落としたかもしれません。 - Can you help me? / Is there a lost and found?
助けてもらえますか?/遺失物取扱所はありますか? - It’s a black iPhone with a cracked screen.
画面にヒビの入った黒いiPhoneです(←特徴を言うのが大事)
警察・ホテルでの実用フレーズ
- I’d like to file a report.
紛失(盗難)届けを出したいです。 - It was stolen.
盗まれました。 - Here’s my passport. / I have my ID.
これがパスポートです/身分証明書があります。 - Where is the nearest police station?
一番近い警察署はどこですか?
体験からのリアルアドバイス
言葉が出てこなくても、スマホの翻訳アプリが神レベルで使えます。
Google翻訳のカメラ機能で、警察の書類をその場で読んだり、画面で会話したりできる。
あと、ホテルのスタッフは意外と親切。
「I lost my phone. Can you help me call the police?」って言ったら、フロントの人が全部やってくれたこともありました。
つまり、一人で何とかしようとしないこと。頼れる人を見つけて、シンプルな英語で助けを求める勇気の方が大事なんです。
【心理術】パニックでも口から英語が出る!緊急時に強い“脳の使い方”

「英語、頭ではわかってるのに、声に出せない…」
――これ、トラブル時ほどよくある現象なんです。
実は、これは脳の「扁桃体」が暴走してる状態なんですね。
不安や恐怖を感じると、言語をつかさどる前頭前皮質の働きが鈍くなる。つまり、理性がバグる。
じゃあどうするか?
僕が実践して効果があったのは、“ルーティン化”と“口グセ化”です。
非常時フレーズは「口グセ」にしておく
例えば
- I lost my bag.(荷物がなくなった)
- I don’t feel well.(体調が悪い)
- Please help me.(助けてください)
この3つだけでも、毎日声に出して言うだけで脳に定着します。
筋トレと一緒で、「有事の時に出る言葉」は事前に脳に刷り込むしかない。
暗記よりも“状況で覚える”
あと僕がやってたのは、「声に出すときにシチュエーションを想像する」方法。
空港でスーツケースが流れてこない場面を頭に描いて、“My suitcase didn’t come out.”ってつぶやく。
これだけで記憶の定着率が段違いです。心理学的には“エピソード記憶”といって、ストーリー仕立てで覚えると忘れにくい。
感情に結びつけると強い
僕が一番覚えてる英語フレーズって、全部「感情が揺れた瞬間」に覚えたものなんです。
「スマホ盗まれて泣きそうになった時に言った“Call the police, please.”」とかね。
つまり、英語は感情と一緒に覚えたほうが強い。
冷静に暗記しても、有事には出てこない。それが人間です。
【便利ツール】オフラインでも使える!緊急英語アプリ&紙のメモ活用法

さて、ここまで読んでくれた方にとって、もうひとつ重要なことがあります。
それは、「緊急時に限ってネットが繋がらない」という現実です。
…これ、想像以上にありがちなんですよね。
Wi-Fiが途切れて、翻訳アプリがまったく動かない。まさに“詰み”です。
① オフライン対応の英語アプリ3選
- Google翻訳(オフライン辞書DL機能)
→ 事前に「英語」をダウンロードしておけば、ネットなしでも翻訳可。 - SayHi(音声入力&翻訳)
→ しゃべった英語や日本語をそのまま翻訳してくれる。UIも直感的。 - Microsoft Translator
→ 音声・テキスト・カメラ翻訳に対応。出先でも頼れる一手。
② 紙に「超使えるフレーズ」をメモしておく
アプリより確実なのが、実は紙のメモです。
特に、以下のようなフレーズはスマホの裏や小さなノートに書いておくと◎。
例
- “I lost my passport.”
- “I need a doctor.”
- “Please help me.”
- “It was stolen.”
- “I don’t feel well.”
スマホが電池切れでも、落としても、紙だけは裏切らない。
“紙+アプリ”のハイブリッドが最強
僕はスマホと別に、100均で買った小さなメモ帳に英語フレーズを10個くらい書いて財布に入れてます。
それだけでも、「何かあっても対応できる」という安心感が違います。
「忘れる前提」で準備しておく。これが英語初心者にとっての最強の備えです。
海外で迷子になったら?

【まとめ】備えあれば憂いなし!非常時の英語は“命綱”になる

スーツケースが消えたとき。
突然、体が動かなくなったとき。
財布やスマホを失って、どうしていいか分からなくなったとき。
そんな瞬間にこそ、英語が“命を守る道具”になるんです。
でもここで大切なのは、「完璧な英語」じゃないということ。
- 文法がグチャグチャでも伝わる
- 単語だけでも、気持ちがあれば通じる
- 一番大事なのは、“助けを求める意志”と“準備”
僕は英語が全くできなかった頃、海外トラブルで本当に泣きました。
でも、「このフレーズだけは絶対に言える」という準備をしただけで、次からの旅が全然違った。
そのとき使ったフレーズを、何度も何度も独り言で練習したのを覚えています。
夜のバス停でブツブツ言ってたのを、現地の人に笑われたこともある(笑)
でも、それでいいんです。
英語は“練習”でしか身につかない。
特に非常時こそ、“反射”で出せる英語だけが使える英語。
この記事が、あなたの旅の安心につながれば本当にうれしいです。
そして願わくば、あなたがトラブルに見舞われる前に、この記事のフレーズを声に出してみてほしい。
それだけで、未来がちょっと安全になります。
Have a safe and fun trip.
もし何かあったら、この記事のことを思い出してください。
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