
海外で街を歩いているとき、地図アプリを見ながらでも「ここどこ?」ってなる瞬間、ありますよね。
この記事では、海外旅行先などで英語で道を聞くときに役立つ英語を まとめてお伝えしていきます。

すぐに覚えられるので 目を通しておいてくださいね!
「これ必要かも…」というものを優先に覚えておく これがコツです。
画面の中では目的地が近いはずなのに、目の前にあるのは似たようなビルや店ばかり。
焦って“I’m lost…”とつぶやいても、周りの人は忙しそうに通り過ぎていく――。
そんなとき、「ちょっと助けてあげようかな」って相手に思わせる英語フレーズを、あなたは持っていますか?
実は、たった一言で「親切な人が笑顔で教えてくれる確率」は爆上がりします。
しかも、それは学校で習った定型文とは少し違う、**ネイティブの感情に刺さる“リアルな言い回し”**なんです。
この記事では、僕がTOEIC900超えを達成し、実際に海外の路上で「これ使ったら助けてもらえた!」という英語フレーズを厳選して紹介します。
地図アプリが役立たなかったあの瞬間の不安を、言葉の力で乗り越えるコツ――一緒に身につけていきましょう!
【あなたも経験ある?】地図アプリでは辿り着けない“迷子の瞬間”


スマホの地図アプリって、便利そうに見えて意外と使いづらいとき、ありませんか?
特に外国の街で、建物の名前も読めず、進行方向が合ってるのかどうかも分からない。僕はニューヨークで一度、地下鉄の出口を間違えただけで完全に現在地を見失ったことがあります。
GPSはビルに囲まれてズレるし、グーグルマップは「今どっち向いてるのか分からない」状態。しかも周りには人がいっぱい。声をかけるのも勇気がいる。
…そんなときに、“自分の口で道を聞ける力”があれば一発で解決できるんです。
実際、「Excuse me…」と一歩踏み出したことで、その後の旅がガラッと変わった経験もあります。
では、そのとき何て言えばいいのか?
続いて、“I’m lost”では伝わらない理由から見ていきましょう。
【ネイティブはこう聞く】”I’m lost”じゃ伝わらない理由とは?


日本人がよく使いがちな「I’m lost.」
確かに意味は「道に迷った」なんですが、実際にネイティブが使うシーンはちょっと違います。
というのも、”I’m lost.” は文脈によっては 「(人生に)迷ってる」「話についていけない」 といった意味にも取られてしまうんです。
それに、これだけを言われても、聞いた相手は「で、何をしてほしいの?」ってなる。
つまり、情報が足りなさすぎるんです。
僕がLAのバス停でこのフレーズを使ったとき、相手が一瞬戸惑ってから「どこに行きたいの?」と聞き返してきました。
気を使ってくれたから良かったものの、これが忙しい通勤時間だったら無視されてたかも。
ネイティブはもっと具体的に言います。
たとえば、
- “Could you tell me how to get to ~?”
- “I’m trying to find ~.”
- “Is this the right way to ~?”
など、「自分が何をしたいのか」を明確にする表現が好まれます。
次のセクションでは、そんな「今すぐ使える」実践的なフレーズを紹介していきます!
【使える英語フレーズ①】「すみません、〜はどこですか?」のスマートな言い方


道を尋ねるとき、一番シンプルで使いやすいのがこのフレーズ
“Excuse me, could you tell me where the [place] is?”
たとえば
- “Excuse me, could you tell me where the nearest subway station is?”
(すみません、一番近い地下鉄の駅はどこですか?)
これ、語順さえ間違えなければ初心者でも通じます。ポイントは「Excuse me」でしっかり相手の注意を引くこと。
僕はフィリピンのセブ島で、これを使った瞬間に屋台の兄ちゃんがニッコニコで地図を書いてくれました(笑)。
さらに、ちょっとフレンドリーな言い方にするなら
- “Hi, I’m looking for [place]. Do you know where it is?”
この「I’m looking for~」という表現は、“探してる感”が伝わるので、相手も親切にしてくれやすいです。
ちなみに、「トイレはどこですか?」って聞くときは
- “Where is the restroom?”
- “Is there a restroom nearby?”
なども覚えておくと便利。
単語の意味はシンプルでも、語調や声のトーンが意外と大事です。
では次に、ちょっと丁寧な「迷ってしまいました…」系の表現を紹介します。
【使える英語フレーズ②】「道に迷ってしまいました…」を自然に伝える表現


「今、自分は道に迷っている」と相手に伝えたいとき、ちょっと丁寧で自然な言い回しがこちら
- “I’m a bit lost. Could you help me?”
(少し迷ってしまって…助けていただけますか?)
この “a bit” の一言がポイントで、「完全にパニックです」感を和らげる効果があります。ネイティブっぽさも出せて好印象です。
他にもおすすめなのが、
- “I think I took a wrong turn.”
(道を間違えたみたいです)
これ、イギリスの田舎でバスに乗り遅れたときに使ったら、親切なおばちゃんが「一緒に次のバス停まで歩こうか?」って言ってくれたんです。
つまり、状況を軽く説明しつつ、助けを求めるのがコツ。
そしてもうひとつ、丁寧かつ控えめな言い方
- “Sorry to bother you, but I think I’m a little lost…”
こうやって最初に「Sorry to bother you(お邪魔してすみません)」と前置きすると、相手も構えずに話を聞いてくれやすいです。
次は、これらのフレーズに「心理トリガー」を仕込むことで、さらに助けてもらえる確率をアップさせるコツをご紹介します!
【心理トリガーで差が出る】相手が“助けたくなる一言”とは?


英語で道を聞くとき、実は“言葉の内容”だけじゃなくて、「言い方」や「相手の気持ちを引き出すワンフレーズ」がめちゃくちゃ大事なんです。
たとえば、こんな一言を加えるだけで、相手の態度がガラッと変わります。
- “I’m sorry, I’m not from around here and I got a little confused.”
(すみません、地元じゃないもので、ちょっと迷ってしまって…)
この「not from around here」という表現、“旅行者”とか“よそ者感”が伝わって相手の共感を引きやすいんですよね。
また、感謝の気持ちを先に出すのも効果的です。
- “I’d really appreciate your help.”
(手助けしていただけたら本当にありがたいです)
これは、頼まれる側の“役に立ちたい”という心理をくすぐる言い方。
実際、ロンドンで道を尋ねたときにこれを添えたら、おじさんがわざわざ一緒に角まで歩いて案内してくれたことがありました。
こういう“人間くさい”ひと言って、AI翻訳ではなかなか出てこない。
だからこそ、自分の口から言えるようにしておくと強い武器になります。
では、せっかく道を聞けたあと、ちゃんと理解して進めるようにするためのフレーズを次にご紹介します!
【方向音痴でも大丈夫】聞いた後に確認する魔法のフレーズ


道を聞いて答えてもらったはいいけど、「あれ?今の説明、ちゃんと理解できたかな…」って不安になること、ありますよね?
そんなとき、聞き返したり確認したりするフレーズをあらかじめ用意しておけば安心です。
おすすめはこれ
- “So, I go straight and then turn left at the traffic light, right?”
(つまり、まっすぐ行って信号で左に曲がるんですよね?)
こうやって自分の言葉で“繰り返し確認”するのが超重要。相手も「Yes, exactly!」みたいに答えてくれると、もうそれだけで心強い。
もしも理解に不安があれば
- “Sorry, could you repeat that a bit slower?”
(すみません、もう少しゆっくり言っていただけますか?) - “Can you point it on the map?”
(地図で指してもらえますか?)
僕がベルリンで道を聞いたときは、相手がスマホの地図アプリを開いて「ここ!これが今いる場所で…」って教えてくれました。
つまり、英語が完璧じゃなくても、“聞き方”と“確認の仕方”さえ押さえていればどうにかなるんです。
次は、そんな僕自身のリアル体験――現地で「これは効いた!」と感動した英語の一言をご紹介します。
【TOEIC900超の私が実感】現地で感動された“ひとこと英語”


これは、僕がマレーシアのクアラルンプールで体験した話です。
ホテルに戻ろうとしたんですが、通りがどれも似ていて完全に迷子になったんです。
で、いつものように道を尋ねようとしたとき、ふと口をついて出たのがこれ
- “Sorry to trouble you. I’m a bit lost and I’d really appreciate your help.”
その瞬間、おじいさんが笑顔で「Of course! Where are you trying to go?」と返してくれて、
しかも、近くまで案内してくれたんです。
後で「英語、上手だね」とまで言ってくれて、それがめちゃくちゃ自信になった。
ここで大事なのは、「流暢さ」じゃない。
“丁寧さと必死さが伝わるひと言”が人の心を動かすんです。
TOEICのスコアがいくら高くても、こういう「人間的な会話の瞬間」に使える英語って、学校では教わらないし、試験でも測れない。
でも、僕はそれを“現地での小さなやりとり”から学びました。
だからこそ、これから英語を学び直そうとしているあなたにも、まずはこの一言だけは覚えてほしい
“I’m a bit lost, and I’d really appreciate your help.”
覚えるだけで、見える景色が変わります。
では最後に、今回のポイントをまとめていきます。
【まとめ】もう迷わない!地図より頼れる英会話フレーズ完全ガイド


道に迷ったとき、地図アプリを必死に眺めても、答えが見つからないことってあります。
そんなときこそ、“言葉の力”が本当に効く。
今日紹介したのは、ただ英語を話すためのフレーズじゃありません。
あなたの「助けてほしい」という気持ちを、ちゃんと届けるための言葉です。
覚えておきたいポイントはこの3つ
- “I’m lost.” だけでは伝わらない。目的や状況を具体的に話す。
- 「Excuse me」「I’m looking for~」など、話しかけやすい導入がカギ。
- 感謝や丁寧さを込めたひと言が、相手の心を動かす。
僕自身、英語が完璧じゃなかった頃からこういった表現を使って、どれだけ助けられたか分かりません。
TOEIC900点以上取った今でも、やっぱり一番使ってるのはこういう“シンプルだけど人間的な言葉”なんです。
最後にもう一度。
地図がなくても、不安なときでも、次の一言を言えれば大丈夫です。
“Excuse me, I’m trying to find [場所]. Could you help me?”
このフレーズをポケットに入れて、安心して世界を歩いてください。
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