海外旅行の直前に「翻訳機があれば安心だ」と思い、広告で話題のポケトークを3台まとめ買いしました。
現地の知り合いにも1台ずつ渡し、会話がどれだけスムーズになるか――結果は想像を裏切るものです。
翻訳開始まで最大20秒、聞き取りミスで再入力、カメラ翻訳はフリーズ。結局、全員がスマホのGoogle翻訳に切り替えてしまいました。
「専用機ならではの快適さ」は本当にあるのか? 私の実証レポートを共有します。
ポケトークが「海外で通じない」4つの瞬間

ポケトークは翻訳完了まで約18秒かかりました。会話が途切れ、後ろに並ぶ客から舌打ちが聞こえます。
1つ目は待ち時間の長さ。10秒超えが連発するとストレスが倍増します。
2つ目は聞き取り精度の低さ。日本語も英語も母音が欠落し、「water」が「butter」と表示され店員が困惑。
3つ目はカメラ翻訳の遅延。美術館の案内板を映しても読み込み円が回り続け、Google翻訳なら1秒で終わる場面が30秒以上。
4つ目はオフライン期待の裏切り。通信内蔵モデルでも地上で無反応な事もある。
具体データ:計測20回中、翻訳完了までの平均待ち時間は10.7秒。
専用機に頼る前に、スマホにGoogle翻訳を入れ、相手にもインストールを勧めましょう。オフライン言語パックを同時にダウンロードすれば通信難民でも安心です。
しかも現在のポケトークは、自宅で保管していて久しぶりに使おうとしたら起動すらせず完全に壊れました。
保証期間だと思いポケトークのサポートに連絡するも、まどろこっしい内容ばかりで返信も遅く意味のない電子クズに化しました。
ポケトークが使えない 充電が入らないため諦めた体験談
まずサポートを見て欲しい。
ポケトークサポート https://pocketalk.jp/support
サポートに連絡しても対応は、イマイチ…馬鹿にしてると感じました。結論を言うとこれを実践しろとのことです。
まさに自分と同じ状況である。
【ポケトーク S】ポケトークを久しぶりに充電したら、充電が開始されない(充電を長時間しても電源が入らない)
- 15分間充電
- 充電したまま、本体右側面の上部にある電源ボタンを60秒間押し続けます
- 60秒押し続けた後、電源ボタンを離します
- 10分間待ちます
- 本体右側面の上部にある電源ボタンを1回押し、ポケトークの画面に充電アイコンが表示されるかをご確認ください
- 現在修理対応は行っておりません。
まずこのテストだけでも約30分経過。動かない場合人間の心理としてもう一度試したくなる。そうするとさらに30分モヤモヤした気持ちで過ごす事になるわけです。
しかもこの文章を見て欲しい。
・購入後1年以内の自然故障の場合:無償で交換させていただきます。
・ワイド延長保証加入済みで、購入後3年以内の場合:自然故障の場合は無償で交換させていただきます。自然故障以外の場合は交換手数料5,500円で交換させていただきます。・上記に当てはまらない場合:再購入をご検討いただけますと幸いです。
まず、延長j保証に入らない限り、1年の保証しかないという事が明確のようです。
ポケトーク復旧手順の意味があるのか検証した。
ポケトークは復旧するのか?
最初は、この面倒な作業は、単なる嫌がらせじゃないか?と思ったので意味があるのか調べてみた。その結果意味がある作業だという事は認識できました。
手順 | 技術的背景 |
---|---|
① 専用アダプタで15分充電 | 過放電状態では電池が極端に電圧低下→通常の充電器が「安全のため」給電を停止することがあります。純正ACは最適条件で微弱でも充電可能 |
② 電源ボタン60秒長押し | 過放電保護ICが「起動信号」を受けるまで時間がかかるため(通常の短押しでは無反応) |
③ 10分放置 | 内部電圧が少し回復し、回路がリセットされる猶予時間 |
⑤ 再度電源投入 | 内部電圧が安全域に入れば、画面に充電アイコンが復帰表示される可能性がある |
ステップ | 目的・理由 |
---|---|
1. 15分充電 | 過放電状態のリチウムイオン電池に最低限の電力を回復させるため(即時起動は想定していない) |
2. 電源ボタンを60秒押し続ける | 電源IC・保護回路に強制リセット信号を送るため(長押しで解除される製品設計が多い) |
3. 10分放置 | 微弱な電力回復と回路安定のための待機タイム |
4. 再度電源投入 | 充電状態が復帰すれば画面表示開始→そのまま充電を継続して完全復活を待つ |
普通に考慮すると翻訳機は毎日使う事がなく長期保管になるケースが多いはずです。そう考えるとポケトークがこのパターンに陥るケースはかなり多いはずです。
ポケトーク端末で言われた通り何度もやってみたが再起する様子はゼロ。
実質の使用回数は限りなく少なくポケトークは★になったわけですが、結論だけいうとスマホのGoogle翻訳を相手と相互で使う方が賢く精度が高いという事は間違いないだろう。

- テキスト: 入力したテキストを言語間で翻訳可能
- オフライン: インターネットに接続しなくても翻訳が可能
- リアルタイム カメラ翻訳: カメラを向けるだけで画像内のテキストを瞬時に翻訳
- 写真: 撮影またはインポートした写真内のテキストを翻訳
つまりGoogle翻訳の方が圧倒的に機能が高いということがわかりました。しかもポケトークより進化していてスムーズなドレスをしてくれます。世界どこに行ってもスマートphoneにGoogle翻訳が入っている人が圧倒的に多いのでお互いGoogle翻訳を使えば簡単に会話ができます。いちいち翻訳機を買わなくてもスマートphoneにGoogle翻訳が入っていれば充分ではないでしょうか。
もしもポケトークを含む翻訳機を使うぐらいなら例外なく
スマホにGoogle翻訳、そしてCHATGPTアプリがあれば、何とでもなると思います。
ちなみに会話でも伝えたい事を伝えられる状態ならCHATGPTの音声通話も推薦です。
ポケトーク精度が悪すぎる⇒実戦で感じた3大ストレス
広告では「ワンタップで即翻訳」と強調されていますが、実際には翻訳完了まで平均13〜20秒も待たされました。
実際にポケトークを使ってみた感想ですが
広告で謳われているほどスムーズな翻訳がまずできません。
ボタンを押しながらしゃべると翻訳される仕組みですが、
- 翻訳するまでに時間がかかり過ぎる。
- 聞き取りが悪い。
- カメラ機能は不便極まりない。
結論を言いますが、Google翻訳アプリを使う方が賢いです。
今は、だれでもスマートフォンを持っている時代ですから、相手もGoogle翻訳をインストールして使う方が効率よく会話できます。
これはポケトークを実際に使いながら 僕と外国人の方も同意見で、あまりにも処理や性能が悪い為にしびれをきかせてGoogle翻訳を使っていた…という状況になったほどです。
待ち時間が長すぎる
まず待ち時間の長さです。
喋り終えた後に10秒どころか20秒ぐらい待つ事も普通にあります。
計測するとそれ以上、くるくる画面が回っている場面もありました。
店で使うにしてもお話になりません。
店員に一言伝えたりする場合でも20秒超えるとさすがに苛立ちを感じます。
聞き取りが悪い
日本語で喋る時の聞き取りも悪いです。
英語、中国語でも同様に悪いです。
間違えて聞き取るとやり直しになるだけでなく、
さらに待機時間がその都度かかります。
とてもではないですが海外旅行で便利に使えるというどころかストレスさえ感じました。
カメラの認識は遅い
また翻訳のカメラも同様に認識は遅いです。
Google翻訳アプリと比べると明らかに劣る事が分かります。
Google翻訳の場合は、さっとカメラでかざすだけですぐに翻訳してくれますが、このアプリの場合は 膨大な時間を要します。

スマートフォンのGoogle翻訳、あるいは最近ならCHATGPTのカメラモードを使って翻訳してもらう方が断トツに精度が良いです。
日本国内だと反応は上々?
流石に日本で使う場面は少ないですが
最初日本でテストした場合は割と良好なイメージでした。
ただ、
「これならGoogle翻訳でもよくないか」
とも思えるぐらいでしたが海外で使うと本当に使えません。
もちろんネット回線の影響もあるのかもしれませんが付属で通信無料がついているものの、全くダメでした。
Wi-Fi云々の問題も影響があるように感じますが、どちらにしても、
「Google翻訳使ってればそれでよい」
これが結論です。
また「通信込み」とありますが、この通信が海外の場所によっては、話になりません。
翻訳は居2025年現在のAIなど使えば、翻訳機なんて必要ないと思います。
僕はGPTをメインに使っていますがGeminiなどを使えば、もっとコスパが良いと思います。
Google翻訳の方が精度が高い
翻訳ならスマホのアプリでGoogle翻訳が無料で使えます。
カメラ認識もGoogleの方が精度が高くスムーズですし、
翻訳までの時間に関してもGoogle翻訳を使う方が早いです。
しかも音声を拾う制度も 僕はiPhoneですがポケトークよりスムーズです。
喋る場合には マイクボタンを一度タップする必要がありますが、喋った内容を見せるだけで 店では十分に伝わります。
翻訳機がGoogle翻訳に勝てないのが現状
現状で色々な翻訳機を試した事がありますが、
Google翻訳が最も最強だと僕は感じてます。
僕はある程度英語が喋れるので 途中で利用を中断しましたが、
外国人の人も聞き取りが悪く何度もやり直しをしていました。
たしかにリアルタイムで翻訳される端末なら便利だと思うのですが、時間や精度を考慮すれば、
「Google翻訳でいいわ」
そうなると思います。
複数の翻訳が必要な場合には、スマホやiPadあるいは、androidの端末を用意してGoogle翻訳を入れた方が良いと感じました。
ポケトークのような翻訳機は必要ない?
「翻訳は専用デバイスでないと不安」──そう思っていた私ですが、Google翻訳+ChatGPT通話モードの併用で考えが一変しました。
僕はスマホ1台だけ、相手はポケトークを所持。結果は以下です。
- 応答速度:ChatGPT音声は平均2.3秒、ポケトークは10秒以上…
- 認識精度:Google翻訳カメラは案内板を98%正確に抽出、ポケトークは半分程度、しかも動作が遅くて使いづらく辞めました。
- コスト:欧州eSIM 1GB=約500円 GPTプラス版※月20ドル/週、ポケトーク本体2万円
「隣に通訳が座っているようだ!」と相手が驚いたほど、ChatGPTの音声通話は優れていると言っても過言ではありません。
海外に出る時だけでも GPTのプラス版にしておくと便利ですね。僕は仕事でも使うため、プロ版を契約してますが、プラス版でも使えると思います。
具体的ステップ
- Google翻訳で現地語+日本語をオフラインDL
- ChatGPTアプリで“通話モード”を起動し、マイク共有をON
- カメラ共有を許可し、メニューや看板を映すだけ
- 現地SIM/eSIMを入れておけば、遅延は体感2〜3秒
今すぐやるべきこと
- 翻訳機は一先ず買わない。
- 出発前に「Airalo」などで1GB eSIMを購入
- AI通訳を多用する日は1GBで約3時間の会話が可能
- パケット節約のため、音声で済む場面はGoogle翻訳を使い分け
パケット代は必須ですが、「処理待ち」「聞き取りミス」のストレスが激減し、会話が途切れない快感は代え難いです。
高価な翻訳機を買うより、スマホ1台のAI強化が賢明ではないでしょうか。



ここまで、不便な事実を知らないという人は、多分、AIなどの精度やスマホのアプリを殆ど使った事がないのかもしれませんが、一度、CHATGPTや、Google翻訳などと比較してみてください。
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