海外薬局で使える英語フレーズ集|症状・成分の伝え方ガイド

海外旅行や出張中、突然の体調不良に見舞われたとき──
「頭が痛い」「熱がある」「どの薬を飲めばいいか分からない」そんな場面に遭遇したこと、ありませんか?

正直に言うと、僕がアメリカに初めて行ったときも、ホテルでひどい喉の痛みに襲われて薬局に駆け込みました。でも、「喉が痛いです」ってどう言えばいいのか…わからなかったんですよね。

そんなときに役立つのが、今回ご紹介する“症状別の英語フレーズ”です。しかも、ただ単に「症状を伝える」だけでなく、成分の確認・副作用の確認・用法用量の聞き方までカバーしているので、再検索せずにこの記事だけで必要な情報が手に入ります。

この記事は、海外の薬局で英語に自信がない方でもスムーズに薬を購入できるようになることを目的にしています。
TOEIC900点の僕が、現地で実際に使った・聞いた・通じたリアルな表現をベースにまとめました。

それでは、さっそく本題に入りましょう。

目次

症状を英語でどう伝える?

症状を英語でどう伝える?

海外の薬局では、症状を正確に伝えることが重要です。基本的な症状の英語フレーズを覚えておくと、薬剤師とのやり取りがスムーズになります。

ここでは代表的な症状別に例文を紹介します。

「頭痛があります」は?

「頭痛があります」は英語で “I have a headache.” と言います。痛みの程度を加えたい場合は “a slight headache”(軽い頭痛)や “a severe headache”(ひどい頭痛)を使います。

また、偏頭痛であれば “migraine” と言えば通じます。薬局でこの一言を伝えれば、鎮痛剤を勧めてくれることが多いです。

「喉が痛いです」は?

「喉が痛いです」は “My throat is sore.” または “I have a sore throat.” と言います。

痛みがひどいときは “It’s painful to swallow.”(飲み込むと痛い)と伝えると、のど飴やスプレータイプの薬を紹介されやすくなります。

「お腹が痛い/下痢です」は?

腹痛は “I have a stomachache.”、下痢は “I have diarrhea.” と伝えます。

食あたりの場合は “I might have food poisoning.”、腹部の張りがあれば “bloating” という単語も使えます。整腸薬や止瀉薬(ロペラミドなど)を紹介されることが多いです。

風邪・発熱・咳・鼻づまりは?

風邪全般は “I think I have a cold.”、発熱は “I have a fever.”、咳は “I have a cough.”、鼻づまりは “My nose is congested.” と言います。

複数の症状がある場合は “I have a sore throat, a slight fever, and a runny nose.” のように並べて言うのが効果的です。

成分を英語で確認するには?

成分を英語で確認するには?

アレルギーや相互作用を避けるためにも、市販薬の成分を確認することは重要です。以下のような簡単なフレーズで、薬剤師に直接質問してみましょう。

“Does this contain ○○?”

「この薬に○○は含まれていますか?」は “Does this contain [成分名]?” でOKです。

例えば「イブプロフェンが入っていますか?」は “Does this contain ibuprofen?” と聞けば通じます。特定の成分を避けたい場合にも便利な表現です。

イブプロフェン・アセトアミノフェン確認

頭痛や熱によく使われる「イブプロフェン(ibuprofen)」「アセトアミノフェン(acetaminophen/Tylenol)」は非常に一般的です。

どちらかにアレルギーがある、胃に負担をかけたくない、という場合には、薬剤師に “Does this contain ibuprofen or acetaminophen?” と確認しましょう。

「眠くなりますか?/運転できますか?」

「この薬は眠くなりますか?」は “Will this make me drowsy?”、「運転しても大丈夫ですか?」は “Is it okay to drive after taking this?” と尋ねます。

抗ヒスタミン系の薬(例:diphenhydramine)は眠気を誘うため、運転や会議前には避けた方が良いです。

用法・用量/副作用を尋ねるには?

用法・用量/副作用を尋ねるには?

薬の飲み方や副作用は、効果や安全性に直結します。

以下のような質問でしっかり確認しておくのがおすすめです。

服用回数・量は?

「どのくらいの頻度で飲めばいいですか?」は “How often should I take this?”、「1回の用量は?」は “What’s the dosage per time?” と言います。

例えば “Take one tablet every 6 hours.” のように説明されます。説明が早くて聞き取れなければ、紙に書いてもらいましょう。

食前・食後いつ?

「食前に飲みますか?それとも食後ですか?」は “Should I take this before or after meals?” で通じます。

胃への負担を避けたい薬では “after meals” と言われることが多いです。空腹時の服用は避けるべき薬もあるため、確認が大切です。

副作用・薬の相互作用は?

副作用を聞きたいときは “What are the side effects?”、併用してはいけない薬があるかは “Are there any drug interactions?” と尋ねます。

例えば「眠気」「胃のむかつき」「口の渇き」などが代表的な副作用です。ほかに飲んでいる薬がある場合は申告しましょう。

子ども・妊婦でも使える?

子ども・妊婦でも使える?

市販薬であっても、子どもや妊娠中・授乳中の人には使えない成分もあります。

薬剤師にしっかり確認するのが安心です。

子ども・妊婦向けの確認フレーズは?

「子どもでも使えますか?」は “Is this safe for children?”、「妊娠中(授乳中)でも大丈夫ですか?」は “Is it safe during pregnancy?” や “Is it okay while breastfeeding?” で確認できます。

対象年齢の確認も “From what age is this recommended?” と聞くと丁寧です。

OTC(市販薬)か処方箋薬か?

OTC(市販薬)か処方箋薬か?

海外では市販薬と処方箋薬の区別が明確です。

薬局で何が買えるか事前に知っておくと便利です。

OTCですか?

「この薬は処方箋なしで買えますか?」は “Is this over-the-counter?” と尋ねます。

略して “Is this OTC?” でもOKです。処方箋薬(prescription only)は医師の診察が必要なので、OTCかどうかの確認は非常に大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

コメント

コメントする

目次