水上バス&フェリーに乗る前に覚えておくべき英語33選【初心者でも安心】

「チケットってどこで買うの?」「乗り遅れたらどうしよう」「アナウンスが英語だけだったら詰む…」

――これ、全部、かつての僕の心の声です(笑)。

海外旅行でフェリーや水上バスに乗る時、実は意外と英語の壁ってデカいんですよ。空港や電車みたいに日本語表示があるわけでもないし、船特有の英語ってちょっとクセがある。でも、安心してください。

この記事では、フェリーや水上バスで使える英会話フレーズを、シーンごとに完全網羅しました。

  • チケット購入から乗船手続き
  • 船内アナウンスの聞き取り
  • 緊急時やトラブル時の対応

TOEIC900点以上の僕が、実際の旅で使って「これは役立った!」と感じた表現だけを厳選してご紹介します。

しかも、英語が苦手な人でも「使える!」と思えるように、短くて覚えやすいフレーズばかり。海外フェリーで“困らない英語”が身につく、実用性重視の保存版です。

ではここから、「チケット購入&乗船手続き英会話」編へと進んでいきましょう。

目次

チケット購入&乗船手続き英会話

チケット購入&乗船手続き英会話

フェリーや水上バスの旅を快適に始めるには、まずスムーズなチケット購入と乗船手続きがカギ。英語で使える基本フレーズを覚えておけば、海外旅行でも安心です。

フェリーチケットを買う時の基本フレーズ

フェリー乗船時に最初に必要なのがチケットの購入。以下のようなフレーズを覚えておくとスムーズです。

  • “I’d like a ticket to [行き先], please.”([行き先]までのチケットをください)
  • “One-way or round trip?”(片道ですか?往復ですか?)
  • “How much is it?”(いくらですか?)

例えば、ギリシャの島間フェリーでは「I’d like a round-trip ticket to Santorini, please.」と伝えると確実。クレジットカード支払いもOKな場所が多いです。

オンライン予約・窓口受取りで使える表現

事前に予約しておいた場合や、窓口で受け取る際にも便利な表現があります。

  • “I have a reservation under the name [名前].”([名前]で予約しています)
  • “Can I pick up my ticket here?”(ここでチケットを受け取れますか?)
  • “Do I need to show ID?”(身分証明書は必要ですか?)

多くのフェリー会社ではQRコードやスマホ画面でも乗船可能。予約確認メールを事前に準備しておくと安心です。

乗り遅れそう!緊急対応の英語

フェリーが出港しそう!そんなときも慌てず伝えましょう。

  • “I’m running late. Can I still board?”(遅れていますが乗れますか?)
  • “What time does the ferry leave?”(フェリーは何時に出ますか?)
  • “Is there another ferry today?”(今日他の便はありますか?)

特に離島では1日1便というケースも。万が一に備えて次の便の確認も大切です。

乗船中の案内アナウンス&船内で使う英語

乗船中の案内アナウンス&船内で使う英語

乗船後は案内放送や表示が頼り。英語でのアナウンスを聞き取れると、より快適で安心な航海になります。

船内アナウンスでよくある内容と訳例

船内でよく流れるアナウンスには以下のようなものがあります。

  • “Ladies and gentlemen, we will be departing shortly.”
    (まもなく出航します)
  • “Please remain seated during departure.”
    (出航中は座っていてください)
  • “The next stop is [地名].”
    (次は[地名]に到着します)

こうした基本文を事前に知っておくだけで、アナウンスの理解度が格段にアップします。実際、僕がイタリアの水上バスで使った時も「The next stop is San Marco」って聞き取れただけで、めちゃくちゃ安心できました。

水上バスで「次は◯◯です」など実用フレーズ

観光地の水上バスでは、アナウンスが少ない場合も。その際に使えるフレーズはこちら。

  • “Is this the boat to [目的地]?”(これは[目的地]行きですか?)
  • “How many stops until [場所]?”([場所]までは何駅ですか?)
  • “Do I need to transfer?”(乗り換えが必要ですか?)

例えばヴェネツィアでは「Is this the vaporetto to Rialto?」などが実用的。日本語の案内が一切ないルートもあるので、聞ける英語は一つでも多く覚えておくと便利です。

救命胴衣&非常時の説明フレーズ

救命胴衣&非常時の説明フレーズ

万一に備えて、救命胴衣の説明や避難アナウンスの英語も知っておくと安心です。

救命胴衣の着用方法を説明する英語

乗船時やデモンストレーションで聞くことが多いフレーズです。

  • “Your life jacket is under your seat.”
    (救命胴衣は座席の下にあります)
  • “Put the jacket over your head and fasten the straps.”
    (頭からかぶってベルトを締めてください)
  • “Pull the cord to inflate the jacket.”
    (ひもを引くと膨らみます)

最近では動画で案内されることも増えてきました。英語のナレーションを聞きながら実際に手順を見られるので、あらかじめYouTubeなどで同様のデモ映像を見ておくのもおすすめです。

非常時の避難・集合場所案内

緊急時の避難案内は以下のような表現で行われます。

  • “In case of emergency, follow the crew instructions.”
    (非常時は乗員の指示に従ってください)
  • “Please proceed to the assembly point.”
    (集合場所に向かってください)
  • “Evacuation route is marked with green signs.”
    (避難ルートは緑の標識で表示されています)

僕は一度、フィリピンのフェリーで非常訓練に参加したことがあるんですが、アナウンスのスピードが思ったより速くて、事前に予習しておいて本当によかったと感じました。

船室・設備・遅延時の英語会話フレーズ

船室・設備・遅延時の英語会話フレーズ

船内の案内やトラブル時も、英語で状況を伝えられると安心です。

キャビンやデッキなど設備の名称と案内表現

快適な船旅に必要な設備関連の英語を知っておきましょう。

  • “Where is my cabin?”(自分の客室はどこですか?)
  • “Is there a toilet on board?”(船内にトイレはありますか?)
  • “Can I go to the upper deck?”(上のデッキに行けますか?)

また、以下のような単語も便利です。

  • ventilation(換気)
  • lounge(休憩室)
  • observation deck(展望デッキ)

船内での会話はシンプルでも、「知らない単語」さえわかればなんとかなります。僕は最初“ventilation”を聞き取れず、換気トラブルの話を全然理解できなかったことがあります(苦笑)。

出発遅延や欠航時に使える英語

天候による遅延やキャンセル時にも落ち着いて対応しましょう。

  • “Is the ferry delayed?”(フェリーは遅れていますか?)
  • “When will it depart?”(いつ出航しますか?)
  • “Is the trip cancelled?”(運航は中止ですか?)

悪天候や機材不良で「Due to strong winds, the ferry is delayed.」といった案内が流れることもあります。冷静に聞き取って、次の対応に備えましょう。

チケット紛失時の英語問い合わせフレーズ

万一チケットをなくしてしまった場合のフレーズです。

  • “I lost my ticket. What should I do?”(チケットをなくしました。どうすれば?)
  • “Can I show my confirmation email?”(確認メールを見せてもいいですか?)
  • “Do I need to buy a new one?”(再購入しないといけませんか?)

スマホでの予約確認やID提示を求められることもあるので、旅に出る前にPDF保存&スクリーンショットしておくのがベストです。

以上が、フェリー・水上バスで使える英会話フレーズの完全ガイドです。

「行き先にたどり着く」ための英語から、「トラブル時に助かる」英語まで、これらのフレーズを覚えておけば、海外フェリー旅の不安はかなり減らせるはずです。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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