「英語なのに通じない!?」英国の方言マップを見たら世界が変わった件

イギリス英語って、なんかおしゃれでカッコいい――でも「何言ってるかサッパリわからん!」って思ったこと、ありませんか?それ、方言のせいかもしれません。実はイギリスって、エリアごとにびっくりするくらい話し方が違うんです。

今回は特に有名な「Cockney(ロンドン東部)」「Scouse(リヴァプール)」「Geordie(ニューカッスル)」の3大方言を中心に、【英国方言マップ】とともに発音の違い、言葉のクセ、そして聞き分けのコツを深掘りしていきます。

英語初心者でもOK。大人からでもぜんぜん間に合います。ぼく自身、中卒から英語を学び直したクチですが、発音にハマったのがきっかけでTOEIC900超えました。心理学と英語のクセの関係性も交えながら、マニアックすぎないレベルで「方言ってこんなに面白い!」という体験をシェアしていきます。

目次

英国方言マップ:地域ごとの違いとは

英国方言マップ:地域ごとの違いとは

イギリス英語って、なんかおしゃれでカッコいい――でも「何言ってるかサッパリわからん!」って思ったこと、ありませんか?それ、方言のせいかもしれません。実はイギリスって、エリアごとにびっくりするくらい話し方が違うんです。

今回は特に有名な「Cockney(ロンドン東部)」「Scouse(リヴァプール)」「Geordie(ニューカッスル)」の3大方言を中心に、【英国方言マップ】とともに発音の違い、言葉のクセ、そして聞き分けのコツを深掘りしていきます。

英語初心者でもOK。大人からでもぜんぜん間に合います。ぼく自身、中卒から英語を学び直したクチですが、発音にハマったのがきっかけでTOEIC900超えました。心理学と英語のクセの関係性も交えながら、マニアックすぎないレベルで「方言ってこんなに面白い!」という体験をシェアしていきます。

Cockney, Scouse, Geordie はどこ?

まずは位置関係から押さえておきましょう。

  • Cockney:ロンドンの東部エリアで話される。典型的な「ロンドン訛り」。
  • Scouse:リヴァプール周辺で聞かれる。ビートルズの出身地としても有名。
  • Geordie:ニューカッスル(イングランド北東部)近辺のアクセント。

この3つ、同じ英語とは思えないくらい音が違います。たとえば、同じ「water」でも、Cockneyなら「wo’er」、Scouseなら「wah-teh」、Geordieなら「wa-dah」みたいに聞こえることも。地域による話し方のクセを知っておくと、リスニングがぐっとラクになります。

視覚でわかる英国方言マップ

方言の違いって、音だけじゃなく地理を視覚的に理解すると一気にスッキリします。

  • Cockney:ロンドン東部(テムズ川の下流側)
  • Scouse:イングランド北西部(リヴァプール周辺)
  • Geordie:イングランド北東部(ニューカッスル)

これを日本でたとえるなら、「関西弁(大阪)」「博多弁(福岡)」「津軽弁(青森)」くらいの位置的&イントネーション的な差があります。

Cockneyの特徴と聞き分け方

Cockneyの特徴と聞き分け方

Cockneyアクセントって、最初に聞いたとき「え、これ英語?」って思う人も多いはず。実際、僕もロンドンのマーケットで道を聞いた時に、まったく聞き取れなかった経験があります(笑)。

  • 「t」が消える or 喉で止める(glottal stop)
  • 「h」が消える(例えば「house」が「’ouse」に)
  • 「l」が母音っぽくなる(「milk」→「miwk」っぽく)

Cockney独特の発音と語彙とは?

Cockneyの一番の名物は「ライミング・スラング(Rhyming slang)」。語尾を韻で遊んだスラングで、元の意味がわかりにくい。

  • apples and pears = stairs(階段)
  • butcher’s hook = look(見る)
  • trouble and strife = wife(妻)

発音面では「water」が「wo’er」になるなど、t音がまるっと消えるのが象徴的。映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で、この訛りがバリバリに出てくるのでチェック推奨です。

Cockneyの例文と発音ポイント

  • “I’m going up the apples.”(階段上がる)
  • “Gimme a bo’le o’ wa’er.”(水ちょうだい)

YouTubeで「Cockney accent practice」と検索して、短いフレーズをリピート練習するだけでも、耳と舌が鍛えられます。

Scouseの特徴と聞き分け方

Scouseの特徴と聞き分け方

Scouseアクセントは、イギリスの中でも一際「クセが強い」部類。

  • 高めで鼻にかかった音
  • 「t」や「k」が摩擦音化(息が漏れる感じ)
  • 「la」や「eh?」のような独特の呼びかけ

Scouseの音の特徴とリズム感

Scouseは「s」が鋭く、「t」や「k」が曖昧になりやすい。

  • not → noh
  • kick → khick
  • cut → coot に近い発音

NetflixでScouseキャラが出る作品(『The Irregulars』など)を見て、反復練習すると◎。

Scouseの発音練習に使える例文

  • “What d’ya doin’, la?”(何してんの、友達?)
  • “Dat’s sound, mate.”(それイイね、相棒)

Scouseアクセントは、ノリとテンションが伝わってくるのが魅力です。

Geordieの特徴と聞き分け方

Geordieの特徴と聞き分け方

Geordieアクセントは、ニューカッスル周辺で使われる方言で、古英語やスカンジナビア語の影響が色濃く残ります。

Geordieならではの語彙とイントネーション

  • bairn:子ども
  • gan:行く(go)
  • howay:さあ行こう、がんばれ

イントネーションは文末が自然と上がるのが特徴。

Geordieの聞き取りに強くなる方法

Geordieのコツは、パターンとテンションに慣れること。

  • 短いフレーズから聞く(例:”Gan doon the toon.”=町に行く)
  • ドラマやYouTubeで反復(『Geordie Shore』『Vera』が定番)

英国方言の違いを比較して覚えよう

英国方言の違いを比較して覚えよう

それぞれ「クセのある発音」「お国言葉的な単語」「地域特有のリズム感」が融合して、その方言の“キャラ”ができてる。

発音・語彙・アクセントの違いまとめ

方言特徴的発音特徴語彙アクセントの特徴
Cockneyt音省略、hドロップapples(階段), butcher’s(見る)語尾が切れる、早口
Scouset/kが摩擦音化、鼻音高めla, noh, dat高音+鼻声+感情的なリズム
Geordieglottal stop、文末上昇gan(行く), bairn(子ども), howay(さあ行こう)文末が上がる、陽気なイントネーション

クイズ&動画で楽しく学ぶ方言入門

たとえば、次のフレーズはどの方言でしょう?

  1. “I’m gannin hyem.”
  2. “Bo’le o’ wa’er.”
  3. “Dat’s right, la.”

答え:1→Geordie、2→Cockney、3→Scouse

BBCやYouTubeには、各方言の比較動画やネイティブによる発音レクチャーが豊富。毎日5分の耳トレで、楽しみながら英語力アップを目指しましょう!

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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