旅行好きなあなたにこっそり教えたい裏技があります。それは“無料でホテルの部屋をアップグレードしてもらう方法”。そんなうまい話あるわけない、と思いますよね?でも実際、少しの英語力と工夫、そして心理学的なタイミングを意識することで、まったく特別なコネもなく、誰でもこのチャンスをつかむことができるんです。
このページでは、僕が実際に海外・国内で試してきたリアルな交渉術から、現場で使える英語フレーズ、そして「やってはいけないNG集」まで、実体験を元に徹底解説します。次の旅行前に知っておけば、旅が一気にラグジュアリーになるかもしれませんよ。
ホテルで無料アップグレードを狙う方法

海外旅行や記念日旅行で「ちょっといい部屋に泊まりたい!」と思ったことはありませんか?実は、英語でのちょっとした交渉で無料アップグレードを引き出せるチャンスがあります。
交渉が成功しやすいタイミングとは?
チェックインの時間帯によって、交渉の成功率が変わることがあります。おすすめは午後3時〜5時の間。この時間帯はその日の空き状況がほぼ確定しており、フロントも比較的落ち着いているため、柔軟な対応が期待できます。
チェックインの時間帯は非常に重要です。特に午後5時以降の“遅めチェックイン”が狙い目。すでに多くの部屋が割り振られているため、空きがある部屋で柔軟に対応してもらえる可能性が高まります。早すぎると空き状況が確定しておらず、交渉が難航しがちです。旅行シーズンや混雑状況も確認しましょう。
非ピークの曜日・時期を狙うべき理由
ホテルが混雑していない平日(火曜〜木曜)やオフシーズンを選ぶと、空き部屋が多くアップグレードのチャンスが高まります。特に観光地では、繁忙期を避けることで、ホテル側も好意的な対応をしやすくなります。
オフシーズンや平日はホテルが空いていることが多く、アップグレードの枠も広がります。例えばビジネスホテルなら週末、リゾートホテルなら平日が狙い目。年末年始や大型連休は避けましょう。ホテル側の余裕があると、交渉の成功率もぐっとアップします。
成功率を高める英語フレーズ集

丁寧で気持ちのよい言い回しが、交渉成功のカギ。ここでは、フロントやメールでそのまま使える英語表現を紹介します。少し練習しておくだけで、印象がまるで違います!
交渉には丁寧な英語が欠かせません。ただし、堅苦しすぎず自然に伝えることもポイントです。ここでは実践的なフレーズを紹介します。
フロントで使える自然な英語表現
チェックイン時に一言添えるだけで、印象がガラリと変わります。おすすめはこのフレーズ:
- “Hi, I was wondering if there might be any complimentary upgrades available?”
- “I understand it’s not guaranteed, but if there’s anything available…”
このように“控えめに希望を伝える”のがポイントです。いきなり“Can I get an upgrade?”はやや強引な印象に。 - “Hi, I was wondering if there are any complimentary upgrades available today.”
(こんにちは。本日、もし無料のアップグレードが可能であればお願いできないかと思っているのですが。) - “Would it be possible to get a room with a better view, if available?”
(もし空きがあれば、眺めの良い部屋にしていただくことは可能ですか?)
笑顔を添えて、丁寧なトーンで話すのがコツです。
事前に送る英語メール文例
滞在の数時間〜前日までにホテルへ英文メールを送っておくと好印象。
以下のテンプレがおすすめ
“Hello [Hotel Name] team, I’m excited for my stay on [Date]. If there’s any chance of a complimentary room upgrade, I’d really appreciate it. Thank you!”
短く丁寧に書くのがコツ。特別な理由(記念日など)があれば一言添えると効果的です。
“Dear [Hotel Name] Team,
I will be staying at your hotel from [Date] to [Date], and I’m really looking forward to it. If there is any possibility for a complimentary upgrade, I would greatly appreciate it.
Thank you very much in advance.
Best regards,”
([ホテル名]チームの皆様へ
[日付]から[日付]まで貴ホテルに滞在予定で、とても楽しみにしています。もし無料アップグレードの可能性があれば、大変ありがたく思います。
何卒よろしくお願いいたします。
敬具)
予約の1週間前〜3日前がベストタイミングです。
ホテル側が応じやすくなる工夫

「このお客さん、特別にしてあげたいな」と思わせる工夫も大切です。記念日やメンバーシップの活用など、ちょっとした一言で結果が変わります。
ホテルにとっても気持ちよく対応したくなるような、ちょっとした工夫が成功のカギになります。
記念日や誕生日を伝えるタイミング
結婚記念日や誕生日などの“お祝い旅行”をさりげなく伝えることで、ホテル側もサービス精神を発揮しやすくなります。チェックイン時やメールの中で、「実は今日は特別な日で…」と自然に伝えるのがコツ。過剰なアピールよりも、控えめで丁寧な伝え方が効果的です。
「結婚記念日なんです」「誕生日の旅行で…」と一言添えるだけで、ホテル側がサプライズを用意してくれることも。事前メールやチェックイン時に伝えましょう。
ロイヤルティプログラムは有効?
ホテルチェーンの会員制度(例:マリオット・ヒルトンなど)に登録しておくと、アップグレード対象になる確率がアップします。特にゴールド以上のステータスなら無料朝食やレイトチェックアウトなども付くことが。無料で登録できるものも多いので、旅の前にチェックしておきましょう。
会員登録しておくと、アップグレードの優遇対象になる場合があります。無料で登録できるので、利用予定のホテルチェーンのプログラムには事前に加入しておきましょう。
$20トリックって本当に効果ある?
いわゆる「$20サンドイッチトリック」は、フロントにパスポートと一緒に$20を忍ばせながらアップグレードを尋ねる方法。ラスベガスなどでは有名な裏技ですが、必ずしも成功するわけではありません。スマートに渡し、「失礼でない範囲」で試すのがマナーです。成功すれば何百ドル分の部屋アップも!
アメリカの一部地域では有名な「サンドイッチトリック」。IDとクレジットカードの間に20ドル札を挟んで渡すという方法ですが、文化的に好まれない場所もあるため要注意。日本やヨーロッパでは避けた方が無難です。
失敗しないための注意点

交渉には運もありますが、失礼にならないよう気をつけるのが大前提。断られてもスマートに対応することで、気持ちよく旅をスタートできます。
アップグレードは確約されたものではないので、あくまでお願いベースで。
交渉を断られたときの英語対応術
断られてもがっかりしすぎず、笑顔でこう返しましょう。
- “No worries at all, just thought I’d ask!”
- “Thanks anyway, I’m still excited to stay here.”
この一言があるだけで、印象アップ。別のサービス(朝食券など)を提案されることもあります。丁寧な対応が好循環を生みます。
- “I understand, thank you anyway.”
(分かりました。対応いただきありがとうございました。) - “No problem, I appreciate your time.”
(問題ありません。お時間いただき感謝します。)
感じ良く引き下がることで、他のサービスを提案してもらえることもあります。
国内と海外ホテルで違いはある?
海外ホテルは交渉文化が根強く、英語でのお願いが通じやすい一方、日本国内ではやや難易度が上がります。ただし、記念日や会員特典をうまく使えば日本でもチャンスあり。ホテルによっては「直接予約」か「電話連絡」の方が通じやすいこともあります。
海外ホテルの方がフレンドリーで柔軟な対応をしてくれる傾向があります。反対に、日本ではアップグレードはあまり期待できないため、事前のメールや会員登録が特に重要です。
予約サイト経由でも交渉できる?
楽天トラベルやBooking.comなどの予約サイト経由でも、現地で直接交渉すればアップグレードは可能です。ただし、ホテルによっては「公式サイト予約の方が優遇される」傾向もあるので、連泊や特別な滞在時は公式サイトでの予約も検討しましょう。
可能です。特にBooking.comやExpediaなど大手サイトでは、予約後にホテルへ直接連絡を取ることで、アップグレード交渉が可能になります。その際、予約番号を忘れずに伝えましょう。
ちょっとした英語表現やタイミング、そしてマナーを意識するだけで、旅行の快適さが大きく変わります。あなたも次回の旅で、ぜひ無料アップグレードにチャレンジしてみてください!
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