海外旅行や出張、あるいは語学留学で現地を移動する手段として、UberやLyftのような配車アプリを使う人が増えています。スマホ一つで目的地まで連れていってくれる便利なサービスですが、いざ英語でのやり取りが必要になったとき、「何て言えばいいの?」と焦った経験はありませんか?
実は、配車アプリでの英会話は難しくありません。必要なのは、「状況に合った一言英語フレーズ」と「少しの勇気」だけです。
本記事では、「乗車から目的地到着、トラブル対応や安全確認」まで、UberやLyftを安心して使いこなすための基本英会話をシーン別にご紹介します。英語が苦手な方でも、この記事を読めば安心して海外の街を移動できるようになるはずです。
Uber・Lyftで安心して乗車する基本英会話

海外での配車アプリ利用は英語に不安を感じる方も多いはず。でも大丈夫!よく使うフレーズを覚えておけば安心して乗車できます。まずは基本的な「乗ります」などのやりとりをマスターしましょう。
ここでは、安心して乗車するために役立つ英語フレーズをシーン別に紹介します。
「乗車します」の伝え方は?
配車アプリで車が到着したら、英語で一言「Hi, this is [名前]. Is this for [名前]?」と言えばOK。以下のような表現も便利です。
- “Hi, I’m getting in.”(こんにちは、今から乗ります)
- “Hello, is this for [Your Name]?”(こんにちは、これは[あなたの名前]用ですか?)
- “Just confirming, are you [Driver’s Name]?”(確認ですが、あなたは[ドライバーの名前]さんですか?)
名前を確認:「Are you here for [名前]?」
このような簡単な一言で安心してスタートできます!
ドライバーへの呼びかけは?
道の途中でドライバーに指示したい時は、以下の表現が自然です。
- “Excuse me, are you my Uber driver?”(すみません、私のUberのドライバーですか?)
- “Hi, are you here for [Your Name]?”(こんにちは、[あなたの名前]の迎えですか?)
さらに便利な指示表現
- “Could you pull over to the right?”(少し右に寄ってください)
- “Please turn at this corner.”(この角を曲がってください)
- “Can you turn on the AC?”(エアコンつけてください)
やさしい口調で話せば、丁寧に対応してくれます。
ピックアップ場所を正確に伝える

アプリが正確な場所を示さないこともあります。そんなときは英語で一言添えるとスムーズです。迷わず会えるように、地名や目印を英語で伝えるフレーズを覚えておきましょう。
到着地点を変更したい時の言い方
目的地が変更になった場合は、次のように伝えましょう。
- “Can I change the destination?”(目的地を変更できますか?)
- “Actually, I want to go to [New Location] instead.”(実は、[新しい場所]に行きたいです)
- “Actually, can we go to a different address?”(実は、違う住所に行けますか?)
- “Change of plans, can you drop me off at [住所] instead?”(予定が変わったので、[住所]で降ろしてもらえますか?)
事前にマップを見せながら説明すると、よりスムーズです。
到着が遅れている時の伝え方とは?
約束時間に遅れそうな場合、以下のように伝えましょう。
- “I’m running a bit late, I’ll be there in 2 minutes.”(少し遅れています。あと2分で着きます)
- “Are you nearby? I can’t see your car.”(近くにいますか?車が見えません)
- “I’ll be there in 5 minutes. Sorry for the delay.”(5分で着きます。遅れてすみません)
- “Running late, please wait for me.”(遅れています。待ってください)
遅れる場合はアプリのチャット機能も併用すると安心です。
目的地に到着:降車時の英会話

目的地に無事到着したら感謝の気持ちを伝えてスムーズに降車しましょう。降りるタイミングやちょっとしたお礼の言葉も大切です。
降車を知らせる自然な表現
降りる直前には次のように伝えると丁寧です。
- “This is my stop.”(ここが私の降りる場所です)
- “Here is fine, thank you.”(ここで大丈夫です、ありがとう)
- “You can drop me off here.”(ここで降ろしてもらっていいです)
- “This is fine, thank you!”(ここで大丈夫です、ありがとう!)
- “Here is good. I’ll get off here.”(ここで大丈夫です。ここで降ります)
急に止めるのではなく、少し前に伝えておくのがポイントです。
チップの渡し方と一言表現
アメリカではチップ文化があります。アプリ上でも可能ですが、現金で渡す場合は、
- “Thank you! Here’s a little something for you.”(ありがとう!少しですがどうぞ)
- “Great ride, thanks!”(素晴らしい乗車でした、ありがとう)
- “Thank you for the ride. Take care!”(乗せてくれてありがとう。気をつけてね!)
2〜5ドルが一般的。サービスが良ければ少し多めもOKです。
トラブル・変更時の英語対応集

予定が変わったりトラブルが起きた時にも、焦らず簡単な英語で対応できます。よくある状況に合わせた英語フレーズを覚えておきましょう。
予約を変更したい時の言い方
- “Can I reschedule the ride?”(乗車の予定を変更できますか?)
- “I need to change the pickup time.”(ピックアップの時間を変更したいです)
- “I need to change the pickup time/location.”(ピックアップの時間・場所を変更したいです)
- “Can I reschedule my ride for later?”(乗車を後の時間に変更できますか?)
アプリで変更後、一言伝えると親切です。
乗り遅れそうな時の英語表現
- “I’m running late, can you wait a few more minutes?”(遅れています。もう少し待ってもらえますか?)
- “I’m on my way, please don’t leave yet.”(今向かっています。まだ出発しないでください)
- “Sorry, I’m a few minutes late. Please wait.”(すみません、少し遅れています。待ってください)
- “I’ll be there in 2 minutes. Please don’t leave!”(あと2分で着きます。行かないで!)
この一言でキャンセルを防げることも。
料金・安全確認に役立つ英語

不安になりやすい料金や安全面も、英語で伝えられれば安心です。確認したい時の英語表現も事前に覚えておきましょう。
料金を確認したい時の質問
- “How much will it be to [Destination]?”([目的地]までいくらかかりますか?)
- “Is this the final fare?”(これが最終料金ですか?)
- “How much will this cost?”(いくらかかりますか?)
- “Is the price the same as shown in the app?”(アプリに表示された価格と同じですか?)
アプリ上で確認できますが、再確認する場合に使えます。
安全確認や不安を伝えるフレーズ
- “Can you please drive a bit slower?”(もう少しゆっくり運転してもらえますか?)
- “I’m not comfortable with this route, can we take another one?”(このルートは少し不安です。別の道にしてもらえますか?)
- “Please drive carefully, I’m a bit nervous.”(慎重に運転してください。少し不安です)
- “Can you follow the GPS route, please?”(GPSのルートに従ってもらえますか?)
不安なときは正直に伝えることが大切です。
UberやLyftを使うときの英語は、難しい単語や文法ではなく「状況に合った一言」がカギです。ぜひこの記事を参考に、次回の乗車をより安心・スムーズなものにしてください。
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