「チケットってどこで買うの?」「乗り遅れたらどうしよう」「アナウンスが英語だけだったら詰む…」
――これ、全部、かつての僕の心の声です(笑)。
海外旅行でフェリーや水上バスに乗る時、実は意外と英語の壁ってデカいんですよ。空港や電車みたいに日本語表示があるわけでもないし、船特有の英語ってちょっとクセがある。でも、安心してください。
この記事では、フェリーや水上バスで使える英会話フレーズを、シーンごとに完全網羅しました。
- チケット購入から乗船手続き
- 船内アナウンスの聞き取り
- 緊急時やトラブル時の対応
TOEIC900点以上の僕が、実際の旅で使って「これは役立った!」と感じた表現だけを厳選してご紹介します。
しかも、英語が苦手な人でも「使える!」と思えるように、短くて覚えやすいフレーズばかり。海外フェリーで“困らない英語”が身につく、実用性重視の保存版です。
ではここから、「チケット購入&乗船手続き英会話」編へと進んでいきましょう。
チケット購入&乗船手続き英会話

フェリーや水上バスの旅を快適に始めるには、まずスムーズなチケット購入と乗船手続きがカギ。英語で使える基本フレーズを覚えておけば、海外旅行でも安心です。
フェリーチケットを買う時の基本フレーズ
フェリー乗船時に最初に必要なのがチケットの購入。以下のようなフレーズを覚えておくとスムーズです。
- “I’d like a ticket to [行き先], please.”([行き先]までのチケットをください)
- “One-way or round trip?”(片道ですか?往復ですか?)
- “How much is it?”(いくらですか?)
例えば、ギリシャの島間フェリーでは「I’d like a round-trip ticket to Santorini, please.」と伝えると確実。クレジットカード支払いもOKな場所が多いです。
オンライン予約・窓口受取りで使える表現
事前に予約しておいた場合や、窓口で受け取る際にも便利な表現があります。
- “I have a reservation under the name [名前].”([名前]で予約しています)
- “Can I pick up my ticket here?”(ここでチケットを受け取れますか?)
- “Do I need to show ID?”(身分証明書は必要ですか?)
多くのフェリー会社ではQRコードやスマホ画面でも乗船可能。予約確認メールを事前に準備しておくと安心です。
乗り遅れそう!緊急対応の英語
フェリーが出港しそう!そんなときも慌てず伝えましょう。
- “I’m running late. Can I still board?”(遅れていますが乗れますか?)
- “What time does the ferry leave?”(フェリーは何時に出ますか?)
- “Is there another ferry today?”(今日他の便はありますか?)
特に離島では1日1便というケースも。万が一に備えて次の便の確認も大切です。
乗船中の案内アナウンス&船内で使う英語

乗船後は案内放送や表示が頼り。英語でのアナウンスを聞き取れると、より快適で安心な航海になります。
船内アナウンスでよくある内容と訳例
船内でよく流れるアナウンスには以下のようなものがあります。
- “Ladies and gentlemen, we will be departing shortly.”
(まもなく出航します) - “Please remain seated during departure.”
(出航中は座っていてください) - “The next stop is [地名].”
(次は[地名]に到着します)
こうした基本文を事前に知っておくだけで、アナウンスの理解度が格段にアップします。実際、僕がイタリアの水上バスで使った時も「The next stop is San Marco」って聞き取れただけで、めちゃくちゃ安心できました。
水上バスで「次は◯◯です」など実用フレーズ
観光地の水上バスでは、アナウンスが少ない場合も。その際に使えるフレーズはこちら。
- “Is this the boat to [目的地]?”(これは[目的地]行きですか?)
- “How many stops until [場所]?”([場所]までは何駅ですか?)
- “Do I need to transfer?”(乗り換えが必要ですか?)
例えばヴェネツィアでは「Is this the vaporetto to Rialto?」などが実用的。日本語の案内が一切ないルートもあるので、聞ける英語は一つでも多く覚えておくと便利です。
救命胴衣&非常時の説明フレーズ

万一に備えて、救命胴衣の説明や避難アナウンスの英語も知っておくと安心です。
救命胴衣の着用方法を説明する英語
乗船時やデモンストレーションで聞くことが多いフレーズです。
- “Your life jacket is under your seat.”
(救命胴衣は座席の下にあります) - “Put the jacket over your head and fasten the straps.”
(頭からかぶってベルトを締めてください) - “Pull the cord to inflate the jacket.”
(ひもを引くと膨らみます)
最近では動画で案内されることも増えてきました。英語のナレーションを聞きながら実際に手順を見られるので、あらかじめYouTubeなどで同様のデモ映像を見ておくのもおすすめです。
非常時の避難・集合場所案内
緊急時の避難案内は以下のような表現で行われます。
- “In case of emergency, follow the crew instructions.”
(非常時は乗員の指示に従ってください) - “Please proceed to the assembly point.”
(集合場所に向かってください) - “Evacuation route is marked with green signs.”
(避難ルートは緑の標識で表示されています)
僕は一度、フィリピンのフェリーで非常訓練に参加したことがあるんですが、アナウンスのスピードが思ったより速くて、事前に予習しておいて本当によかったと感じました。
船室・設備・遅延時の英語会話フレーズ

船内の案内やトラブル時も、英語で状況を伝えられると安心です。
キャビンやデッキなど設備の名称と案内表現
快適な船旅に必要な設備関連の英語を知っておきましょう。
- “Where is my cabin?”(自分の客室はどこですか?)
- “Is there a toilet on board?”(船内にトイレはありますか?)
- “Can I go to the upper deck?”(上のデッキに行けますか?)
また、以下のような単語も便利です。
- ventilation(換気)
- lounge(休憩室)
- observation deck(展望デッキ)
船内での会話はシンプルでも、「知らない単語」さえわかればなんとかなります。僕は最初“ventilation”を聞き取れず、換気トラブルの話を全然理解できなかったことがあります(苦笑)。
出発遅延や欠航時に使える英語
天候による遅延やキャンセル時にも落ち着いて対応しましょう。
- “Is the ferry delayed?”(フェリーは遅れていますか?)
- “When will it depart?”(いつ出航しますか?)
- “Is the trip cancelled?”(運航は中止ですか?)
悪天候や機材不良で「Due to strong winds, the ferry is delayed.」といった案内が流れることもあります。冷静に聞き取って、次の対応に備えましょう。
チケット紛失時の英語問い合わせフレーズ
万一チケットをなくしてしまった場合のフレーズです。
- “I lost my ticket. What should I do?”(チケットをなくしました。どうすれば?)
- “Can I show my confirmation email?”(確認メールを見せてもいいですか?)
- “Do I need to buy a new one?”(再購入しないといけませんか?)
スマホでの予約確認やID提示を求められることもあるので、旅に出る前にPDF保存&スクリーンショットしておくのがベストです。
以上が、フェリー・水上バスで使える英会話フレーズの完全ガイドです。
「行き先にたどり着く」ための英語から、「トラブル時に助かる」英語まで、これらのフレーズを覚えておけば、海外フェリー旅の不安はかなり減らせるはずです。
この記事はブックマークしておくと、旅先での“お守り”代わりになりますよ!
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