励ます or 共感?初心者も使える厳選フレーズ20+場面別使い分け例公開

「励ましの英語って、どれも同じに聞こえるけど、ネイティブはどうやって使い分けてるんだろう?」

英語で誰かを励ましたり、共感を伝えたりする場面って、意外と多い。でも、いざ英語で言おうとすると、どんなフレーズが自然なのか分からない…そんな経験ありませんか?

この記事では、TOEIC900点超えの僕が、ネイティブが実際に使っている“生きた英会話フレーズ”を厳選してご紹介します。ただの直訳じゃなく、「感情」がきちんと伝わる表現ばかり。カジュアルな会話からビジネスシーン、落ち込んでいる相手への言葉まで、幅広く網羅しています。

さらに、よく混同されがちな「encourage(励ます)」と「empathize(共感する)」の違いも、しっかり比較。状況に応じて、どっちを使うべきかが分かるようになります。

読めばすぐに使える、ネイティブが“心で使ってる”表現、今すぐチェックしてみてください。

目次

ネイティブが「励ます」時に使う英会話フレーズ

ネイティブが「励ます」時に使う英会話フレーズ

英会話でも、励ましたい場面では相手のモチベーションをぐっと引き上げるフレーズが大切です。ここではカジュアル~フォーマルまで、シーンに合ったフレーズを紹介します。数字や具体例を交えつつ、場面に応じた“響く言葉”を学べます!

カジュアル場面での定番「You’ve got this!」「Don’t give up!」とは?

ネイティブもよく使う定番フレーズがこちら

  • You’ve got this!
     試験やプレゼン前に「君ならできるよ!」と自信を後押し。緊張してる相手に前向きな気持ちを届けたい時にぴったりです。
     例:「You’ve got this! Just take a deep breath and go for it.」
  • Don’t give up!
     途中でくじけそうな時に「諦めるな!」と力強く鼓舞。努力が報われないように見える瞬間に、この一言はとても励みになります。
     たとえば、友達の試合前に “Don’t give up—you’re almost there!”(もう少しだよ!)と使えます。

ビジネスやフォーマルな場で使える「I wish you the best.」など

きちんとした場では、次のような丁寧な表現が活躍

  • I wish you the best.
     面接やプレゼン前に「ご成功をお祈りします」と気持ちを伝えます。上司やクライアントにも好印象な一言です。
  • Best of luck!
     カジュアルすぎず、ビジネス寄りの励まし表現として◎。気軽だけど丁寧なニュアンスを持ち、同僚や取引先への声かけにも使えます。
  • I’m rooting for you.
     「応援してます」の意味で、程よくフレンドリーかつ前向きな印象。仕事やプロジェクトに取り組む相手への応援に適しています。

いずれも相手の立場や状況を尊重した、好印象な言い回しです。

不安を抱えている相手に伝える「Hang in there」「Everything’s gonna be alright」

ストレスや落ち込みがある時には、優しく支えるフレーズが有効

  • Hang in there.
     「もう少し耐えて。つらい時も乗り越えよう」というニュアンス。短い言葉でも、粘り強さと希望を感じさせます。
  • Everything’s gonna be alright.
     「すべてうまくいくよ」と未来に対する安心感を与えます。特に不安や悩みを抱える相手に、前向きなビジョンを伝える一言。
  • You’re not alone.
     この一言も添えると、さらに安心感が増します。人は孤独を感じる時こそ、言葉の力が必要です。

相手の気持ちに寄り添いながら、安心感を与えられるのが特徴です。

共感を表すネイティブ英語フレーズまとめ

共感を表すネイティブ英語フレーズまとめ

相手の気持ちに寄り添う“共感”は、信頼関係を築く第一歩。自然で響く英語表現を、カジュアルからフォーマルまで厳選しました!ネイティブが何気なく口にするフレーズの裏には、実は深い思いやりとニュアンスが込められていることが多いんです。

日常会話で使える「I feel you」「I know how you feel」はこう使う

  • I feel you.
     「つらさが本当によくわかる」という感情に共振するニュアンス。ちょっとした愚痴にも、「分かる分かる」と共鳴する軽い共感として使えます。
  • I know how you feel.
     経験がなくても、相手の心情に歩み寄るときに適切。「同じ経験はないけど、君の気持ちは想像できるよ」というスタンス。
     たとえば、「引っ越して疲れたー」と言われたら “I know how you feel” で心からの共感を示せます。

この2つは、感情の“橋渡し”として本当に便利です。声のトーンや表情も意識すると、より深く伝わります。

強く同意する「That’s what I’m saying」「I totally agree」の使い分け

  • That’s what I’m saying!
     「まさにその通り!それそれ!」と共感+強調。議論や会話の流れで、相手が自分と同じ考えを述べた時に使うと一体感が生まれます。
  • I totally agree.
     フォーマルにも使える同意表現で、“完全に同感”の意味。プレゼンやミーティングでも「同じ意見です」と理性的に伝えられます。

どちらも会話を盛り上げつつ、共通認識を強めるフレーズです。場の空気を読む力とセットで覚えておくと、かなり重宝します。

カジュアル感を出す「Same」「Big mood」「I can relate」って?

SNS世代にも人気の、スラング系共感表現

  • Same.
     一言で「それな」感を示せます。気軽に共感したいときの“共鳴ショートカット”ですね。
  • Big mood.
     「激しく共感するわ」というニュアンス。ちょっと大げさに、でもポジティブに相手の気持ちに乗っかるスタイル。
  • I can relate.
     「その気持ち、痛いほどわかるよ」と個人的共感を伝えるときに◎。自分の体験を下敷きにして感情をシンクロさせます。

「気持ちを共有すること=安心感」に繋がる時代だからこそ、これらのフレーズは使い方次第で関係性を深める武器になります。

encourage と empathize の違いとは?

encourage と empathize の違いとは?

「励まし」と「共感」、どちらも相手を支える行為ですが、英語でははっきり使い分けられます。似ているようでまったく異なるこの2つの言葉、場面によって正しく使い分けられれば、あなたの“寄り添い力”は格段にアップします。

encourage(励ます)とは?意味と使い方の具体例

encourage は「勇気づける」「背中を押す」ニュアンスで、“次に進む力”を与える言葉です。

  • 意味
     「自信を持たせる」「やる気にさせる」「挑戦を後押しする」といったポジティブなアクションを促すのが特徴。
  • 使い方例
     “I encourage you to apply.”(応募することをすすめるよ)
     “She encouraged me when I almost gave up.”(諦めかけた時、彼女が励ましてくれた)
  • ポイント
     encourageは相手が何かを“しようとしている”もしくは“やめそうな時”に使うと効果的。ネイティブは「動機づけ」や「後押し」の文脈でよく使います。

empathize(共感する)とは?違いを比較して解説

empathize は「気持ちに寄り添う」という意味で、相手の立場や感情を理解して共鳴する際に使います。

  • 意味
     「経験はしていなくても、相手の感情を想像して寄り添う」。表面上の理解ではなく、深い“感情の共振”がポイントです。
  • 使い方例
     “I empathize with your frustration.”(その苛立ち、よくわかる)
     “He tried to empathize with her grief.”(彼は彼女の悲しみに共感しようとした)
  • 注意点
     empathizeは“行動を促す”ものではなく、“感情に一緒に居る”イメージ。助言を急がず、まずは受け止めることが大切な場面で使います。

シーン別の使い分けポイント:励ます vs 共感

では実際、どう使い分けるか?シーン別に整理します。

  • 励ます時(encourage)
     相手が行動に迷っている、不安があるときに使います。
     例:試験前の友人に → “Don’t give up! You’ve studied so hard for this.”
  • 共感する時(empathize)
     相手が感情を吐露しているとき、話を聞いてほしい時に最適です。
     例:失恋した友人に → “I feel you. It must be really hard right now.”
  • 両方必要なケース
     まず「共感」し、その上で「励まし」を添えるのがベスト。
     例:
     “I know how tough it’s been. But I truly believe you’ll make it through this.”

使い分けることで、英語でも“寄り添い力”が格段にアップします。どちらかだけじゃ足りない時は、セットで使うのが一番自然です。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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