英語面談や1on1でフィードバックをもらったとき、こんなふうに感じたことはありませんか?
どう返事すれば失礼じゃないの?
ネガティブな指摘を前向きに受け止めたいけど、うまく言葉が出てこない…
感謝を伝えたいけど、表現がワンパターンで不安
実はこれ、TOEICのスコアや英語力以前の「心理的な受け止め方」がカギなんです。
僕も、かつては「え、それって悪い意味で言ってるの…?」と混乱して、次の言葉が出てこないことが多々ありました。でも、心理学をベースにした受け取り方や、相手の立場を想像した英語表現を身につけてからは、フィードバックの受け方そのものが変わりました。
この記事では、英語でフィードバックを受けたときに使える表現を、感謝→理解→行動→感情→双方向→次回につなげるという流れで紹介していきます。
どのフレーズも実際のビジネスや学習の現場で「気まずくならない」「誤解を防ぐ」「前向きさが伝わる」ことを意識して選んでいます。
英語が苦手でも大丈夫。むしろ、苦手な人こそこの記事のフレーズが武器になります。
承知しました。それでは、各英語フレーズに対応する日本語訳を加えた完全版をお届けします。
フィードバックを感謝して受け取る

メンターからのフィードバックは、自分の成長に不可欠なヒント。まずは「ありがとう」の気持ちをしっかり伝えることで、良好な関係を築く第一歩になります。
「ありがとう」と感謝を伝える英語表現
- “Thank you for your feedback.”
→「フィードバックをありがとうございます。」 - “I really appreciate your advice.”
→「ご助言に心から感謝します。」 - “I appreciate your honesty.”
→「率直に伝えてくださってありがとうございます。」
正確に理解するための確認表現
- “Just to make sure I understand, you’re suggesting that…?”
→「正しく理解するために確認なんですが、あなたがおっしゃっているのは……ということですか?」 - “If I got that right, I should focus more on…?”
→「もし私の理解が正しければ、もっと……に集中すべきということですよね?」
具体例を深掘りして理解する

ネガティブな点をやんわり聞く表現
- “Could you give me an example of that situation?”
→「その状況の例をいただけますか?」 - “Is there a specific instance you could point to?”
→「具体的な場面があれば教えていただけますか?」
改善策につなげる応答

行動に落とすアクション宣言表現
- “I’ll work on that and let you know how it goes.”
→「それに取り組んで、どうなったかお知らせします。」 - “I plan to set targets to improve by next month.”
→「来月までに改善できるよう、目標を立てるつもりです。」
フィードバックに対する感情の対応

心情を正直に伝えるフレーズ
- “That’s tough to hear, but I appreciate your honesty.”
→「聞くのはつらいですが、率直に言ってくださって感謝しています。」 - “I need time to think about that, but I’ll reflect on it.”
→「そのことについて考える時間が必要ですが、しっかり振り返ります。」
フィードバックを返す/双方向の応答

ポジティブフィードバック返し
- “Your guidance has helped me a lot.”
→「あなたのご指導はとても助けになりました。」 - “I feel more confident when you explain things clearly.”
→「明確に説明していただけると、自信が持てます。」
改善をお願いする丁寧なリクエスト表現
- “I wonder if it would help me more if we could go step by step.”
→「段階的に進めていただけたら、もっと助かるかもしれません。」 - “Sometimes I feel overwhelmed—could we slow down a bit?”
→「時々圧倒されることがあって……もう少しゆっくり進められますか?」
次回につなげるフォローアップ

次回面談での確認&フォロー表現
- “Could we follow up on this in our next session?”
→「次のセッションでこの件をフォローアップできますか?」 - “I’ll report back with progress next time.”
→「次回までに進捗を報告します。」
質問しやすくするオープンクエスチョン術

オープンな質問の具体例
- “Could you explain how you handled a similar situation?”
→「同様の状況をどう対処されたのか教えていただけますか?」 - “What are your thoughts on how I approached this?”
→「私のこの取り組みに対して、どう思われましたか?」
こうした質問を投げかけることで、ただ聞き役になるのではなく、対話の流れを自分から生み出すことができます。「質問できる力」は、信頼される人の共通点です。自信を持って、一歩踏み出してみましょう。
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