「発音AIアプリの真実」精度・機能・コスパを全解剖!人気3選を本音レビュー

「AIの発音診断って、本当に正確なの?」
最近よく耳にするこの疑問。実際、僕の元にも「ELSAって精度高いの?」「Speakって会話練習ばっかじゃないの?」なんて質問が飛び込んできます。英語の発音って、特に日本語にはない音が多くて、自分じゃ気づけない間違いも多い。そんな時に頼りになるのが、AIが発音を自動で診断してくれるアプリ。でも、「どのアプリが一番いいの?」って聞かれたら、正直「目的による」としか言えません。

そこで今回は、僕自身が使ってきた中でも「これは比較する価値あるぞ」と思った3つのAI発音診断アプリ――ELSA Speak、Speak、TORAbit――を、ガチで比べてみました。

この記事では、以下の4つの軸で比較していきます。

  • 発音精度とフィードバックの違い
  • 継続しやすさを左右する復習機能と苦手克服サポート
  • 月額・年額・無料体験などのコスト面
  • どんな人に、どのアプリが向いているのか

英語の発音に悩んでいる人、AIアプリを選びきれずに迷ってる人にこそ、読んでほしい内容です。

目次

AI発音診断アプリの発音精度比較

AI発音診断アプリの発音精度比較

AI技術の進化によって、発音診断の精度は年々向上しています。ただ、アプリによって「何を重視して診断するか」が微妙に違います。発音の細かい音のズレに敏感なものもあれば、会話全体の自然さを評価するものも。ここでは代表的な3つのアプリ――ELSA Speak、Speak、TORAbit――について、その精度や診断スタイルの違いを詳しく見ていきます。

主要3アプリ(ELSA Speak/Speak/TORAbit)の精度は?

ELSA Speak
このアプリはアメリカ英語に特化していて、母音・子音のわずかなズレまで視覚化してくれます。例えば「ship」と「sheep」の違いがどこでズレてるのかを、発音記号と口の形の図でバッチリ見せてくれます。僕がTOEIC対策してた時期、実はこのアプリのおかげで「th」と「s」の違いを感覚的に掴めるようになった経験があります。

Speak
これは発音というより「流暢さ」重視。ネイティブとの会話形式のレッスンが中心で、「正しい音」より「自然な話し方」が評価されます。初めて使ったときは「発音評価どこいった?」と戸惑ったけど、スピーキング試験(特にIELTSやVersant)ではむしろこっちの方が重要なスキル。英語でしゃべる“間”やリズムを鍛えたい人には、超おすすめ。

TORAbit
おそらく日本人向けアプリで一番「痒い所に手が届く」のがこれ。特に/r/と/l/の区別、あと「si」と「shi」の混同など、日本語話者がつまずきやすい音に特化しています。診断の後は短い動画で具体的な発音方法を教えてくれるので、理解が一段と深まります。僕も「world」と「word」の区別ができるようになったのは、このアプリのおかげでした。

復習機能と苦手克服ドリルで選ぶ

復習機能と苦手克服ドリルで選ぶ

発音って、1回やっただけじゃ絶対に定着しません。正直、僕も最初は「やればすぐ通じるようになるんじゃ?」と思ってました。でも現実はそんな甘くない。だからこそ、反復練習できる仕組みがあるかどうかは、アプリ選びにおいて超重要なポイントです。

特に「どの音が苦手か」をAIが判定し、その音だけを集中的に練習できるかどうかで、伸び方がまるで変わります。ここでは、3アプリの復習・ドリル機能を比較してみます。

自動復習リマインダーとカスタムドリルの違い

ELSA Speak
個人的に「学習者をよくわかってるな」と感じるのがこのアプリのリマインダー機能。毎日の学習時間に合わせて通知が届くので、忙しい社会人でも忘れにくい設計。さらに「リトライ機能」で苦手な発音だけをピックアップして再練習できます。これが地味にありがたい。僕も何度も「th」「v」「f」だけをリトライしました。

Speak
正直、復習機能はあまり強くない印象です。会話重視なので、フローを止めて発音練習を繰り返すような設計にはなっていません。「自然な対話」にフォーカスしてるので、単音レベルの反復にはあまり向かないと感じました。

TORAbit
これはかなり秀逸。AIが自動で「あなたは/l/と/r/が苦手ですね」と分析して、そこだけの練習ドリルを作ってくれる。しかも10回ごとの復習レビュー機能もあり、どこでつまずいたかが記録されます。僕はこのアプリで/r/の強化月間を作って、1ヶ月でネイティブに「発音良くなったね」と言われたことがあります(本当です)。

コストで比べる:月額・無料体験・年額割引

コストで比べる:月額・無料体験・年額割引

発音学習アプリは、継続が命。だからこそ、料金体系は超重要。どれだけ良い機能があっても、月額が高すぎて続けられないなら意味がない。逆に、安くてもモチベが続かない作りなら、それも無駄。
ここでは、月額・年額・無料体験の有無と、初心者・上級者それぞれのコスパについて検証してみます。

初心者・上級者向けのコスパ評価

ELSA Speak
月額1,600円で、年額契約だと約40%オフというのはなかなか良心的。しかも、無料プランでも1日2レッスンまで試せるのがありがたい。スコアが100点満点で表示されるので、自分の成長が可視化できてモチベ維持に直結。初心者が最初に始めるには、かなりおすすめ。

Speak
月額2,400円とやや高めだけど、7日間の無料体験付き。実際に使ってみて「自分は会話重視かどうか」を見極めてから課金できるのは良心的。ただ、初級者にはちょっと敷居が高い印象。上級者や、実際に英語を使う仕事のある人には、この「実戦的な体験」はかなり刺さる。

TORAbit
月額980円。正直、機能の割にコスパ抜群。特定の発音だけを集中的に鍛えたい人、TOEICの発音問題対策をしたい人にはちょうどいい。年額割引こそ無いけど、そもそもが安いので負担は少ないです。僕も発音特訓だけしたい時期に、サブ機的に使ってました。

各アプリの特徴まとめとおすすめシーン

各アプリの特徴まとめとおすすめシーン

ここまで見てきたように、3つのアプリはそれぞれに強みと個性があります。発音学習の「どこを重視するか」で、最適なアプリは変わってきます。つまり、「正解は人によって違う」。でもそれって逆に言えば、自分にピッタリ合うアプリがちゃんと存在するってこと。

ここでは、「ビジネス英語」「旅行英語」「TOEIC対策」の3つの目的に合わせて、どのアプリがフィットするのかを整理してみました。

ビジネス/旅行/TOEIC対策に向くのは?

ビジネス英語に強い:Speak
ネイティブとの即時フィードバック型会話で、実際のミーティングでも通用する「話す力」が鍛えられる。文脈理解、間の取り方、イントネーション…どれも「リアルで使える英語力」を養うには最適。

旅行・日常会話:ELSA Speak
「Where is the nearest station?」みたいな表現を、確実に・正確に・自然に言えるようになる。旅行英会話レッスンも多く、発音ミスを逐一修正してくれるので、初級者の不安を一つずつ潰してくれる。

TOEIC対策・発音矯正:TORAbit
発音記号の理解や、TOEICスピーキング・リスニングの発音精度アップにはTORAbitが最適。苦手音を自動判定し、そこだけ徹底的に叩き直せるのは、試験対策にも効く。僕もTOEIC900点を取る前、このアプリで/r/と/l/を鬼練しました。

まとめ:あなたの目的に合ったアプリを選べば、発音は確実に伸びる

あなたの目的に合ったアプリを選べば、発音は確実に伸びる

英語の発音って、単なる「口の動き」じゃなくて、「聞き取り」「再現」「修正」の積み重ねなんです。
その中でAI発音診断アプリは、僕たち日本人にとって“最短距離の近道”になる存在。

でも、今回紹介したようにそれぞれのアプリに個性があり、向いている場面や学習者のレベルも違います。

  • TOEICや発音矯正が目的ならTORAbit
  • 日常会話や基礎力を固めたいならELSA Speak
  • 実戦的な会話力を磨きたいならSpeak

どれか一つに決めなくてもいいんです。僕も最初は複数アプリを並行して使っていました。
大事なのは、「自分の目的を知り、それに合ったツールを選ぶこと」。

もし今、英語の発音に伸び悩んでいたり、何から始めればいいか分からないなら、まずは無料体験だけでも試してみてください。
“話す英語”の世界が、一気に変わり始めますよ。

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この記事を書いた人

株式会社ライフスタイル代表 上田仁

オンライン英会話「イングリッシュライフ」運営者。
TOEIC980点/英検1級。

中学生の頃は登校拒否、高校には進学せず中卒。
英語も勉強せずに大人になり、40歳目前に「このままじゃ一生話せない」と後悔。
そこから独学で英語を学び、TOEIC980点・英検1級・日常会話もスラスラ話せるレベルに。

このブログでは、「大人からのやり直し英語」をテーマに、
かつての僕と同じように「英語が苦手」「続けられない」と悩む人に向けて、
実体験から得たコツ・習慣・使える学習法を発信しています。

英語がゼロだった僕でもできました。
だから今のあなたでも、きっとできます。

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