要点
- 稼げない「AI社員」教材のカラクリと無駄な努力を完全暴露
- 手動の非効率な作業から抜け出したい副業初心者や会社員向け
- AIを「社員」ではなく「単一の手順書」で最速稼働させる合理化解
AI社員ごっこに全財産を溶かす真面目な原始人たち
SNSを開けば「AI社員が12名在籍」「人件費ゼロで会社が回る」といったお花畑ポストが溢れている。東大院卒やハッカソン受賞歴を掲げるインフルエンサーが「50部ごとに値上げ!」と煽る高額ノウハウだ。現場で泥臭くコードを書く僕からすれば、裏でどんな高度なマルチエージェントを走らせているのかと好奇心が湧いた。自腹で数千円から3万円超えの代表的な「AI社員教材」を買い漁り、ソースコードまで完全に解剖してみた。結果、怒りを通り越して深夜の作業場で腹筋が千切れるほど爆笑した。夢見る情報弱者から現ナマを毟り取っている「AI社員ビジネス」のグロテスクすぎる実態を容赦なくブチ撒ける。
プログラマーが絶句したハリボテ教材の残酷なカラクリ
着ぐるみを着た1人のオッサンで行うコント劇
「AI社員が12人」と聞くと、12個の自律型AIが勝手にタスクをパスし合うハイテク光景を妄想するだろう。現実は、裏で動いているAIは最初から最後まで「たったの1つ」だ。
「リサーチ係.md」「執筆係.md」というテキストファイルを並べ、人間が「次はリサーチ係のファイルを読め」と台本を差し替えて一人芝居させているだけ。メモが12枚あるから12人? 冗談は顔だけにしてほしい。今のモデルなら1つのプロンプト内にスキルを統合して記述しておけば全く同じように、むしろ遥かに高速かつ高精度で動く。それを無理やり並列で走らせたら、月間のAPI代だけで10万円を突破して財布が爆死する。便利なAIをわざわざ使いにくく非効率にし、API代を垂れ流しながら「社長気分」に浸っているだけの絵に描いたような養分だ。
偽物のサイコロタイマーが光る進捗ダッシュボード
商談から提案書まで全自動を謳う商材の目玉特典として配られていた、サイバー感溢れる「AI社員稼働ダッシュボード」。画面には「稼働中」「進捗率78%」などのインジケーターが光り、「▶ AIで実行」というボタンが鎮座している。ボタンを押すとプログレスバーが「100%!完了!」と気持ちよく伸びるが、内部のJavaScriptコードを覗くとAIと1ミリも通信していなかった。





