洗濯のたびに「洗剤を多く入れれば、汚れがもっと落ちるはず」と思って、ついつい規定量より多めに入れていませんか。
実は、洗剤メーカーや洗濯機メーカーの公式情報を確認すると、意外な事実が分かりました。
ラッシー
いつも多めに入れてたけど、もしかして無駄だった?
先に結論
洗剤は適量を超えると洗浄力は頭打ち。多く入れても汚れ落ちは良くなりません。
ライオンは「適量の2倍の洗剤を入れても、洗浄力は2倍にはならない」と説明しています。花王とパナソニックも、洗剤を多く入れすぎても汚れ落ちや洗浄性能は上がらないと案内しています。多すぎる洗剤は泡切れやすすぎを悪くする場合があるため、商品表示の使用量を守ることが大切です。
※製品や洗濯機の機種によって適量は異なります。詳しくは2ページ目で紹介します。
ライオンは「適量の2倍の洗剤を入れても、洗浄力は2倍にはならない」と説明しています。花王とパナソニックも、洗剤を多く入れすぎても汚れ落ちや洗浄性能は上がらないと案内しています。多すぎる洗剤は泡切れやすすぎを悪くする場合があるため、商品表示の使用量を守ることが大切です。
※製品や洗濯機の機種によって適量は異なります。詳しくは2ページ目で紹介します。
なぜ「多く入れても」汚れは落ちないの?
洗剤の主成分である界面活性剤は、汚れを水中へ分散させ、衣類への再付着を防ぐ働きがあります。洗剤が少なすぎると洗浄力が不足しますが、商品に表示された適量を超えて増やしても、汚れ落ちは量に比例して上がりません。多すぎる洗剤は泡切れやすすぎを悪くする場合があるため、商品表示の使用量を守りましょう。

STEP
1
適量までは汚れ落ちが上がる
洗剤の量を増やすと、汚れに作用する界面活性剤も増え、洗浄力が上がります。
STEP
2
適量を超えると頭打ち
適量を超えて洗剤を増やしても、洗浄力は量に比例して上がりません。
STEP
3
入れすぎにはデメリットがある
洗剤が多すぎると、泡切れが悪くなり、すすぎに時間がかかる場合があります。
つまり、「多い=よく落ちる」は誤解
ライオン公式サイトLideaでも「洗剤の量を2倍にすれば、洗浄力も2倍になるの?」の問いに「適量を超えると洗浄力は頭打ち。適量の2倍入れても洗浄力は2倍にならない」と明確に答えています。
多すぎる洗剤の「3つのデメリット」

デメリット1:泡切れが悪くなり、すすぎに時間がかかる
ライオンは、洗剤が多すぎると泡切れが悪くなり、すすぎに時間がかかって、水や電気代が無駄になる場合があると案内しています。花王も、入れすぎはすすぎ不十分につながると説明しています。
デメリット2:多量の泡による故障・水漏れリスク
日立の全自動洗濯機「BW-X100FE8」の取扱説明書では、洗剤の入れすぎによる多量の泡について、本体故障・水漏れ・感電や、排水口から泡があふれるおそれを警告しています。注意内容は機種で異なるため、使用中の洗濯機の取扱説明書を確認してください。
泡が多すぎると洗濯機が悲鳴を上げてるんだね。
デメリット3:すすぎ不十分につながる
花王は、洗剤を多く入れすぎると、洗剤が無駄になるだけでなく、すすぎが不十分になると案内しています。パナソニックも、洗剤が多すぎるとすすぎ切れず、洗剤成分が衣類に残る場合があると説明しています。洗剤と柔軟剤のどちらも、商品に表示された適正量を守りましょう。
柔軟剤の入れすぎがタオルの吸水性へ与える影響も、こちらの記事でメーカー情報をもとに確認しています。
「少なすぎ」もNGです。洗剤が少なすぎると、汚れ落ちが悪くなり、一度落ちた汚れが衣類へ再付着することがあります。花王は、少なすぎるとニオイが残ることもあると案内しています。適量を守ることが大切です。
ここまでの答えはシンプル。「洗剤は適量が一番効率的で、多く入れても無駄」です。
ただし、「適量」は洗剤の種類や洗濯機の機種によって異なります。次のページで、あなたの洗剤と洗濯機に合った適量の見つけ方を確認しましょう。
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