テレグラムの青いマークと注意ポイント…そのアカウント大丈夫?

テレグラムの青いチェックマークはご存知ですか?

この記事ではテレグラムの青いチェックマークについてーー

僕が実際に公式を名乗ったりするアカウントからウォレットをハックされた経験を元に注意突起するという意味も含めて記事にしておきます。

まずはテレグラムについてです。

通常のメッセージのやり取りに利用する程度なら見かけた事がある人は ほぼ居ないはずですが仮想通貨関連に携わった経験のある人なら分かる筈です。

目次

テレグラムの青いマークとは?

まずはこの違いが分かりますか?

上は正規のチェックマーク、そしてもう一つは、偽のチェックマークです。

それでは順番に進めます。この画像は、テレグラムの認証マークです。

俗にいうBOTなどで第三者の承認を得た場合にのみ発行されるものです。

下記は白い星マークに青いチェック

これが正規のもので、もう一つのこちらの画像は、

白い丸の中に青い星のマークの中に白いチェックマークです。これが偽物です。

なぜテレグラムの青いチェックマークに気を付けなければいけないのか?

紛らわしい認証済みのようなマークを使い、利用者を騙すことを目的に認証マークまがいのものを使う事があるんです。

とくにその中でも仮想通貨界隈の詐欺が多いです。

テレグラムの公式からの検索の場合には

このように認証マークがあるものがあります。

たとえばこちらの記事も参考になります。

Telegram の認証ロゴとほぼ同じアイコンが、潜在的な被害者を騙すために詐欺師によって使用される別の投資詐欺となっています。 アイコンは認証済みの Telegram アカウントのように見え、青い星に白いチェックマークが挿入されています。これは、公式の情報源を識別するために使用されるメッセージング プラットフォームのロゴです。

1月には、シンガポール証券取引所(SGX)とシンガポールの政府系ファンドであるGICが、数百人のメンバーを擁するテレグラムの「投資」グループになりすましました。

少なくとも7つのそのようなグループが特定されており、そのうち最大のものは1,700人以上のメンバーを擁しています。

引用元 blokers iew

このような事は普通にあります。

とくに仮想通貨の場合、テレグラム経由で送金でもしてしまうと例えそれが詐欺でも回収することは不可能です。

仮想通貨のウォレットなどの番号やパスワードを求められた場合も確実に返金や詐欺立証も確実に無理ということになります。

偽物の認証マークが狙う目的

なぜ詐欺師たちはテレグラムで認証マークを偽装するのかといえば、その目的は、信頼感を装うことで利用者を油断させることにあります。

正規の認証マークは、企業や公式アカウントがその正当性を証明するものとして使われます。ところが、この信頼感を利用して詐欺を働くために、詐欺師たちは似たようなアイコンを作り上げるのです

誤認させて騙す…ただそれだけです。

テレグラムでは通常「白い星に青いチェックマーク」が正規の認証マークです。しかし、詐欺師たちはこれに非常に似た「白い丸の中に青い星、その中に白いチェックマーク」を使います。一見すると区別がつきにくく、利用者が「公式だ」と思い込む心理を巧みに突いてくるということです。

仮想通貨詐欺の具体的な手口ってなに??

実は僕もフィッシングで仮想通貨のウォレットをハックされた経験があります。

それはテレグラムではなく、Xでしたが、

ある仮想通貨を事前に購入をしていたのですが その通貨の受け取り方法が分からないため、公式アカウントに近づいたんですね。

そこにリブをした瞬間に 「通貨名公式サポート」みたいなのが数多くあるんです。

なぜか公式の認証垢以外にも下記のように同じマーク同じ名称のアカウントが存在します。

詐欺師たちは、まず最初に「公式グループ」と偽ることで信頼を得ようとするわけです。

たとえば、公式のようなマークあるいは名称をぶらさげて有名な仮想通貨取引所や大手投資会社、さらには仮想通貨関連のプロジェクトを装い、自分たちのアカウントをあたかも公式のもののように見せかけます。

テレグラム内で「プロジェクトの公式サポート」や「投資グループ」として振る舞うアカウントは、まるで正規のサービス提供者のように振る舞い、利用者の信頼を引き出します。

一見すると本物のように見えるこの偽装行為によって、被害者は詐欺の罠に気付くことが難しくなります。

さらに、詐欺師たちは「限定オファー」を提示することで利用者の興味を引きつけます。よくあるのは、「今だけ特別に〇〇%の収益が得られる投資プラン」や「期間限定のエアドロップ」など、目を引く提案が彼らの常套手段です。

こうした魅力的なオファーに惹きつけられた利用者は、指定された仮想通貨ウォレットアドレスへの送金を促されるのです。

この時点で、すでに詐欺の手口に巻き込まれているにもかかわらず、多くの人は「公式のものだから」と信じてしまい、貴重な資金を失うという図式です。

さらに悪質な手口として、詐欺師は個人情報の搾取を狙います。

「受取方法はどうやるのか?」

と質問をすると、詐欺サイトに誘導されてそのサイトでウォレットの接続を求めてきます。

もちろん接続して許可すると 「ウォレットのパスキーどころか制御できるようにされてしまう」

のです。

僕の場合、受け取るアドレスだったため 殆どイーサリアムがありませんでした。

「イーサリアムさえも送金できないイーサリアムが無い」というほどで、

「ウォレットに資金を入れないといけない」などと言われたわけですが もちろんこの時点で気付きました。

「これは危ないやつだ」と。

SNSでもこのような傾向は多数あります。

公式アカウントの写真は公式垢以外は使ってないという思い込みから まんまと騙される仕組みです。

新規コイン名などの画像と「コイン名+公式サポート」などを謳い、公式アカウントにリブなどをした場合は、フォローやDMを送信してきます。そして質問などをすると、言葉巧みにフィッシングサイトに誘導されます。そこでウォレットのキーの入力などを求められる仕組みです。

くれぐれも気を付けるようにしてください!

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この記事を書いた人

副業ライフサポート運営者 上田仁
副業支援の専門家として活動する一方、企業と個人の両方に向けて働き方改革や収入アップの方法を提案するコンサルタント。現在は、「副業ライフサポート」の運営を通じて、副業に挑戦する方々に実用的で信頼性の高い情報を提供している。モットーは「効率を追求しながら、誰もが自分の可能性を広げられる仕組みを作ること」。

経済学部を卒業後、外資系企業で営業とマーケティングを経験。その後、個人事業主として独立し、副業支援やコンサルティングに取り組む。キャリア初期には、データ分析やプロジェクト管理のスキルを活かし、副業の可能性を広げる方法論を体系化。これにより、多くの人が安定した収益を得られる副業の形を築き上げている。
2022年にはオンラインセミナー「副業で叶える自分らしい生き方」で講師を担当し、約200人の受講者に実践的なノウハウを提供。2023年には、ビジネスパーソン向けイベント「働き方の未来を考えるフォーラム」でスピーカーとして登壇。ブログやSNSでも発信を続け、フォロワーからの高い支持を得ている。
趣味は読書とアウトドア。ビジネス書や投資関連の書籍を好む一方で、自然の中で過ごす時間を大切にしている。妻と2人の子どもと過ごす時間を何よりも重視し、家庭と仕事を両立するためのライフスタイルも実践中。

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