インスタのお金配り…実はことの発端は 前沢さんのお金配りがSNSで注目を浴びたことをきっかけに SNSでは、カモリストを集めるために、「お金を配ります」「100万円ばら撒きます」みたいなアカウントが増えました。
もちろん現金なんて振り込みされません。
どういう手口かと言えば、
https://news.yahoo.co.jp/articles/7074da701b2bc2f33463acca855682e57603e900
このように「キャッシュカードが必要、暗唱番号が必要、手数料が必要」などと裏があるのです。お金を配ると言ってカモを集めてお金を騙し取る目的です。最近では有名人の偽アカウントまで登場する始末でフォロワー数は数千人単位で増えるがその内の数人でもカモれれば お金配りの主催者はカモにお金を配ってもらえるという仕組みです。
引用元 https://www.google.com/search?
お金配りは危険な罠
断言しますが確実にお金はもらえません。
インスタグラムを見ていると「お金配り」と称した投稿やDMが目に留まることはありますが「簡単にお金を稼げる」「私があなたの夢を叶える」など、一見魅力的な言葉が並んでいます。
しかし、その裏には思わぬ罠が潜んでいるのです。こうした「お金配り」は、善意に見せかけた詐欺行為なので必ず気を付けて下さい。
発端は前澤友作さんのお金配り企画
もともと話題となったのは、実業家の前澤友作さんがSNSで実施した「お金配り企画」です。多くの人が感動し、希望を持ったこの企画ですが、その知名度が悪用される結果にも繋がっています。詐欺師たちは前澤さんの行動を模倣し、「私もお金を配ります」という言葉で信頼を得ようとしたわけですね。
爆発的にフォロワーやリポストが増えるため、100人に1人高額を摂取できれば良いと考える詐欺師達からすれば最高のマーケティングの気づきになったと断言できます。
お金は配られない お金配り企画
こうした詐欺の多くは、「キャッシュカードの提出」や「暗証番号の提供」、さらには「手数料の振込」を求める形で進行します。最初は「当選しました」といった喜ばしい連絡から始まるのですが、実際には個人情報や金銭を搾取するのが目的です。例えば、「お金を振り込むにはシステム手数料が必要です」と言われ、数千円から数万円を振り込んだ途端に連絡が途絶える、といった被害例が後を絶ちません。
また、こうした詐欺が巧妙なのは、彼らが「簡単にお金を得られる」という心理を利用している点です。特に経済的に困窮している人や、コロナ禍で収入が減った人にとっては、こうした話が一層魅力的に映るでしょう。しかし、甘い話には裏があるという言葉が示す通り、これらはほぼ例外なく危険な罠です。
お金配りの被害にあった場合の対処方法
もしインスタグラムなどのSNSを通じてお金配り詐欺に遭ってしまった場合、重要なのは迅速に行動することです。被害を最小限に抑えるためには、以下のステップを参考にしてください。
1. 被害状況を冷静に確認する
詐欺だと気づいた際、まずは自分が何を渡してしまったのかを冷静に確認しましょう。たとえば、暗証番号やキャッシュカードの情報を伝えた場合は、即座に銀行に連絡して利用を停止する必要があります。万が一お金を振り込んでしまった場合でも、振り込んだ銀行に相談すれば、状況によっては返金手続きができる可能性もあります。
つまり振り込みした振り込み元、振り込み先の銀行にまずは連絡することが大事です。
2. 関係機関に連絡する
次に、被害内容に応じて適切な機関に連絡を取りましょう。具体的には以下のような対応をしましょう。
- 警察への相談：最寄りの警察署や「＃9110」（警察相談専用電話）に連絡し、被害届を提出しましょう。
- 消費生活センター：消費者ホットライン「188（いやや）」に電話すると、最寄りの消費生活センターへ案内されます。ここで、専門的なアドバイスや対応策を教えてもらえます。
それぞれ連絡をして事情を説明すれば適切な回答をしてくれます。
4. 情報を拡散しない
詐欺師から受け取ったメッセージや取引のスクリーンショットは、証拠として保管してください。ただし、それらを不特定多数に拡散することは避けましょう。必要に応じて関係機関に提出し、冷静に対応することが大切です。
これで安心！インスタ詐欺に遭わないための鉄則5選
SNSは私たちの日常に欠かせない存在となりましたが、その利便性を悪用する詐欺師たちの存在も忘れてはいけません。特に「お金配り」を装った詐欺は、その甘い誘いに誰もが引っかかる可能性を持っています。では、こうした危険を避けるためにはどうすれば良いのでしょうか？ここでは、詐欺被害を防ぐための鉄則5つを詳しく解説します。
1. 「うますぎる話」を疑う癖をつける
「簡単にお金がもらえる」「たった1回で人生が変わる」といった話には必ず裏があります。現実的に考えて、見ず知らずの他人がお金を無条件で配ることはまずありません。甘い言葉には注意を払い、少しでも怪しいと感じたら冷静に距離を置きましょう。
2. 個人情報を絶対に渡さない
「キャッシュカードや暗証番号を教えて」「振込先口座を登録して」など、個人情報を求める要求には応じないようにしましょう。これらの情報が悪用されると、詐欺被害がさらに拡大します。また、DMでの個人情報のやり取りは絶対に避けるべきです。運営元からの正式な連絡は、通常メールや公式アプリ内で行われます。
3. 詐欺の手口を知ることが最大の防御
詐欺師の手口を知っておくことは、自分を守る大きな武器となります。例えば、「お金を配る」と言いながら「手数料」を請求する手口や、公式キャンペーンを装って個人情報を引き出す方法など、典型的な詐欺のパターンを理解しておくことで、怪しい行動に気づきやすくなります。SNSやニュースでの最新情報にも目を通しておくことをお勧めします。
4. アカウントの設定を見直す
SNSのプライバシー設定を強化することも効果的です。例えば、インスタグラムではアカウントを「非公開」に設定することで、不特定多数のユーザーがあなたの投稿を見ることを防げます。また、不審なアカウントからのフォローやDMをブロックすることも大切です。特に、不自然なプロフィールや過剰に豪華なライフスタイルをアピールしているアカウントには注意が必要です。
5. 家族や友人と情報を共有する
一人で判断するのが難しい場合は、信頼できる家族や友人に相談するのも良い方法です。他人の目線から見ることで、冷静な判断ができることがあります。また、自分が知っている詐欺の手口や情報を周囲に伝えることで、他の人々の被害を防ぐ助けにもなります。コミュニティ全体で情報を共有することが、詐欺被害の抑止力となるでしょう。
まとめ!インスタのお金配り詐欺から身を守るために
インスタグラムをはじめとするSNSは、私たちの日常生活を豊かにするツールとして欠かせない存在となりました。しかし、その便利さの裏側には、詐欺師たちが悪用する危険な罠が潜んでいます。特に「お金配り」を装った詐欺は、甘い言葉と魅力的な話で私たちの注意をそらし、個人情報や金銭を狙う巧妙な手口です。
まず大切なのは、「うますぎる話は疑う」習慣を身につけることです。「キャッシュカードを見せて」「手数料を払えば受け取れる」といった不自然な要求には一切応じないようにしましょう。また、個人情報を守ること、SNSのプライバシー設定を見直すこと、そして家族や友人と情報を共有することも、被害を未然に防ぐ有効な方法です。
もし被害に遭った場合は、冷静に行動し、警察や消費生活センター、金融機関など適切な窓口に相談してください。詐欺被害は誰にでも起こりうるものです。一人で悩まずに専門家の力を借りることが、被害回復の近道になります。
最後に、SNSを利用する際には、自分の情報をしっかり守り、信頼できる情報だけを選び取る慎重さを忘れないようにしましょう。SNSは正しく使えば素晴らしいツールです。その利便性を最大限に活用するためにも、詐欺に注意し、安心して楽しめる環境を整えていきましょう。
