Stable Audioというサービスはご存知でしょうか?
今回の記事では、AIが音楽を作る、Stable Audio(ステーブルオーディオ)について解説をしていきます。
無料プランもあるけど、Stable Audioで作成した音楽は、どこまでの範囲で使えるのでしょうか?
Stable Audio商用利用は良いのか?
Stable Audioは商用利用は駄目なのか?
この辺りを調査したので解説します。
このブログ記事「Stable Audio(ステーブルオーディオ)検証結果」の執筆者
Stable Audio(ステーブルオーディオ)2023年から有料会員
BGMの制作実績は1000以上
BGMでマネタイズ歴2か月程度執筆者ラッシー
監修者 上田
Stable Audioとは
Stable Audio(ステーブルオーディオ)とは、Stability AI(スタビリティエーアイ)によって開発された音楽生成製品です。
この製品は、音楽の創造性を助け、クリエイターに力を与えることを目的としています。
Stable Audioは、最先端のAI技術を活用し、使いやすいWebインターフェースを通じて、高速かつ高品質な音楽とサウンドエフェクトを提供しています。
これにより、ユーザーは自分が望むオーディオをテキストプロンプトを使用して説明し、Stable Audioがそれを生成することができます。
つまり画像生成AIとよく似ていて
簡単に誰でも音楽を作れてしまいます。
(とんでもない時代です(汗))
また、様々なジャンルやムードに対応可能な音楽生成AIモデルを使用しています。
Stable Audioの特徴
Stable Audioは、音楽生成に特化したAIモデルを使用しており、使いやすいWebインターフェースを備えています。
Stable Audioを使えば初心者でも、高速かつ高品質な音楽とサウンドエフェクトを生成することが可能であり、さまざまなジャンルやムードに対応することができます。
これにより、クリエイターは自分の理想の音楽を簡単に生成することができるという代物です。
Stable Audioの使い方
Stable Audioを使用するためには、プロンプト(テキスト)を設定する必要があります。
Stable Audioのサイトはこちら
https://ja.stability.ai/blog/stable-audio
プロンプトは、AIに生成する音楽の内容を伝えるために使用されます。
プロンプトを適切に調整することで、生成される音楽のコンテンツを最適化することができます。
プロンプトの入力方法
画像生成AIと殆ど同じイメージで、音楽の特徴を記入するとAIがその情報を元にしてBGMを生成してれます。
プロンプトの入力方法は画面右上のフォームに作りたい音楽の特徴を英語で入力し、「,」を加えながら入力していきます。
最初はプロンプトライブラリを使うと便利だと思います。
このプロンプトライブラリは、画像で言うとモデルのようなものです。
プロンプトライブラリとは?
このように音楽の特徴が用意されています。
明るい音楽ならそのプロンプトが自動で入力される仕組みです。
この中から自分の作りたいBGMに適したものを選択すると自動でプロンプトが入力されますので ご自身の好きなようにプロンプトを書き換える事が可能です。
Stable Audioの音楽の長さの指定方法
Stable Audioを使用する際には、希望する音楽の長さを指定することができます。
この場合、ユーザーが指定するテキストプロンプトと希望するオーディオの長さに基づいて、コンテンツの長さが生成されます。
無料プランだと短いですが有料プランの場合は長いです。
Stable Audioでの音楽のジャンルや楽器の指定方法
Stable Audioでは、生成する音楽のジャンルや楽器を指定できます。
たとえば、「ポストロック、ギター、ドラムキット、ベース、ストリングス、エウフォリック、アップリフティング、ムーディ、フローイング、ロウ、エピック、センチメンタル、125 BPM」といったテキストをプロンプトとして英語で入力することで、ジャンルや楽器の要素を含んだトラックが生成されます。
つまりピアノを使ったものが良ければ、英語でピアノと書いておけばピアノの音楽になるというわけです。
ただとくにプロンプトにルールはなく、500曲以上 Stable AudioでBGMを作っていますが とにかく必要な条件を入れていくというシンプルな仕組みです。
Stable Audioプロンプトのコツ
若干コツがありますが優先順位の高いものは前に持ってくる方が良いイメージがあるのですが生成されるものが画像や文字とは異なる為、正直その違いが分かりません。
ですから順番は殆ど変わりなく、自分が作りたい音楽の要素を加えるというのが最も理想だと言えるでしょう。
Stable Audioでの音楽のダウンロードと利用方法
生成されたオリジナルの音楽は、商用プロジェクトで利用する場合はProユーザー向けのサブスクリプションプランを選択し、非商用プロジェクトで利用する場合は無料のプランで利用が可能です。
無料で生成した音楽は、個人利用のみに限られます。
最近では副業でStable Audioで音楽を作成してお金を稼げるようになっているのですが その場合は有料プランが必須です。
有料プランの場合は、自分で著作権も行使できるため、様々な分野でお金を稼いでいく事が可能です。
実際に私もこの、
Stable Audioを利用して収益を稼いでますが、
文字生成AI、画像生成AIと同様に稼げる分野です。
実は色々な使い方があるわけです。
文章の場合はブログ、記事のライターとして受注しても稼げますし、画像生成の場合は、書籍、絵師にもなれたりします。
もちろんAIが作ると言っても何度も何度も繰り返してAIを使うコツを見極める事で どんどん上達していくのです。
このStable Audioの音楽の生成についても言える事です。
音楽生成AIを利用したものなら月収20万~30万円程度は普通に稼げますのでStable Audioを極めてみてはいかがでしょうか?
Stable Audioの価格について
Stable Audioでは、無料版とプロ版の4つの価格プランを提供しています。
それぞれのプランの詳細について説明します。
Stable Audio無料版の特徴
無料版の利用は非商用利用に限定されており、以下の特徴を備えています。
- 月間20回までの生成が可能 - トラックの長さは最大45秒まで - 商用利用はできません 無料版は、非営利プロジェクトや個人の創作活動に最適です。
Stable Audio プロ版の特徴
プロ版は有料のサブスクリプションプランであり、商用プロジェクトに使用する際に適しています。
Stable Audio スタジオプラン
スタジオプランはプロ版よりも生成数が多く、
月間トラック生成数が1350曲となっています。
Stable AudioMAXプラン
Stable AudioのMAXプランは、月間作成数が4500曲となっています。
価格の間隔は、高いからお得というより曲数に応じて少し高いプランがお得感があるという印象ですが、一般的にはプロプランでよろしいでしょう。
Stable Audioのライセンスについて
Stable Audioでは、利用するプランやユーザーの目的に合わせて、さまざまなライセンスオプションを提供しています。
下記の図を見れば一目瞭然でしょう。
また、月間アクティブユーザー数が10万人未満の商用製品については、先ほど紹介したプランで問題ありません。
殆どの場合はこの先ほどのプランで問題ありません。
しかし、月間アクティブユーザー数が10万人を超える商用製品については、利用が制限され、エンタープライズ版の利用を検討するように促されていますが、一般的には、クリエイターライセンスで問題ありません。
Stable Audioのプランの選び方
Stable Audioの利用は、
最初は無料版を使う事を推薦します。
なぜなら練習で作成した楽曲も生成した音楽になってしまうためです。
慣れるまでは無料版で作ります。
一つ裏技として、Stable Audioは複数アカウントが作れますので、その場合1日の作成数は2倍になります。
無料の範囲内の場合では色々と試す事ができません。
何度か毎日少しずつ練習してコツを掴んでからStable Audio有料プランでプロ版を使う。
そして収益化が実現できるようになって曲数が足りないと感じた場合にはもう一つ上のプランに切り替える事が妥当な方法です。
この流れで必要であれば、スタジオ、MAXとランクを上げましょう。
1か月で自分が何曲作るのか?を考慮して利用してください。
Stable Audio無料プランでは収益化できません。
先ほども伝えたように、Stable Audioは無料プランの音楽は収益化するYouTube動画には使えません。
僕もこのサービスができてすぐに有料プランに加入し、YouTubeでも利用をしています。
無料の効果音を探すのは面倒なので自分に適したキーワードで適した音楽をStable Audioに作成してもらっています。
とても便利です。
商用利用する場合は、必ずプロ版への加入から始めてみましょう。
Stable Audioを是非活用してみてください🤗
画像生成AIは、こちら