公式と偽物を一発判別!テレグラムの青いチェックマーク真贋チェック&被害ゼロの鉄壁ガイド

テレグラムの青いチェックマークはご存知ですか?

この記事ではテレグラムの青いチェックマークについてーー

僕が実際に公式を名乗ったりするアカウントからウォレットをハックされた経験を元に注意突起するという意味も含めて記事にしておきます。

 深夜 2 時、デスクライトだけが照らす作業部屋で“カチッ”と心臓が跳ねました。

――Telegram から届いた DM に貼られていたのは、白い星にテレグラムの青いチェックマーク。誰が見ても「公式サポート」にしか見えないアイコンです。僕は一瞬で安心し、なぜかウォレット接続リンクをクリックしました。

5 分後、残高はゼロ。送金ログだけがブロックチェーンに刻まれ、取り返しの付かない夜が始まったのです。

 “青いチェック=正規”という思い込みは、LINE 世代の僕らに染み付いた習慣。しかし Telegram では話が違います。

本物は「白星 × 青チェック」だけなのに、詐欺師はそっくりな「白丸 × 青星 × 白チェック」を量産し、仮想通貨界隈で資金を根こそぎ奪っています。

被害額は公表ベースでも月数億円規模。それでも国内メディアはほぼスルー――だからこそ、“知らなかった”では済まされないリスクが潜んでいるわけです。

本記事では、

  • 正規バッジと偽バッジを5秒で見抜く方法
  • 詐欺師が使う7つの心理トリックと実例
  • ウォレット&アカウントを鉄壁にする4ステップ
  • 万が一やられた直後に取るべき行動チェックリスト

 ──を、僕自身が“身銭で学んだ痛み”とともに体系化しました。わずか3秒の確認で、大切な仮想通貨も個人情報も守れます。「青いマークは全部公式でしょ?」と感じたことが一度でもあるなら、ぜひ最後まで読み進めてください。次に騙されるのは、いま画面をのぞいているあなたかもしれません。

テレグラムの青いマークとは?

まずはこの違いが分かりますか?

テレグラムの青いチェックマーク

上は正規のチェックマーク、そしてもう一つは、偽のチェックマークです。

まず大前提として覚えてほしいのは、正規の Telegram 認証マークは「白い五角形の星に青いチェック」──この1種類だけです。

  • 背景は透過またはチャットの色に溶け込む
  • 星の中心がやや上寄り
  • チェックは 45° 傾いた細めのライン

似た色味の 「白丸 × 青星 × 白チェック」 は、 Telegram 社が一度も採用したことのない非公式デザインです。チャット画面で見かけたら即・警戒モードに入ってください。

豆知識
公式バッジは BOT やチャンネルを対象に、Telegram 本体が「公的機関・大手メディア・大規模 OSS プロジェクト」だと確認したときのみ付与されます。個人ユーザーが直接申請しても通りません。

下記は白い星マークに青いチェック

テレグラムの公式

これが正規のもので、もう一つのこちらの画像は、

テレグラム偽物

白い丸の中に青い星のマークの中に白いチェックマークです。これが偽物です。

5秒判定!テレグラムの偽バッジを見抜く3ステップ

  1. 輪郭を確認する
    • 本物 → “星形” のアウトライン
    • 偽物 → “円形” または角が丸い星風アイコン
  2. 星の中の色をチェック
    • 本物 → 白星 の中に青いチェック
    • 偽物 → 青星 の中に白いチェック(色が真逆)
  3. アカウント ID をクロスチェック
    • プロフィールを開き、ID が “official” や “support” を含む場合でも、まず Telegram 内検索で同名チャンネルが複数出ないか確認
    • ドメイン付き URL(t.me/+xxxx)をコピーし、ブラウザで開いて登録国や古い投稿履歴を見ると判別が早いです

コツは 「色と輪郭→ID→履歴」 の順でライトにチェックすること。慣れれば本物か偽物かを3〜5秒で判断できます。

詐欺師が使う7つの心理トリック

しっかり覚えておきましょう。

トリック説明僕の失敗ポイント
限定性の演出「48 時間限定で ROI 120%」など煽る「今しかない」と深夜テンションでクリック…
権威の偽装偽バッジ+「公式サポート」を名乗る“青いチェック=安全”という思い込み
希少アイテムの強調レア NFT や初期トークン配布を装うコレクター心をくすぐられた
即レス&丁寧語ボットで 30 秒以内に返事が来る「ここは本物だ」と錯覚
秘密グループ招待URL を踏むと非公開グループへ内輪感にワクワク→油断
サポセン風アンケートGoogle フォームで個人情報収集メアドを書き込んでしまった
手数料不足の嘘「送信 GAS が足りません」→ ETH 送金誘導0.01ETH なら…と妥協

これらは単独よりも 複合技 で来るのが常套手段です。

「限定+権威+即レス」の三連コンボに警戒してください。

なぜテレグラムの青いチェックマークに気を付けなければいけないのか?

テレグラムは、中でも仮想通貨界隈の詐欺が多いです。

テレグラムの公式からの検索の場合には

テレグラムの青いチェックマーク

このように認証マークがあるものがあります。

たとえばこちらの記事も参考になります。

Telegram の認証ロゴとほぼ同じアイコンが、潜在的な被害者を騙すために詐欺師によって使用される別の投資詐欺となっています。 アイコンは認証済みの Telegram アカウントのように見え、青い星に白いチェックマークが挿入されています。これは、公式の情報源を識別するために使用されるメッセージング プラットフォームのロゴです。

1月には、シンガポール証券取引所(SGX)とシンガポールの政府系ファンドであるGICが、数百人のメンバーを擁するテレグラムの「投資」グループになりすましました。

少なくとも7つのそのようなグループが特定されており、そのうち最大のものは1,700人以上のメンバーを擁しています。

引用元 blokers iew

このような事は普通にあります。

とくに仮想通貨の場合、テレグラム経由で送金でもしてしまうと例えそれが詐欺でも回収することは不可能です。

仮想通貨のウォレットなどの番号やパスワードを求められた場合も確実に返金や詐欺立証も確実に無理ということになります。

銀行を介した振り込め詐欺とは違い、仮想通貨上で一発やらかすと全部資金は失います。保証は無し、奪われても警察も動いてくれませんので事件にもならない、犯人は捕まらないという事が確実路線です。ただし失ったものは取り戻せませんが現在の状況を改善する事は可能です。

もし引っかかったら?即時リカバリ・チェックリスト

  • ウォレット残高を確認し、資金が残っていれば直ちに別アドレスへ退避
  • 詐欺リンクを開いた端末で パスワード再利用サービスすべて変更
  • 10─30 分:
  • Telegram 内「設定 → ヘルプ」→ @SpamBot へ報告
  • 主要取引所のサポートに TXID と状況説明を提出
  • 30─90 分:
  • SNS で該当詐欺アカウントを共有し、二次被害を防止
  • 被害額が大きい場合は警察のサイバー犯罪相談窓口へ※100%戻らないですが一応報告する程度。

時間との勝負です。チェックリストはコピペしてメモアプリに保存しておくと安心です。

偽物の認証マークが狙う目的

なぜ詐欺師たちはテレグラムで認証マークを偽装するのかといえば、その目的は、信頼感を装うことで利用者を油断させることにあります。

正規の認証マークは、企業や公式アカウントがその正当性を証明するものとして使われます。ところが、この信頼感を利用して詐欺を働くために、詐欺師たちは似たようなアイコンを作り上げるのです

誤認させて騙す…ただそれだけです。

テレグラムでは通常「白い星に青いチェックマーク」が正規の認証マークです。

しかし、詐欺師たちはこれに非常に似た「白い丸の中に青い星、その中に白いチェックマーク」を使います。一見すると区別がつきにくく、利用者が「公式だ」と思い込む心理を巧みに突いてくるということです。

仮想通貨詐欺の具体的な手口ってなに??

実は僕もフィッシングで仮想通貨のウォレットをハックされた経験があります。

それはテレグラムだけではなく、Xです。

ある仮想通貨を事前に購入をしていたのですが その通貨の受け取り方法が分からないため、公式アカウントに近づいたんですね。

そこにリプをした瞬間に 「通貨名公式サポート」みたいなアカウントがメッセージを送信してくるのです。

まるで死体に群がるハイエナのようです。

なぜか公式の認証垢以外にも下記のように同じマーク同じ名称のアカウントが存在します。

仮想通貨詐欺アカウント

詐欺師たちは、まず最初に「公式グループ」と偽ることで信頼を得ようとするわけです。

たとえば、公式のようなマークあるいは名称をぶらさげて有名な仮想通貨取引所や大手投資会社、さらには仮想通貨関連のプロジェクトを装い、自分たちのアカウントをあたかも公式のもののように見せかけます。

テレグラム内で「プロジェクトの公式サポート」や「投資グループ」として振る舞うアカウントは、まるで正規のサービス提供者のように振る舞い、利用者の信頼を引き出します。

一見すると本物のように見えるこの偽装行為によって、被害者は詐欺の罠に気付くことが難しくなります。

さらに、詐欺師たちは「限定オファー」を提示することで利用者の興味を引きつけます。よくあるのは、「今だけ特別に〇〇%の収益が得られる投資プラン」や「期間限定のエアドロップ」など、目を引く提案が彼らの常套手段です。

こうした魅力的なオファーに惹きつけられた利用者は、指定された仮想通貨ウォレットアドレスへの送金を促されるのです。

この時点で、すでに詐欺の手口に巻き込まれているにもかかわらず、多くの人は「公式のものだから」と信じてしまい、貴重な資金を失うという図式です。

さらに悪質な手口として、詐欺師は個人情報の搾取を狙います。

「受取方法はどうやるのか?」

と質問をすると、詐欺サイトに誘導されてそのサイトでウォレットの接続を求めてきます。

もちろん接続して許可すると 

「ウォレットのパスキーどころか制御できるようにされてしまう」

のです。

僕の場合、受け取るアドレスだったため 殆どイーサリアムがありませんでした。

「イーサリアムさえも送金できないイーサリアムが無い」というほどで、

「ウォレットに資金を入れないといけない」などと言われたわけですが もちろんこの時点で気付きました。

「これは危ないやつだ」と。

SNSでもこのような傾向は多数あります。

公式アカウントの写真は公式垢以外は使ってないという思い込みから まんまと騙される仕組みです。

新規コイン名などの画像と「コイン名+公式サポート」などを謳い、公式アカウントにリブなどをした場合は、フォローやDMを送信してきます。そして質問などをすると、言葉巧みにフィッシングサイトに誘導されます。そこでウォレットのキーの入力などを求められる仕組みです。

くれぐれも気を付けるようにしてください!

基本的にテレグラム上のウォレットに資金を入れてなければ問題はありません。また無暗に接続をしないことが大切です。ウォレットを利用している場合には、リポークを定期的に実行する事も大事。

WEBサーフィンしているだけでも、うっかり誤ってクリックするだけで、吸い取られるのが仮想通貨ウォレットです。

厳密にいうと吸い取られるのではなく自ら騙されてルールを許可してしまい根源を奪われて出金されているだけなのですが(笑)

ウォレットが悪いのではなく自分の操作が悪いだけです。

ただ、騙す事を前提として相手も必至なので、くれぐれも気を付けるようにしてください。

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この記事を書いた人

ライサポラボ編集長/AI 副業クリエイター
■1984 年生まれ。通信機器メーカーで 10 年間、海外営業と新規事業開発を担当。
■2015 年にブログ副業を開始し、月 5 万円→50 万円にスケール。2021 年に独立。

■得意分野
• 生成 AI 活用(コンテンツ量産・自動化)
• ガジェット&Web サービスの実践レビュー
• 稼ぐ×守る=家計最適化ノウハウ

■モットー
Work Smart, Live Large.
■好きなもの
ハンドドリップコーヒー/深夜のガジェット分解/週末キャンプ

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