生活に欠かせない存在となったメッセージアプリ。しかし、使いやすさや機能性だけではなく、近年ではプライバシー保護が大きなテーマとなっています。そんな中で注目を集めているのが「テレグラム」です。
テレグラムの人気が増えている一方で、世の中には間違えた偏見を持つ人も多いのでこの記事でその誤解も交えて解説します。
犯罪組織が好むテレグラム なぜ人気?
犯罪組織が好む理由は?テレグラムについて プライバシー保護の観点からは重要ですが、同時に犯罪に利用される可能性も高めています。法執行機関にとっては、こうしたアプリの存在が捜査の障害となる一方で、一般ユーザーにとってはプライバシーを守るための有効なツールともなっています。
https://note.com/brainy_lilac629/n/n7cb53503af64
たとえばその一例ではこの記事ですが、
捜査機関がスマートフォンの解析に人と時間をかけるのは、そこから得られる情報が事件の全容解明に大いに役立つからです。特に重要なのが通信履歴です。電話はもちろんですが、メッセージ、チャット、メールのやり取りは文字情報として残るため、被疑者が言い逃れのできない最も重要な証拠の一つとなります。日本では、LINEがその典型例です。捜査機関は被疑者がどのような人物とどのような内容のやり取りをしているのか、LINEのトーク履歴に大いに注目しています。
従来のメッセージアプリとは一線を画すセキュリティ性の高さや独自の特徴が、世界中で多くのユーザーを惹きつけていますが、ここで注目して欲しい事は、いかなる場合でも開示する行為は問題です。
テレグラムは基本的にメッセージのやり取りの記録が取れないため、スマホでも解析しなければ取得は不可能です。一般的に開示請求をされたからといってその記録が開示されるという事は、セキュリティ上では甘いもので、過去に何度かLINEはその個人情報を漏洩させているほどです。
これがどれほど危険なのか?です。
犯罪者が好んで使う問題なんてどうでもよい話で、重要な事としてメッセージのやり取りを第三者が閲覧しようと思えば閲覧できることに問題があります。
つまり本来は、開示請求を起こしても確実に追えないようなアプリを日常から使うべきです。
開示請求で簡単に見えてしまうという点では、その気になれば運営側は個人のメッセージが筒抜けのように見えてしまうということだからです。
テレグラムであろうと個人間の会話と同じなので意図的にそのメッセージのやり取りを解析できたり調べる事が出来るような仕組みは僕から見ても大問題だと言えます。
犯罪者がどのアプリを使おうと自由だと思いますが、犯罪者が利用する以前の問題でLINEなどの形式のメッセージアプリは非常に危険と認識を持つべきです。
もっとメッセージに気を付けたいならシグナルというアプリです。
シグナルとテレグラムを比較すると、機能面で考慮しても現在はテレグラムより劣ります。
僕もシグナルは少し使ってみましたが、シグナルアプリは使い難くテレグラムの方が利便性が高いです。
テレグラムは、各自がスマホの管理さえ完璧にしておけばメッセージが漏洩することや調べられる事がありませんが スマホの管理やパソコンの管理次第では過去のメッセージは取得できますが、これは運営ではなくスマホの持ち主の管理面の問題です。
テレグラムは、犯罪者に好まれているわけでもありませんので ネットの書き込みには注意しましょう。
犯罪によく使われているのは、シグナルだと思います。
テレグラムが人気の理由は、メッセーアプリの使い勝手や性能です。
テレグラムなぜ人気の記事執筆者
テレグラム愛用歴は、5年以上です。
仕事だけでなくプライベートでもテレグラムを活用し最近ではテレグラムアプリ開発分野にも挑戦しています。
テレグラムは、LINEのように個人情報を管理されて流出するリスクがありません。
またLINEよりも軽快で尚且つ非常に軽く画像や動画が期限切れなどになる事もありません。
テレグラムは怪しいと言われがちですが最も今はシグナルアプリが怪しいと言われているほどです。
テレグラムなぜ人気?際立つ理由は、プライバシーへのこだわり
テレグラムの最大の魅力は、何といってもプライバシー保護に特化している点です。アプリを開発したのはロシア出身のデュロフ兄弟。特に兄のパヴェル・デュロフは、自由なインターネットの推進者として知られています。彼らは、ユーザーのデータが第三者に利用されることに強く反対しており、その理念がテレグラムに反映されています。
テレグラムのメッセージはエンドツーエンド暗号化に対応しており、ユーザー間の通信内容が第三者に盗み見される心配がありません。さらに、「シークレットチャット」と呼ばれる機能では、メッセージに送信後の自動削除タイマーを設定することも可能です。これにより、一度の会話が完全に消去されるため、プライバシーの保護が徹底されています。
群を抜くセキュリティ機能と透明性
また、テレグラムはオープンソースのアプリケーションとしても知られています。このアプローチにより、世界中のセキュリティ専門家がコードを検証できるため、安全性が常にチェックされ続けています。
一般的なアプリでは、セキュリティの脆弱性が後から発見されるケースもありますが、テレグラムではそのリスクが最小限に抑えられています。
さらに、サーバーの分散化にも注目です。テレグラムのサーバーは世界各地に配置されており、一つの国や組織がデータを完全に管理することができません。これにより、データの一元管理によるリスクも回避されています。
この仕組みの背景には、「ユーザー自身がデータの所有者であるべき」という哲学を体現しています。
これは、私たちが日常的に利用するアプリに対する考え方を根本から変える可能性を秘めています。データを一元管理するのではなく、ユーザーが安心してプラットフォームを利用できる環境を提供する。これが、テレグラムが世界中で愛されている理由の一つと言えるでしょう。
ユーザーが自由に使える多機能性
テレグラムが支持されるもう一つの理由は、自由度の高さです。たとえば、数万人が参加できる「チャンネル」や「グループ」機能は、ビジネスやコミュニティ運営に最適です。さらに、ボット機能を活用することで、自動化されたタスクを簡単に設定することも可能。これらの機能は、他のメッセージアプリにはない柔軟性をユーザーに提供しています。
加えて、テレグラムのユーザーインターフェースは非常にシンプルで、初心者でも直感的に操作できます。さらに、ステッカーやテーマのカスタマイズ機能も豊富で、自分好みにアプリをアレンジする楽しみもあります。
テレグラム他のメッセージアプリとの違いは何か?
メッセージアプリといえば、日本ではLINE、海外ではWhatsAppやFacebook Messengerが主流です。これらのアプリも便利な機能を持っていますが、テレグラムはこれらと比べて独自の利点がいくつもあります。ここでは、主要な違いに焦点を当てていきます。
プライバシーへの配慮が他を圧倒
多くのメッセージアプリは、利便性の向上を理由にユーザーデータを収集します。そのデータはマーケティング目的で利用されたり、場合によっては広告主や第三者と共有されることもあります。しかし、テレグラムはこの点で他のアプリと一線を画しています。ユーザーのプライバシーを最優先とする理念に基づき、データ収集を最小限に抑えています。
また、WhatsAppやFacebook MessengerはMeta社が提供しており、両者がデータを共有している点も懸念材料です。一方、テレグラムはそのような関連企業を持たず、ユーザーのプライバシーが確保される仕組みとなっています。この「ユーザーファースト」の姿勢が、多くの人々から支持を集めている理由のひとつです。
カスタマイズ性の高さ
テレグラムはユーザーが自分の好みに合わせてアプリを自由にカスタマイズできる点でも優れています。LINEにもスタンプやテーマ機能はありますが、テレグラムではさらに進化したステッカーやチャット背景の変更が可能です。特に、ユーザー自身がステッカーを作成・共有できる機能は、クリエイティブな人々にとって魅力的です。
テレグラムのステッカー見本
また、テレグラムでは複数のデバイスで同時に利用可能です。これにより、スマートフォンとタブレット、PCを使い分けながらスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
僕もテレグラムは、パソコン、スマホの両方で使ってますが全て同期しています。
大規模コミュニケーションの強み
LINEやWhatsAppは主に小規模なコミュニケーションに適していますが、テレグラムは大規模なグループやチャンネル機能を提供しています。たとえば、10万人以上が参加可能なグループは、イベント運営やビジネスでの利用に最適です。さらに、チャンネルを利用すれば情報発信者が一方的に情報を配信する仕組みを作ることも可能です。これは、YouTubeのような感覚でコンテンツを届けられるため、多くの企業やインフルエンサーに利用されています。
チャンネルの数も複数作れます。有料版のテレグラムに入ると作成できるチャンネル数も増えます。
他にも数多くの機能が実装されます。
無料版でもLINEより優れているのがテレグラムですが 明らかにLINEを軽く上回っています。
LINEとテレグラムの比較、スピードと軽快さ
テレグラムはアプリの動作が非常に軽快で、低速なインターネット環境でもスムーズに動作します。LINEは、多機能化に伴ってアプリが重くなりがちですが、テレグラムは軽量性を保つよう最適化されています。これにより、古いスマートフォンを使用しているユーザーにも快適な体験を提供します。
実際に僕も愛用していますがLINEと比べると明らかに軽快です。
日本ではよく犯罪に使われるアプリとテレグラムがよく言われるその真相は?
これは大きな間違いで日本で主流のLINEなどが個人情報を管理してしまっているからです。
管理してないから使われるという認識ではなく管理されているからこそ情報漏洩などが起こってしまったり他者に情報が流出するリスクがあるのです。
もちろんよくテレグラムアプリでメッセージのやり取りを行う犯罪者も多いですが犯罪者の利用するアプリではなく、ただ純粋にプライバシーや個人情報保護を重視したアプリということです。
また使い勝手としてもLINEよりもプライバシー面でも高く、機能も高いため、それぞれアプリを比較してみても筆者の私でさえテレグラムを優先して利用しているほどです。
ちなみに筆者はLINEアプリをプライベートで利用していません。
やはり使い勝手の良さ、プライバシーが高く個人情報の漏洩リスクもありません。
LINEの個人情報流出問題
無料通信アプリ「LINE」の利用者らの個人情報が不正アクセスで流出した問題で、松本総務相は16日、運営するLINEヤフー社に対し、3月に続いて2度目の行政指導を行う方針を明らかにした。7月1日までに、より具体的な再発防止策の履行状況や実施計画の報告を求める。
[PR]松本氏は閣議後の記者会見で、追加の行政指導について「再発防止に向けた抜本的な見直し及び、対策強化等を加速化させるため」と説明した。LINEヤフーは4月に再発防止策などを総務省に報告した。ただ、情報流出のきっかけとなった業務委託先とのシステムの完全分離には2年以上かかるとしており、松本氏は「不十分」だと指摘した。
引用元 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240416-OYT1T50117
このようにLINEの個人情報漏洩問題は珍しくなく個人情報が簡単に漏れてしまう事を意味しています。もちろん、表立った情報漏洩のみなので実体は不明ですが、セキュリティ面やプライバシー面では、確実にテレグラムの方が上回っていると断言できます。
逆に日本人がテレグラムを使わずにLINEを利用しているのか疑問なのですが 日本国内でも自分のプライバシーや個人情報漏洩を不安に感じ、テレグラムに乗り換えるユーザーも増えている印象です。
要点をまとめると、
- 動作が速い
- プライバシーが安全
- 自由度が高い
- LINEより優れている。
- チャンネル機能など多数の機能が存在する。
もしもLINEばかり利用している人は、テレグラム活用を推薦します。
一度使うとLINEよりも素晴らしい事に気づくはずです。